生きよ 堕ちよ

高校留年~プータロー~文系大学~再受験し医師~内視鏡に魅せられ消化器内科へ

北斗の拳のような世界は勘弁してほしい

昨日の当直バイトはCTが壊れていたせいか、救急車が一台も来なかった。その日のうちには直るとのことで直ったら連絡しますとのことだったが、連絡が来なかったので直らなかったようだ。

ここ最近の当直は満床の影響もあり、そこまで忙しくないが、4月からはバイト先が変わるのでここで当直をするのもあと数回だ。

 

新しいビーレジェンドを買った。

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まだ前に買ったミルキー味が残っているので(これは非常にうまい)飲んでいないが、種モミ風味ってどんな味だ? これまで飲んだ波動拳風味は美味しかった。かめはめ波風味はまあまあだった。

飢えた村のために種モミを持ちかえったミスミの爺さん(今日より明日というセリフは身に染みる)がシンの手下に殺されて、その手下をケンシロウが倒す。最後のシーンで爺さんの墓の上でモミをばらまくケンシロウ

そんなところにまいたって実るわけないだろうというバットにケンシロウ

「実るさ‥、下にあの老人が眠っている。」

いやいやいや、バットの言う通り実らんやろうと信者の僕でも突っ込んだ。

 

しかし北斗の拳は今でも面白い。矛盾は多いが、それを吹き飛ばす面白さがある。実家にはコミックスが全巻あるが、ユリアが死んだ後、ケンシロウがリンやバットに合流するまでの空白を描いた書下ろしが載っているとのことで究極版11巻を買い、結局究極版をすべて揃えた。

ラオウ以降の話は蛇足だという批判を見るが、僕にとっては修羅の国はもちろん、サヴァ、ブランカ、コウケツ、ボルゲ等すべてが面白く、涙腺が熱くなる。種モミプロテインに刺激され、久しぶりに一気読みしてしまった。

 

www.fnn.jp

北斗の拳は199X年が舞台で今より20年以上前だが、マスクの奪い合いで殴り合いが起こったニュースを見て、コロナウィルスのせいで北斗の拳のような荒廃した世界に近づきつつあるのではと危惧してしまう。フィクションだから面白いのであって、あんな救いのない世界では生きたくない。

 

www.huffingtonpost.jp

国公立の2次試験があった。東大をはじめとする有力大学の多くはコロナウィルス罹患者の受験を禁じ、再試験もしないとのことだが、これは仕方ないことかなと思う。自分が2次試験を受けた時の心境を考えると身につまされる思いだが、でも他の病気で受けられなかった人も再試験がないのだから(ある子が病気で理Ⅲを受けられなかったという話を知っている)、COVID-19だけを特別扱いするのは違う気がする。運、体調管理も実力のうちだ。

 

コロナウィルスの検査の是非が言われているが、した方がよいという意見、しない方がいいという意見、それぞれ一理ある。心理的には検査してほしい人が多いと思うけど、診断がついても感染をこれ以上広げないという意識は高まるかもしれないが(病院でウィルスをばらまいている可能性はあるが)、治療にはほぼつながらない。

が、これはインフルエンザもあまり変わらない。タミフルを飲んでも熱が出る期間を少し短縮するだけだが、検査を希望する人が多く、そんなんええから家で寝ときなはれと思いつつ、迅速検査をしていることが多い。

問題は、診断がつかないと休みと認めない学校や企業が多いことだ。診断がつかないとずる休みでは?とかそれくらいで休むなよという昭和的な精神論がまかり通っているところが多い。怪しければ診断がつかなくても公休、有給とするべきだ。ずる休みする奴が出てきても感染を蔓延させるよりはよっぽどましだ。

北海道の公立小中の休校は英断だと思う。本当は国がもう少しドラスティックにやるべきだが、国は決して言質をとられるようなことはしない。

 

今日の体重は78.5㎏

森元‥

前病院の時は興味のない研究会はたとえ同僚が発表していても行かなかったし、逆に僕が発表する研究会も他の同僚はあまり来ていなかった。それが当たり前だと思っていた。

が、大学病院はそうではなく、同僚(特に上級医)が発表する時は参加が暗黙の了解のようになっている。発表ならまだしも小遣い稼ぎの座長をしているだけの研究会まで参加の圧力がかかる。

