生きよ 堕ちよ

高校留年~プータロー~文系大学~再受験し医師~内視鏡に魅せられ消化器内科へ

錫・アルミニウム婚式

時々、夫が結婚記念日を忘れていて、妻の機嫌が悪くなるという話を聞く。

‥うちの夫婦は毎年お互い忘れている。そして僕が大体数日後に気づく。今年の8月で結婚10年目になるが、数日過ぎてかろうじて僕が思いだした。

喧嘩にならないだけいいかとポジティブに考えることにした。誕生日は忘れないんだけどなあ、なんで結婚記念日だけ毎回忘れるのだろうか。8月8日で覚えやすいんだけど。

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10年目は錫・アルミニウム婚式というらしい。フーンとしか言いようがないが(笑。

 

前、親知らずを抜いた後に、普通に食べようとして苦痛が増したため、今回は学習し、朝、昼はウィダーインゼリー2本、晩はラーメンや豆腐を食べている。そのおかげか、今のところ、痛みはそこまで辛いものではない。痛み止めは1日2回飲んでいるけど。

昨日、専攻医1年目のESDの指導が2件あるため、11時すぎから1件目を始めた。ほとんど取り上げずに頑張ってもらい(幽門きわきわの切除だけ僕がやった)、予定していなかった病変がもう一つあったことから、終わった時には14時30分過ぎだった。

先生、昼ごはん食べますよね?、次何時からします?と言われ、親知らず抜いて食べると痛いから、ウィダーインゼリー2本だけなんですぐ終わるでといい、15時から始めることにした。

 

1年目2人はところどころ危ないところはあったが、上手に切っていた。僕自身、ESDをはじめてやったのは専攻医3年目の頃で、しかもいきなり穿孔させた。

どこかに勉強に行かせてくれと何度も訴えていたが、そんな機会は与えてもらえず、でもここでESDさせといたら、こいつも大人しくここの病院に残るだろ(専攻医2年目から3年目に上がる時に別の病院に誘われてうつろうとしたが、大人のパワーゲームでつぶされた)と思って当てられたのだと思う。

実際、僕も何の根拠もなく出来るだろうと思っていた。慢心していた。10年以上前でESDもまだ十分普及しておらず、micro perforationで縫縮もし、腹膜炎もなかったが、痛みが少し遷延したため、結局手術になってしまった(今であれば、手術は回避できた)。

僕はそれ以降、どんなに言われても専攻医の間はESDをしなかった。勉強に行かせてくれと言い続けたが、結局その機会は与えられなかった。

 

今日は大腸のESDをした。呼吸性変動が強く、ポジションがころころ変わり、難渋したが、なんとか取り終えた。穿孔はさせなかったが、筋層が一部露出したので、熱が出るかもしれない。

 

今日の体重は75.4㎏。ゼリー2本で大体300kcalであり、朝昼で約600kcal。夕食が300~400kcalであり、1日1000kcal程度しかとっておらず、肩が痛くて下半身しか筋トレができない(歯よりむしろこちらが痛い)ため、カタボリズムが起こってしまうと思い、チョコレートやチーズを食べた。それでも減ってきている。

親知らず3本目の抜歯

アマゾンプライムでドキュメンタルを見ていると、GOSSOという鼻毛抜きワックスが出ていた。番組内で使用されており、ごっつい抜けていた。

鼻毛が延びやすく、気が付くと束で飛び出していることがあり、いつも鋏を鼻の穴に突っ込んでじょきじょきやっていたが、なんかいい方法がないかなと思っていた。

これだと思い、早速アマゾンに注文し木曜日に届いた。すぐに使ってみたが、確かにごそっと抜けた(アップしたいが、さすがにグロいのでやめる)。若干痛かったが、気持ちよかった。

GOSSO ゴッソ (ブラジリアンワックス鼻毛脱毛セット)

GOSSO ゴッソ (ブラジリアンワックス鼻毛脱毛セット)

 

やっといいものに巡り合えた。あとは耳かきのいいものが手に入れば‥。耳かきをするのが結構好きで、自分に飽き足らず、子供たちの耳垢も時々取っている(娘の耳から6~7㎜あるのが取れた時は歓喜の声を上げた)。スコープ付きのものも数年前に買ったが、すぐに壊れてしまった。 

