生きよ 堕ちよ

高校留年~プータロー~文系大学~再受験し医師~内視鏡に魅せられ消化器内科へ

逃げられた思い出

最近よく流れているエクスペディアのCMでタイの水上マーケットが出てくるが、それを見るたび楽しかったタイを思い出す。しかし、大学病院にいるうちは海外へ行けそうな気がしない‥。

 

ある日、病院からの帰り道に、僕の前を歩いていた女子高生が突然走りだした。まるで逃げるかのように。車通勤が長かったのでしばらくなかったが、電車通学をしていたころはこういうことがちょいちょいあった。僕からはよっぽど澱んだ瘴気がでているのだろう。電車でも僕の隣は結構空いていたりする。自意識過剰かもしれないが(笑。

さすがにもう何とも思わないが、若かりしころ、今より繊細だった僕は若干傷つき、「おそえへんちゅーねん、ぼけっ」と毒づいて、自分の傷をぺろぺろ舐めていた(笑。

 

逃げられ慣れしている僕だが、忘れられない逃げられ方が一つある。

20年以上前、大学2回生のある日、僕は家庭教師先へ向かっていた。夕方4時か5時くらいだったと思う。ちょうど酒鬼薔薇事件のころで、犯人がまだ捕まっていない頃であった。この時も前を女子高生か女子中生が歩いていたが、僕を見て全速力で走りだした。

追いかけて捕まえて説教してやろうかという衝動に駆られかけたが、ぐっと抑えた。どれだけ苦労して脱線しまくっていた人生を人並みのレールに戻したと思っている(自業自得ではずれたのだけど)のだ(知らんがな)、それをそう簡単に失えるかいっ。そもそもマスコミは中年のおっさんが犯人や言うとるやろ(全く見当違いだったが)、わしはまだ20代やぞ。

1年ちょい前まで自尊心を全く持てず、地べたを這いずり回っていて、漸く人並みになれつつあるかなと自信を取り戻しつつあった。しかし自分の殻に閉じこもって懊悩した期間が長すぎて、殻から出たばかりの僕はさなぎのように非常に脆弱であり、その日はへこんだ。人間が単純で雑なんで、一日過ぎれば開き直れたけど。

 

確かに後ろから変な黒い気をまとった男が来たら怖いかもしれないし、実際悪い奴もいるわけだから警戒しすぎてしすぎるということはない。しかし、その行動に傷ついている者もいるということは心の片隅に置いといてほしい。

僕は夜に若い女性の後ろを歩かないといけない時はできるだけ同じ道を渡らないで済むように回り道をするか、信号などで距離を詰めて追い抜いてしまうようにしていた。

‥最も、娘には変な人がいたら近寄らないようにしなさいというだろうけど(笑。

 

GWに入った。巷では10連休だが、大学病院はそのうち2回病院が空いており、プラス当直のバイトが1日ある。本当は内視鏡の方をしたいがペイがよいし楽なので、しゃあない。特に予定はないので、他の日もバイトを入れようかと思ったが、出遅れてしまい、全く残っていなかった。

 

今日の体重は75.6㎏。なんか太ってきた気がする。ここで食い止めないと。

まるで今の自分の心象のような散文

今週、国家試験に沿った問題作成に関する講義を受けた(途中、中抜けしたが)。結構濃い内容であり、国試合格率が入試に影響しうる私学ゆえの熱意が感じられた。この手の講義にポイントが付いていて、年間ある程度ポイントを取らないといけないというのは前病院でもあったが、大学病院だけあってより多そうだ。

 

先日、術後胃のERCPを行った。異動して初であり、成功させたかったが、胆管選択はできなかった。乳頭までは4分ほどでたどり着いたが、どうしても胆管選択できない。2時間近く頑張ったが、無理だった。胆膵専門家に相談し、PTCDを行ってもらったが、不成功だった。

 

これでアルバイトに4回行ったが、3件心肺停止の搬送依頼があった。さすがに2次救急病院には荷が重すぎるので断った。今週の当直では半身マヒの搬送があり、CT、MRIを撮って、脳神経外科のDr.にコンサルトしたところ、緊急アンギオが行われた。

前も書いたが、緊急MRIを撮ることができ(救急で有名な3次救急病院である前病院でも数年前にようやくとれるようになった)、緊急脳アンギオ、PCIができるのに緊急内視鏡ができない。でも平日の当直は消化器のバイトばかりだ。本当に不思議な病院だ。