しかもその際に皆ジャケットを着ていく。自分が発表する時はスーツだが、聞きに行く時はジーパンで行っていたし、普段ジャケットをあまり着ないので10年以上前に買った薄いジャケットが1枚あるだけだ。その他、セミフォーマルの飲み会もちょこちょこあり、着ていくジャケットが無くて困っていたので、今日アウトレットにジャケットを買いに行った。

COVID-19の影響で空いているかと思ったが、結構混んでいた。警戒は必要だが、ずっと家に引きこもるのもストレスフルだし(どうせ仕事で電車に乗らんとあかんし)、経済もある程度回さないとこのままじり貧となってしまう。

色々見て、一番かっこよかったサンローランのジャケットを買った。定価ではちょっと手が出ない値段だが、さすがアウトレット、半額以下になっていた。それでもちょっと高めだったが、いい歳だし、そこそこのジャケットを一つ持っていてもいいだろうとのことで思い切った。その他バナナ・リパブリックでチノパンを買った。

アウトレットのフードコートで食事をしたが、11時頃に行ったのに結構混んでいた。

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ローストビーフ丼を頼んだが、見本より若干ひんそう‥。ま、美味しかったからいいけど。大晦日に訪れる時は買い物後温泉に入るが、さすがにそれは止めておいた。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

‥また斜め上をいきよって。森元、頑張るベクトルが違うぞ。お前がなるならんは自己責任やし、マスクで予防できるものでもないからな。

 

でもな、お前が感染した時に、できる限りうつさないようにするためにマスクはあるんや。 

mfuku4585.hatenablog.com

この電車のぼんくら若者もそうだったが、これだけマスクが無くなっている状況なのにまだマスクを理解していないものが多い。

と偉そうに言っているが、僕も「しとけば、うつらないかな?」とは思っている。現に医者になってからは一度もインフルにはかかっていない。うちの家族が全員やられた時も僕は大丈夫だった。

 

今日の体重は78.8㎏。 上記ジャケットを着られないようにならないため、これ以上太れない(笑。

臭い物に蓋してもあかん

ただいま当直バイト中。ちょっと遠かったが綺麗な病院だ。

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ちょこちょこコールあり。発熱患者から連絡があったが、COVID–19のこともあり、断って良いかと連絡あり。エアロゾル感染も言われていて、感染経路不明な発症も多く、一旦判明すれば病院閉鎖となるためやむを得ないだろう。そのうち感染症指定医療機関だけでは対応できなくなるだろうが。

ちなみに前病院は第1種感染症指定医療機関で、新型インフルエンザの時は病院が大変なことになっていたが、今は大丈夫だろうか? 今度この4月に辞める先生の送別会があるので(中止になるかもしれないが)、聞いてみよう。

 

mainichi.jp

感染症の世界では有名な先生で感染症が専門でない僕でも岩田先生のことは知っているし、著書も何冊か持っている。

今回の出来事については真偽はわからない。厚労副大臣の船内のゾーニングの写真もお笑いだったし、どっちもどっちなのかもしれない。橋龍が草葉の陰で泣いてるで。

さっきニュースで厚労省が乗船した職員の検査はしないとしていたが、一転検査すると言い出した。陽性者が多く出ると業務に差し障りが出るため調べないでおこうとしたらしいが、こういう臭いものに蓋的な対応が感染の蔓延を招くのは自明だろう。検査で陽性とでないと感染していないはイコールではない。

 

早く収束して欲しい。先日行われた研究会も閑散としており、中止になっているものも多い。学会も延期や中止が決定しているものがある。仕事のため次女の卒園式に行ってやれないので、代わりにおもちゃを買う約束をしており、先週梅田のヨドバシカメラに行ったが、いつもより人が少なかった。

政府がCOVID–19疑い者に強制力をもたせた出勤停止、出校停止を言っても いいのではないか。日本人の気質からするとそうでもしないと皆無理して働くわ。

 

カキ小屋を満喫 / ついに医師がCOVID-19に

先日、家族でカキ小屋へ行った。子供らは焼きガキ食べ放題は厳しいかと思い、単品にする予定であったが、店員さんがいい人で大人1人の食べ放題の値段で子供3人食べ放題としてくれた。その他、カキご飯や飲み物もサービスしてもらった。

 