耳鼻科医を選べばよかったかとも思ったこともあったが、仕事にするとうんざりすると思うので、止めといて正解だろう。

 

木曜日は外来クラークさんたちと飲み会があった。前ほど羽目は外さなかったが、何人かと抱き合っていた(名誉のために書いておくが、僕から抱き着いてはいない。そうするようになったら、本当に終わりだと思う)。

金曜日は朝早く病院に行き、3件たまっているカプセル内視鏡読影しようとしたが、2件でギブアップした。検査の統計も作り、2人退院させ、仕事がまあまああり、結構病院にいた。

 

今日は午前中ジムに行ったが、マシンやフリーウェイトが新しくなっており、いろいろ触ってみた。良くなったものが大半だが、最後の追い込みに使っていたペックフライがいまいちであり、チェストプレスをしようとしたら、左の肩に痛みが走った。

肩鎖関節の損傷だとすぐに分かった。交通事故の影響で右の肩鎖関節は脱臼したままだが、今回痛めたのはそちらではなく左だった。肩を挙げようとすると痛みが走る。結構痛い。鎖骨がはがれそうな感じがする。

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夕方左下の親知らずを抜歯に近所の歯科へ。数日前から少しうずいていたので、延期されるかもと危惧したが、抜くことになった。

最初はまったく痛くなかったが、途中から結構痛くなってきた。あれ、前こんなに痛かったっけ?と思うくらいであった。さすがに声は出なかったが、手は強く握りしめ、変な汗が出た。

時間としては30~40分だろうか。体感的にはもっと長かったが。右下と同じように横向きに生えていたので、半分に割って取られていた。

年を取ると色々な理由で親知らずは抜きにくくなるとネットの記事で読んだ。学生時代に口腔外科の授業もあったが、そこで習ったかどうかは定かではない(笑。歯の石膏モデルを実習で作り、変な骨が出ていて、これは入れ歯作る時に削らなあかん、大変やと言われたのは覚えている。

 

親知らずを抜くのは若いうちに!

大事なことなのでもう一度書きました。

 

親知らずが痛めば、肩の痛みは紛れるかと期待したが、普通に両方痛いだけだった。痛み止めを飲んだところ、歯は治まったが、肩は結構痛い。

 

今日の体重は75.7㎏。今日の夕食はウィダーインゼリー3本。後はチョコを食べたくらい。腹減ったが、食べると痛みが強くなるので、しばらくはゼリーが主食だ。

 

 

査読

今週の外来は台風の影響で10人ほどキャンセルが出た。50人強が40人くらいになって楽は楽だったが、しわ寄せは別の日に来るので素直に喜べず。

昨日は大腸ESDの指導。胃の場合はボケっとみていることが多いが、さすがに大腸はそういうわけにもいかず、色々口を出したし、半分ほどは僕がやった。僕自身、大腸ESDとなるとまだ身構えるのに、指導をするなんて10000年早い気がする(笑。

旅行から帰ってきて、CSの調子がいまいちだったが、ようやく復調してきた(前より痛くなかったと言ってくれる人も何人かおり、先生上手とも言ってもらえた)。でも、やっぱりダナンに戻りたい(笑。欧米のように休暇を長期取れる社会に日本の社会がなるかと言われれば、まず無理だろう。それだけ休んでしまうと、戻った時のしんどさも半端なさそうだし。

 

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 ダナンに行く前に英語論文の査読をしたが、そのお礼として図書券1000円分送ってきた。日本の学会の英文誌だからだろうか。これまで海外の英文誌の査読をいくつかやってきたが、こんなのは初めてだ。日本の別の学会誌の査読(日本語だけど)をした時も全く何もなかった。

登録しろとメールが来たのでよくわからないままpublonsとかいうのにも登録していたが、ここからも査読の登録をしなはれとメールが来た。

自分の論文も誰かが査読してくれていて、持ちつ持たれつということで査読はできるだけ受けるようにはしているし(さすがに自分の専門と関係ないジャンルは断っている。マラリアの薬の論文を僕にどう査読しろと言うのか)、それに報酬は期待していないが、気持ち程度でも嬉しい。