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といっても、写っている長男は焼きガキはあまり食べず、カキフライ、唐揚げ、ポテトフライを食べていた。貝が好物の長女は結構食べていたし、次女もそこそこ食べていた。

僕は子供の頃はカキの癖がだめで全く食べることが出来なかった。大人になってこわごわ食べてみたらごっつ美味しかったのでなんか損した気分になった。

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身がプリッとしていてとても美味だった。なんぼでも入りそうだった。

 

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家族5人分の闘いの後。いいお店だった。また行きたい。

 

news.tbs.co.jp

医師にCOVID-19感染が認められた。医療知識は多少の予防には役立つかもしれないが、仕事で不特定多数の患者と接する以上感染リスクは高く、こういう事態も想定はできたし、僕にとっては他人事ではない。もう武漢云々ではなく、感染は広がっていると考えた方がいいのだろう。

数日前にまだエピデミック(一定の地域にある種の感染症が通常の期待値を越えて流行すること)でパンデミック(エピデミックが世界の複数地域でおこること)にはなっていないというニュースを見たが、パンデミックになりつつあるのでは?と危惧してしまう。

インフルエンザのように暖かくなると収束してくれると期待してしまうが、暖かいはずの東南アジアでもみられることから、これは都合の良い願望かもしれない。COVID-19は大したことないという説もあったが、致死率2%は決して低い数値ではなく(インフルエンザの致死率は0.1%くらい)、そう楽観もできない。当初は上気道症状(鼻水、くしゃみ、咽頭痛など)はないとも言われていたが、上気道症状もあるようだ。

不必要に怖がる必要はないと思う。正直なるようにしかならない。でも大学病院では中国、香港、マカオへの渡航が禁じられたが、今年は海外旅行は止めておこうかな。

 

今日の体重は78.4㎏。カキを食べた後、僕だけ下痢した。生ガキは食べていないし、嘔吐はなく、多分IBSだ。

 

とうとう大学病院にもマスク不足の波が‥

漸く五十肩のリハビリが終わった。最初に痛くなってから2年近くたつ。右が治ったと思ったら今度は左(笑。まだ突っ張った感じは残っているが、日常生活にはほぼ支障が無くなった。びびりながら懸垂を再開しているが、10回出来るようになっていたのにパーシャルで3回(さすがに怖くてフルレンジはトライできない)くらいしかできなくなってきている。

昔懸垂が1回もできなかったころ、家に懸垂台がなかったのでジムで懸垂台にぶら下がるところから始めた。誰も見ていないと思うが、首をかしげて肩を回しながら痛いので上がらないというしょぼい演技をしていた。それを繰り返すことでいつのまにか1回出来るようになり、回数も伸びていった。今は懸垂台が家にあるのでしょぼい演技は不要だ(笑。

 

火曜日に行ったESD検体の容器にシールが2枚貼ってある(もう1枚は中断した患者のもの)ので、いったん差し戻すと金曜日に病理部から電話がかかってきた。最初は意味が分からなかったが、ナースが間違えて2枚貼ったらしい。

1人はESD自体中断したので検体があるわけなく、取り違えようがないのでそう言ったがそれでも受け取るわけにはいかないと。杓子定規すぎるやろ、ロボットか、お前は?そもそも俺じゃなくて内視鏡室に言うことやろ、といらいらいらっとして、はいはいはいはいと連呼して電話を切った。実際、内視鏡室が処理することであるので、僕にはその後何の連絡もなかった。

そもそもなんで火曜日にESDした検体を金曜日に病理医がまだ見てすらいないねん。前病院でも火曜日が僕のESD日やったけど、大体は金曜日には結果が返ってきていたし、退院までに病理の説明ができていた。大学病院は2週間以上かかり、入院中に説明できることはない。先週やった筋層を削った食道ESDの人の結果も、すでに退院しているが、もちろんまだ返ってきていない。

前病院も規模としては大学病院クラスであるが、病理医の数は大学病院より圧倒的に少ない。それでも結果が返ってくるのは断然早い。大学病院では臨床以外に研究、教育、外勤が必要であるにしても遅すぎる。怠慢といっては言い過ぎだろうか。

 

大学病院にもとうとうマスク不足の波がやってきた。ある程度備蓄しているが、入荷が遅延しているのでマスク着用方針を提示し、それ以外の使用は控えるようにというお達しが回ってきた。