 

しかし、open accessの論文は高い投稿料を取るのだから(紙媒体がないため、宣伝がないからしょうがないのかもしれないが。それでも20万の投稿料は躊躇する)、査読者に多少還元してもいいのではないかと思う(上で書いたことと矛盾するが)。

自分が査読するようになってみてわかったが、査読って結構大変だ。僕が最初に書いた論文は何度も突っ返され心が折れそうになったが、今となって思えば論文を良いものにしようという熱意だったとわかる(最初に指摘しなかった問題点を後で指摘してきたというルール違反はあったが)。邪魔くさいと思えば、さっさとacceptするかrejectしてしまうこともできるのだから。

 

今回いただいた図書券は間違えて2冊買ったsafariの8月号の分と考えよう(笑。しかし、古い雑誌をいつまでもおいとったらいかんわ。週刊誌でも時々トラップが仕掛けてあり(休刊となった週にコンビニにぽつんと置いてある古い号に幾度騙されたことか)、騙されて買ってしまうことがあるが、今回はダナンから帰ってきてコンビニで1冊だけあったsafariを買ったら8月号だった。

半分くらい読んで、なんかこれ見たことあるなと思い、部屋を見ると同じ雑誌があった。半分くらい読まないと気づかない自分もどうかと思うが。

よく医学書を買っていた頃は、同じ医学書を間違って買うことがたびたびあった(ひどい時は3冊買ったものもあった)。医学書は高いためダメージがでかい。万を越えるのも珍しくない。

しかし、最近は医学書をあまり買わなくなった。家も病院も飽和状態で置くところがないというのもあるが。買って満足することも多かった(笑。

今日9月号を買ってきた(笑。

 

今日の体重は75.6kg。排便回数はぐっと減り、1回/日くらいだが、まだ下痢は続いている。明日は飲み会で、土曜日は親知らずの抜歯だ。

炎天下の研究会

斉藤由貴‥。どないしたんや。

50にしては今も奇跡的に綺麗だが、今の若い人は知らないだろうけど、若いころは本当にかわいくて、結構好きだった。決して歌はうまくないが、誰かから借りてダビングしたテープをよく聞いていた記憶がある。

 

休み明けであるが、今週はまあまあ忙しかった。月曜日の当直から始まり(no callだったけど)、食道ESDの指導(少々難しかったのでちょっとやった)、大腸ESD(難易度が高く、hybrid ESDをしようとしたが、分割になった)、術後胃のERCP(成功)、他院でtotal enteroscopyできなかったので、してくれと依頼された小腸内視鏡(成功)などなど。

まだ休みボケが抜けていない身には少々つらかった。

あーダナンに戻りたい。

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娘の浮輪を奪ってます(笑。名誉のために書きますが、一応4泳法できますし(バタフライはあまり長くはできないけど)、小学校の時は学校で一番クロールが速かったし、中学の時は市の水泳大会に選ばれてました。

市の大会の時は授業を合法的にサボれるのでよかったが、帰ってきたらスウェーデンリレーのアンカーに勝手に決められ、400mを走らされた。ごっついしんどかった。欠席裁判はいかんわ。ほんまに腐った学校だ。

思い出すと腹立ってくるのでもうやめよう(笑。

 

今日は子供たちと妻が妻の実家に帰省した。今回は短くて火曜日には戻ってくるようだが、それでも家ががらんとして寂しい。

長男は進学塾に通っているが、長女もそこまでバリバリの塾ではないが、勉強の補助をする塾に通っている。バリバリではないが、定期テストがあるらしく、そこで4位を取ってきたらしい。クラスで?と思ったら、学年全体で100人以上いるとのこと。おー、すごいなと褒めておいた。

なりたいものがコロコロ変わり、パティシエ、CA、ナースなどと言っていたが、医者になると言った時は、やめた方がいいよと言っておいた。親父が僕が医学部に受かった時に、これから医者になってもいいことないぞと言っていたが、今よりもさらに辛い時代が来ると思われる(やりがいはあるし、僕が今以上の生活を送れる方法は他にないけど)。