僕は研修医のころからマスクをずっとしているが、それは感染予防が主眼ではない。正直サージカルマスクの予防効果は限定的だと思っている(そのため結核やその疑いの患者の部屋の入室時にはN95マスクをつけるが、とてもずっとつけていられるものではない)。どちらかといえば、感染源となりたくないという思いの方が強い。後は臭いの予防だ。僕自身のくさい臭いをまき散らしたくないし、くさい臭いを嗅ぎたくない。

お達しには新型コロナウィルス感染症患者と接触する可能性がある職員は着用、咳エチケットに基づく着用、標準予防策、飛沫感染予防策に基づく着用とあるが、前2者は限定されるが、最後の項目は医療従事者なら結構当てはまっていると思われる。

今のマスク状況はちょっとしたヒステリーの様態を呈している。マスクを買い求める人とそれに便乗して高い値段で売りつけようとするハイエナたち。

よいことではないが、マスク交換の頻度を減らしてはいる。しかし、研修医からの習慣をそう簡単に変えることは難しい。

 

今日の体重は78.2㎏。一進一退だ。

 

この年になってまだ試験→適応外ESD→当直バイト→ID忘れ→まあまあみじめ

昨日の午前中は英語の試験。いわゆる論文博士を取ろうというポーズ(笑。大学院入試の英語と同じ試験で、当たり前だが大学院に入ろうとする人の方が多かった。論文博士もこの試験に合格する必要がある。

正直舐めていたし、英語のペーパーテストに対する過信もあった(科目別では母校とワンランク上の大学の大学別模試の英語だけ名前が載っていた)。過去問をいくつかはやったが、適当にやっていた。

英問英答と英文和訳の4問中2問を選ぶ形式だったが、迷わず和訳を選んだ。辞書持ち込みOKだが、とにかく分量が多い。最初はすぐ仕上げて教室から出ようと思っていたが、ガチンコ勝負となり2時間の試験の5分前に何とか終わった。最近字を書くことがめっきり減ったが、昨年1年分に書いた字の量より書いたかもしれない。さすがに落ちることはないと思うが、同じ科の先生で落ちたことがある先生もちらほらいた。

 

午後はESD2件。1件目は前も書いたが、適応外でかなり難易度が高く皆が敬遠して僕に回ってきた症例。本来なら僕が英語の試験を受けている時間に入っていたが、わざわざ午後にずらして行った(時間をずらす時はもっと早く言うようにと言われていたらしいが、僕からすれば、はあっ?無茶振りされてるのに?じゃあほかの先生がやってよとしか思えなかった)。

病状説明の段階で危なかったら撤退すると重々説明していた。諸事情で手術が難しいのでESDということだったが、手術できない人はESDもしてはいけないと思う。以前それで結構しんどい思いをした(また後日書きたいと思う)。

慎重に切り進んだが、繊維化が強く、予想通り筋層牽引所見(筋層への癌の浸潤の疑いがある。筋層へ癌が浸潤すると早期癌ではなく進行癌になるので内視鏡治療の適応外)があり、それでもびびりながら筋層を針状メスでちびちび切ったが、筋層が深くなっていった。2時間以上がんばったが、いつ穿孔してもおかしくない状態であり、スネアリングも考えたが、撤退することとした。その後、大腸のESDを行った。こちらはまあまあスムーズに終了。バイトの時間が迫っており、急いで病院を後にした。

まあまあハードだったので、当直が忙しかったらいやだなあと思ったが、幸いそこまで忙しくなくまあまあ眠ることが出来た。が、引き続き行った今日の内視鏡バイトの途中で電カルのIDがわからなくなり、ログインできなくなった。その時はどうしても思い出せず、患者に画面を見せて説明することが出来なかった。1年近く通っているのに衝撃だった。4桁の数字で意味のある数字ではないが、それにしてもひどい。脳が劣化している。大丈夫か、俺?