この子は本もよく読むし、太っ腹なところがあるが、朝が異様に弱く普段から起きるのが遅い。4年生の長男がラジオ体操に命を懸けている(休みたくないからダナンにもいかないと言っていたこともあった)のと対照的に一度もラジオ体操に参加しない。行くように言っても嫌だの一点張り。アイスで釣ったりして、なんとか行くと言わせたものの、結局朝起きない。僕も尻をバンバン叩いているが、全く起きない。

普段子供たちを見ていて、3人の中でこの子が一番僕に似ているなと思っていたが、朝弱いところまで似なくてもいい。高校ダブるぞ(笑。

 

今日は研究会のため大阪へ。天気がごっつい良く、何が哀しくてこのくそ暑い中、スーツを着ないといけないのだ(さすがに上着は置いてきた。ネクタイも途中で取った)と切なくなった。あ~あ、家でドラクエ11してえなあ(天気関係ないけど)と思いつつ、重い腰を上げた。

大阪に着くと、浴衣姿の女の子を多くみかけ、そういや今日は淀川花火かと余計に哀しくなった。梅田は人でごった返しており、汗が止まらなかった。

 

時間前に研究会会場へ。マニアックな研究会で、1例目の症例が大分ねばく突っ込まれており、2例目に症例を出す予定の僕はドキドキしていた。が、2例目の僕は希少症例を3例出したので、症例経験が多いですね~と言われ、あまり突っ込まれることもなく、さらっと終わった。

休み時間に、主催の先生に次もよろしくと言われ、次も出すことが決まった。なかなかマニアックな会で結構楽しかったので、また頑張って準備しよう。

 

タクチケをもらっていたので、帰りにタクシーを拾おうとしたが、ヒルトンホテルのタクシー乗り場は長蛇の列であった。確か紀伊国屋書店の近くのタクシー乗り場は長距離乗り場があったよなと思い向かったが、今はなくなっており、そこにはもっとひどい列ができていた。

一瞬電車で帰ろうかと思ったが、せっかくのチケットがと思い、またヒルトンまで戻ることにした。途中でグランヴィアホテルのタクシー乗り場があり、ここも混んでいたが、タクシーも多く来ていたので、ここで待つことにした。

15分ほど待って乗ることができた。タクシードライバーも今日はおかしい、花火の影響かな?と言っていた。道は幸いそこそこ空いていた。

 

今日の体重は75㎏。ほぼ旅行前のレベルに戻った。かなり食べたので太ったかと思ったが、見た感じはあまり変わっていなかったので、単に食べたものが残っていただけらしい。逆にあれだけ食べて、太らないのか!と驚きでもある。太りやすい体質が変わったのだろうか。それなら嬉しいけど。ただ、下痢はましになってきたものの、まだ続いている。

ダナン旅行④

昨日の当直は奇跡的にno callだった。旅行で疲れていたので助かった。残業を減らすために、当直明けの午後は帰るように奨励されているが、結局仕事が終わらず、7時過ぎまで帰られなかった。

背中の皮がボロボロめくれてきてとても痒い。

 

続きを書く。

この日の夜に帰ることになっているので、最終日となる。

 

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朝食会場の入り口で。ここで朝食を食べるのも今日が最後。恥ずかしいのに、嫁がすっと写真を撮らず、しかもピンボケ(笑。

 

食後、海へ。

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本日が最終日だが、一番よい天気だった。

 

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かっこつけているが、ボディボード歴4日(笑。

 

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もう一つのプール。海に近い。

 

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息子は成長したところを見せてくれた。昨年より顔が普通(笑。

 

ダナン博物館入り口近くの土産屋の関羽像が一番リーズナブルだったので、見に行くことにし、ついでに空芯菜が美味しかったので、ラン・ゲーにまた行くことにした。

チケットを買わずに入口手前の土産屋だけをみるつもりであったが、僕が関羽像を見ている間に、嫁と子供は他の観光客がごった返している中、どさくさまぎれに博物館の中にある土産屋を見ていた。

 

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関羽像は180000ドンという安さで、日本円では1000円以下だ(帰ってきてすぐに矛を持つ手のところが壊れたけど)。ずっしりと重く、これが1000円以下とは信じられなかった。