 

gigazine.net

47歳は人生で最も幸福度が低くみじめさを感じやすい年齢らしいが、幸福度はそうでもないが、脳機能低下でみじめではある(笑。幸福度の低さもみじめさも18~19歳の時がピークで、そこを越えるのは並大抵のことではない。

 

今日の体重は78.1㎏。 今日の昼ご飯にクリームたっぷりの菓子パンを食べてしまった。当直で疲れた日はこんなものを食べたくなってしまう。

choosing wiselyについて調べてみた

本日、息子が入学する中学の制服や靴などを購入するため、家族全員で出かけた。大学時代、減量のため昼食をプロテインとサラダにしていたことがあったが、大学で飲むのが恥ずかしいので、少し離れた公園に出かけて飲んでいた。その公園の近くが最寄り駅で、懐かしい気持ちになった。息子が通う学校は綺麗な学校だった。

 

choosing wiselyという概念がある。過剰で無駄な検査や医療をしないとアバウトに理解しているが、どういう概念なのかをこの際理解しようと思い調べてみた。 

 

以下choosing wisely japanのサイトから一部転載

Q: Choosing Wiselyとは何ですか?

A: 医療者と患者が、対話を通じて、科学的な裏づけ(エビデンス)があり、患者にとって真に必要で、かつ副作用の少ない医療(検査、治療、処置)の“ 賢明な選択” をめざす、国際的なキャンペーン活動です。

Q: Choosing Wiselyは、どんな活動をしているのですか?

A: : アメリカでは、 70 以上の臨床系の専門学会が、医療者、患者双方が考え直すべき”5 つのリスト” を作成しています。それらを合計すると、約 450 項目(2017 年 3 月現在)にも上ります。”5つのリスト”は、その根拠となる文献とともに、インター ネット上に公開されています。同時に、消費者団体(ConsumerReports) との協働で、一 般(患者・市民)向けにやさしく書かれた説明書が作成されています。
日本では、総合診療指導医コンソー シアムが、以下に挙げる”5つのリスト” を発表しました(GenMed. 2015; 16: 3-4.)。

1.健康で無症状の人々に対してPET-CT検査によるがん検診プログラムを推奨しない

2.健康で無症状の人々に対して血清CEAなどの腫瘍マー カー 検査によるがん検診を推奨しない

3.健康で無症状の人々に対して MRI 検査による脳ドック検査を推奨しない

4.自然軽快するような非特異的な腹痛でのルーチンの腹部CT検査を推奨しない

5.臨床的に適用のないル-チンの尿道バルーンカテーテルの留置を推奨しない

 

‥なるほど。僕の理解はやや簡略化されているが、大きな間違いはなかったようだ。

5つのリストを守ることができているかチェックしてみよう。

1は一度だけ、CEA腫瘍マーカー)が少し高いだけの神経質な人がどうしても撮ってくれというので自費で撮影したことがあるが、それ以外には適応外の人に撮影したことはないし、言ってくる人がいても断っている。そもそも、PETは癌の病名が付かないと保険適応にならず、10万円前後かかる。被爆量も多い。

2に関しては全く同意見だ。前病院に勤務していた時、初診から回ってくる患者の多くに意味なくCEACA19-9が調べられており、軽度高値のため追加検査をせざるを得なかったことが多々ある。僕の記憶ではそれで癌をひっかけられたことは一度もない。PETで例に挙げた患者は僕が調べたのではなくて人間ドックで調べられていた。

CEAは喫煙で上がるが、ドックで軽度上昇を指摘された喫煙者に意味なく検査をし続けていたことがある(CEA高値は結構消化器内科へ来てしまう)。禁煙しろと散々注意したが、禁煙せずに平気で通院してきていた。

3に関しても同意見だ。外来で心配だからついでに脳のMRIを撮ってくれという人がいるが、保険診療でこれをするのはおかしいと突っぱねていた。

ただ救急当直をするようになって頭部MRI閾値は下がっている。ナースからもMRI撮らないのか?というプレッシャーがひしひしと感じられる。何とも言えない症状の時、大丈夫だと思うけど見落としをするくらいならと思い撮影してしまっていることがある。‥反省。

4も同意見だ。腹部USは結構あてるが、CTを撮るのは膵炎、胆管結石、穿孔などを疑うよっぽどの腹痛の時だけだ。

5も同意見だが、大学病院では上部消化管ESDで留置するしきたりがあり、これには逆らいきれていない。たしかに尿意で不穏になる人はいるのでこれは適応といっていいかもしれない。

僕も交通事故にあった時に留置されたが、非常に不快であり、頼むから抜いてくださいとナースに迫っていた。

‥変態やん(笑。

 

今日の体重は78.2㎏。ちょっと食べる量を減らしている。