娘二人には扇子を買ってやったが、末娘は無理やり開けようとして、買って数秒で破壊していた。「だって、これ開かないんだもん。開かないんだもん。」と何度も言っていたが、スライドさせる扇子を引っ張れば、それは開かないし壊れるわ。

 

近くにあるラン・ゲーへ向かった。ここは豚が有名らしいので、空芯菜に加えて、豚料理を頼んだ。注文していると、なんともいえない断末魔のような声が聞こえ、そちらに目をやると黒い豚が引きずられていた。

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ぶーぶーなんてかわいい声ではなく、本当に断末魔という表現がぴったりの声だった。自分の運命を悟っていたのだろうか。嫁や子供は好奇心で豚が消えた所に見に行っていたが、僕は行かなかった。

 

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この鶏は前もいたやつと思われ、まだ存命であった。食べに来ておいてなんだが、頑張って生きろよ。

豚は断末魔を聞いた後だが美味だった。空芯菜もやはり美味かった。

 

近くの土産屋に向かっていると、こんなものが目に入った。

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ちょうどこの日から始まる予定であり、土産屋で色々買った後、ちょっとよってみたが、まだ準備中であり、ほとんどの店が閉まっていた。

 

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中にこんな看板があった。関空とダナンの直行便ができるらしいが、1500000ドンは格安だ。LCCで5時間強はしんどいかもしれないが、期間限定なのだろうけど、日本円で大体7500円は安い。

 

ホテルに戻ったが、迎えが17時半であり、結構時間があるので、最後にジムへ行った。

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セブで泊まったモーベンピックよりジムは狭いが、空いており快適だった。ここのパワーラックの懸垂は非常にやりやすかった。ベンチプレスを久々にやってみたが、60kg×10で結構疲れた。全盛期とまではいかないまでも、25kg負荷してディップスもやっているし、100kg位は上がるかなと思っていたのでショックだった。

 

4時にチェックアウトしなければいけなかったので、それ以降はお茶をしたり、ホテルをぶらぶらした。

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きれいなホテルだった。また泊まりたいなあ。

今回は17時半きっかりに迎えに来てくれた。初日に遅れたお詫びですということで、チョコレートをくれた。嫁いわく、有名なチョコレート屋のものらしい。

 

すぐにダナン空港に到着した。もう旅も終りかと思うと、テンションも下がり気味となった。免税店で色々見ていると、いちいち店員が着いてきた。そんなに万引きしそうに見えるのかというくらいマンツーマンでマークされた(笑。

息子がよくわからない球(15ドル)が欲しいと言い出した。まあええかと思い、買おうとしたら長女まで同じものが欲しいと言い出した。この子は本心から欲しいわけではなく、思いつきで言っているだけだと思い、小さなもの(5ドル)にするように言ったが聞かず。しかたないので、同じような球を二つ買った。

 

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買わされた球。娘は案の定帰ってきてすぐに、やっぱりいらないから誰かにあげると言い出したので叱っておいた。かなり大量に置いてあったが、これはいったいなんなんだ? 

 

ダナンでもビジネスラウンジが利用できたので、あまり時間がないがよってみた。国際線ターミナルAPECに備えて出来たばかりでありきれいだったが、ラウンジも非常に立派で、正直舐めていたがこれまでの中で一番立派だった。

 

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macが数台置いてあり、奥のスペースではテレビを見ることができた。

 

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かなり広く、食べ物も充実しており、ここでもフォーを食べた。

 

ダナンから香港まではまたエコノミーであるが、前の乗客が全員何も言わずに結構椅子を倒してきた。エコノミーで倒すと後ろの人に迷惑になるので、僕は基本的に倒さないが、寝ているとCAに椅子を倒さないようにと言われ、起こされた。いやいや、わしは倒してへんぞと思わず日本語で言ってしまった。

着陸までまだまだなのになぜこのタイミング? しかも寝たばかりであり、濡れ衣で起こされて、いらいらしてそれ以降寝られなかった。英語ができたら‥。

 

香港に到着。11時すぎだったが、ちらほら空いている免税店もあった。さすがによる元気はなく、さっさとラウンジへ行こうと思い、搭乗口近くのラウンジに行くと、もうすぐ閉まると言われた。

そのため遅くまで開いているラウンジに異動したら、結構混んでおり、座るのがやっとだった。仮眠するどころではなく、軽食を食べて起きていることにした。子供たちは寝たり起きたりで大変だったが、大人でもしんどいのにまあまあ頑張っていた(かわるがわるぐずっていたけど)。

 

ラウンジの椅子に座っていても、搭乗までの時間は長く感じられたが、漸く飛行機の搭乗が始まった。 

人生初のフルフラットであるが、すでに2時近くであり、ほとんど寝ていない僕はくたびれてこんな顔になってしまった。

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疲れて写真を撮ったため、指が写ってしまっている(笑。搭乗前にぐずっていた息子は3DSのゲームをやっていたが、その後寝てしまい、床にごとっと落としていた。

僕も眠かったが、朝食が出てくると聞いて、さほど腹が減っていないにもかかわらず、食べることした。本当に卑しいと我ながら嫌になる。家族で食べたのは僕だけだった(笑。食べた後、フルフラットにし眠ろうとしたら、1時間ほど熟睡できた。フルフラット万歳(笑。

 

7時前に関空に到着。荷物を受け取り、諸手続きをして帰宅。運転を嫁に任せて、寝るつもりだったが、嫁から飛行機内でシャンパンを飲んだと衝撃の告白が。

わしは1時間くらいしか寝てへんねんぞ、あ~眠いわあと心の底から寝てない自慢をし、変なテンションになってよくわからない話を嫁相手に延々しつつ、車を運転して自宅へ帰った。

 

一昨年の台湾、昨年のセブに続いてのアジア旅だったが、今回も楽しかった。アジアは人が暖かくて楽しい。しかも近くて安く、食べ物もおいしい。

アオザイ美人を見られるかと思ったが、ホイアンで一人見ただけ(しかも恐らく観光客)でそれが残念だったが、それ以外は大満足の旅だった。

来年は息子が5年生になり、恐らく海外に行く余裕はないだろうし(受験しなければいけるのだが)、再来年も難しそう(だから今回奮発してビジネスにした。それでもハワイの半分くらいだろう)。海外学会に出して一人で行こうかな~。でも家族で行った方が楽しいだろうな~。

 

今日の体重は76.6㎏。下痢は続いており、そのため着々と減っている。

ダナン旅行③

今日は当直。休み明けの当直はきつい。帰って休みたいところ。

 

ダナン3日目。

朝食後、お腹が痛いと息子が言い出したので、嫁と息子は留守番とし、娘二人を連れて海へ。天気はましになってきたが、まだ雲が重かった。

 

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海から見たホテル。

息子もすぐにおなかの痛みはとれたようで、嫁と海にやってきた。

 

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またボディボードをを楽しみ、プールへ行って、2~3時間遊んだ後、ホテルへ戻った。

本日は五行山へ。タクシーで10分ほどで着いた。2時くらいに戻ってきてもらうように交渉した。

 

天気は良くてものすごく暑かった。ホテルから持ってきたペットボトル2本の水はあっという間に無くなった。2Lの水を買ったが、これもすぐに無くなった。

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エレベーターでショートカットして降りたところで一枚。

 

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白い大仏。

 

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ドン・ヴァン・トン。人一人が通るのがやっとの洞窟を通ると(末娘は滑って落ちかけた)、こんなに景色がよかった。

 

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ドン・フェン・コン 。ベトナム戦争で空いた穴から差し込む光が神秘的な光景を作り出す。

 

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五行山に孫悟空がとらわれていた話をすると、ドラゴンボールにはまっている息子のテンションが上がり、光を浴びながらかめはめ波を打たされた(笑。孫悟空違いだけど。他の観光客も皆ポーズをとっていたが、かめはめ波はもちろん僕らだけ(笑。

 

下山して、近くのレストランで食事をし、タクシーでスーパーへ移動。もろもろ買い物をし、ホテルへもどった。少し休んでジムで運動し、ホテルのレストランへ向かった。

 

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レストランに向かう途中に一枚。

ツアーに、ホテルのレストランのシーフードBBQが1回ついていたので、それを利用した。

 

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ベトナムでまともな寿司が食べられるとは思わなかった。生ものは少し怖かったが、ホテルを信用することにした(結局下痢したけど)。

 

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海鮮BBQ。いか、たこ、エビ、貝、魚などなど。これらを自由に選んで従業員に渡すと、焼いて席まで持ってきてくれた。とても美味だった。

 

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 ロブスターが一人一個ついていた。子供たちはエビがあまり好きでないので、エビに目がない僕が4つ食べた。

 

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酸辣海鮮湯。これにはまってしまい、4~5杯飲んでしまった。後、シャーベットも美味しくて、結構食べた。そら腹も壊すわ(笑。

 

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たらふく食べた後、風呂に入って寝た。

 

今のところ、呼ばれておらず。このまま穏やかな夜でありますように。

ダナン旅行②

日焼けのあとが痛い。これが治まってくると夏休みの楽しい記憶も薄れていき、寂しい気持ちになるのは毎年のこと。

今日は病院へ。たまった書類作成と外来の予習をした。休み気分が抜けず、いやだいやだと思いながら片付けた。

 

続きを書く。

翌日、雨はやんでいたが、すっきりしない天気だった。嫁的にはあまり日が照っていない方がよく、ちょうどよいと言っていたが、少し物足りなかった。

朝食バイキングは豪華であった。日本ではバイキングは可能な限り避けていたが、せっかくの旅行でそんな野暮なことは言いたくないので、欲望に身を委ねた。

 

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フォーが美味しかった。

 

朝食後すぐにプールへ。まずは林の中のプールへ。曇っていたので水が冷たかった。

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ひとしきりプールで泳いだ後、海へ向かった。一応プライベートビーチではあるが、境界はあってないようなものであり、近くに別のホテルのプライベートビーチがあった。

ミーケビーチという名のビーチで砂はサラサラだった。海自体はセブの方がきれいだったが、波が強かった。ボディボードを借りることができたので、20年以上ぶりにやってみた。

 

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曇っていたが、海の水は暖かかった。多分本来のやり方ではないのだろうが、波に乗ることも何回かでき、それが楽しくて何度も繰り返していた。砂で擦り傷がたくさんできた。2~3時間遊んだ後にホテルへ戻った。

 

昼前にダナン博物館へ向かって出発した。ホテルでタクシーを呼んでもらったが、地球の歩き方の後ろの方にトラブル集が掲載されていて危惧していた。しかし、何回もタクシーに乗ったが、ぼられたことは一度もなく、怖い思いは何度かしたけど、不愉快な思いはしなかった。

ダナンはホーチミンハノイより治安が良いとのことで、空港の人たちをはじめ皆優しかった。博物館に向かう途中でドラゴンブリッジを見ることができた。

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ベトナムの通貨単位のドンはデノミをしたほうがいいのではないか?と思うくらい、膨大な額の請求が来る。前日のイタリアンレストランでは100万ドン以上請求が来た。どこかのサイトで0を2個取って2で割った額の円と等価だと書いてあったので、それで計算していたが、レストランで100万ドン以上の請求が来るとドキッとした。

タクシーも普通に10万ドン以上の請求が来るが、10万ドンでも500円くらいなので、タクシーは利用しやすかった。

 

ダナン博物館の1階はダナンの文化、歴史、2階は近代戦争を中心とした戦いの歴史、3階は人々の生活の展示(地球の歩き方から抜粋)であった。英語の説明がないものもあり、よくわからないところもあったが、色々見て回るだけで楽しかった。息子が写真を撮りたがったので、カメラを渡したら8割近くはぶれているか、接写しすぎて何を撮っているかわからなかった。

 

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このようなジオラマもいくつかあった。

 

入り口近くの土産屋で、ベトナムっぽい船と人の大理石(?)の置物を買った。ごっついしぶい関羽像もあり、結構安かったので買いそうになったが、他のところにも売っているかと思い、ぐっとこらえた。

 

毎回嫁が旅のしおりを作るが、それに従って近くにある、ラン・ゲーというレストランへ向かった。

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この写真にはないが、空芯菜とニンニクの炒め物がとても美味しかった。左の肉料理は鶏料理だが、チキンの首や足がそのまま入っていた。後でガイドブックを読むと、注文を受けてから捌き、料理は基本的に一羽単位になるらしいと書いてあり、納得がいった。

 

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普通に店の中を鶏が歩いていた。落としてしまった肉をつっついており、共喰いやでとつっこんでしまった。

 

一旦ホテルに戻り、少し休んで、ジムで筋トレをしてから、タクシーをチャーターしてホイアンへ。

3列シートのタクシーなのに、3列シートは使わせてもらえず、僕だけ助手席に座らされたが、シートベルトが壊れていた。しばらくカチャカチャしていたが諦めた。運転手も何も言わなかったので、シートベルトせんでもいいのかと思って、それ以降もしなかったら一人だけ突っ込んできた運転手がいた。

セブ、台湾でもそうだったが、ダナンもタクシーの運転は荒かった。特にこのドライバーは鼻歌を歌いながら、対向車線に平気ではみ出して前の車を追い抜いていた。車のパワーがないので、結構恐怖であり、嫁と僕が「おおおおおおおお」と言っていると、へへへと笑っていた。そんなに前に行こう行こうとせんでええから、ゆっくり行ってと言いたかった。

 

ホイアンには30分ほどで着いた。迎えに来てもらう時間と値段の交渉をし、散策へ。着いてすぐにぽつぽつ雨が降ってきた。駐車場で野菜を売っているおばちゃんがおり、買ってくれと言って寄ってきた。

僕の肩に天秤棒を乗せて、菅笠(ノンラーと言うらしい)をかぶせて写真を撮ったらと言ってきた。結構ずっしりと重く、これは大変だと思ったが、ここで果物を買っても荷物になるし、ホテルには果物が毎日補充されていたので、申し訳なかったが、買わなかった。

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ホイアンの古い街並みは世界遺産に認定されており、確かに風情はあったが、観光客でごった返していた。様々な施設への入場チケットを買い(なんか無くても入れそうな施設ばっかりだったが)、街を散策した。

 

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日本橋。中で干支のメダルを全員かった。ベトナムの干支は日本と4つ違い、猫も入っていた。

 

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多分廣肇(こうちょう)會館。

 

観光地であるためか、土産屋は非常に多かった。珈琲豆を見ていて、ベトナム珈琲の安いのを買おうとしたら「こっちの安いのは美味しくないよ。」と店員に言われた。高いのを買わせようとしたのはわかるが、美味しくないものを売ってはだめだろ(笑。帰ってきてから飲んでみたが、甘みがあり、普通に美味しかった。

別の土産屋でクールな菩薩像があったので、思わず買ってしまった。マーブルの関羽像もあったが、でかくて高めだったので我慢した。

 

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ちゃんとした値段は忘れたが、数千円だったと思う。嫁が値切ったらあっさり下がったため、さらに値切ろうとしたので、息子が止めに入っていた。うちの男性陣はこういうところがだめだ。当家唯一の非関西人の嫁が一番関西人ぽくなっている(同じく、ホイアンで30000ドンのおもちゃを20000ドンに値切っていた。‥50円)。最も僕の妹の値切り方はこんなものではないくらいえぐかったが。

 

子供たちが空腹を訴えだしたので、レストランを探したがどこも混みあっていた。なんとか、モーニング・グローリーというレストランに入ることができた。店内はほぼ満席で、白人が多かった。

f:id:mfuku4585:20170730101202j:plainホイアン名物ホワイトローズとカオ・ラウ。美味でした。もう一つの名物である揚げワンタンは名前がわからなくて頼めず(笑。

 

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街並みは風情があってよかった。なぜか、写真のほとんどはピントがずれていた。

 

迎えのタクシーの待ち合わせ場所である駐車場はごった返しており、見つかるかなと思っていたが、運転手が僕に気づき、「ほおい。」と声をかけてくれた。帰りは夜だったが、やはり運転は荒かった。この日はこれで就寝した。

 

今日の体重は76.9㎏。帰ってきてから僕だけが下痢をしている。食べ過ぎたのもあるが、生ものも食べたからか。1日3~4回でそんなにひどい下痢ではないけど。