 

大学病院の内視鏡では、部屋ごとに患者が割り当てられていて、検査前にその日の件数がわかるようになっている。効率はさほどよくなく、自分自身が手を動かす頻度はぐっと減り、これまでつけていた大腸内視鏡の記録も異動してからつけなくなった。月平均3分を切ったら記録をやめようと思っていたが、一度惜しいところまで行ったものの切ることはできなかった(以前は4分を切ったらやめようと思っていたが、切っても続けていたので、多分やめなかっただろうけど)。

前の病院の時は、部屋ごとの割り当てはなく(指定は別だが)、とにかく空いている部屋にどんどん放り込んでいくやり方で、僕も過去のブログでは自分だけ多く持ってこられたことに対する不満を何度か書いたが、今となってはそれが懐かしい(笑。

前病院の効率はいいほうで、鎮静をかけることが当たり前となってきても午前中だけでEGDを10件前後はできていたし(遅い医師もいるが)、CSも6件前後は行っていた(これも遅い医師がいる)が、バイト先も大学病院もEGD5件くらいで12時近くなったりするし、CSも3~4件/日だ。大学病院では若手の先生と一緒に部屋を見ているので、自分が手を動かすのはさらに少ない。

まだ僕は内視鏡が、特にCSが好きだったようだ(笑。EGDは正直これくらいでもいいっちゃあいいが、CSに関してはもっとやりたい。

前病院の部長は数至上主義(大学病院でもその傾向はあるが)で、件数をもっと増やして20000件/年を越すと豪語していたが、人や部屋を増やさずにそうするにはサボり気味のスタッフをガンガン働かせるしかないだろう。

 

‥なんか思いつくまま書いていたら、まとまりのない文章になった。

今日の体重は75.8㎏。じわじわと増えている。電車で通勤している日は10000歩以上歩いているのだが‥。

 

不思議な病院

学生の試験問題を作り終わった。赴任したてのため割り当ては少ないが、それでも結構大変だった。作成要綱のようなものには、本学の試験問題は国試に準拠しているため、それにそって作成するようにと明瞭に書いてあった。

‥なんていい大学だ。母校は各学年の試験はもちろん、卒試ですら国試に沿った問題を出す科など皆無だった。ある科など、100問の問題をあらかじめ指定しておいて、その中から5問口頭試問を科すという鬼畜のような試験形式だった。単純な一語が答えである問題はほとんどなく、病態生理なども問われており、結構長くしゃべる必要があった。

山を張るものもいたが、高校ダブった割に小心者の僕は嘔吐しそうになりながら100問すべて覚えた。他の科も似たり寄ったりで6回生の秋だというのに、1か月以上国家試験のことなど全く考えていない試験に時間を取られた。

国家試験という目先にとらわれず、医学の本質を学べというのは崇高かもしれないが、結局国家試験に通らないとその崇高な意思も実現できない。申し訳ないが、次々襲い掛かってくる試験のため、終わった瞬間に内容はほぼ忘れて次の試験の勉強に取り掛かった。

同級生の中では最底辺の高校出身かつめちゃくちゃな経歴のわりに卒試の成績はよく、70%が優で、残りはほとんど良だった(誰にマウントとってんねん、しょぼ)。一つだけ落としたが、食あたりで試験を受けられなかった。

 

バイトに行っている病院は不思議な病院で、緊急でMRIがとれるし、心カテもできるが、緊急内視鏡ができない。消化器の常勤がいないため、消化器の救急は受けられないが、非常勤で内科当直をしているのはほとんどが消化器内科だったりする。

2次救急病院なのに3次対応が必要な状況でも連絡がきたりする。救急当直は研修医以来だし、内科当直も専攻医以来で、僕が持っている救急の本はかなり古いため、こんな本を今日買ってみた。当直御法度も買いなおそうかな。

f:id:mfuku4585:20190418234504j:plain

 

当直明けに内視鏡をする契約であるため、内視鏡室に行ったところ、他院でtotal colonoscopyできなかった人のオーダーが入っているが、その人が今回は全大腸見られるのか?と言ってますけど、どうします?と言われた。

やってみないとわからないので、患者さんにそう説明すると、先生に任せますとのことであったので、やってみることにした。

上部は6~7件で、下部は3件だった。最初の2件は50秒台、2分台とさくさくっと片付けて、いよいよ今日のメインイベントにかかった。

他院でTCSできなかった人には2通りあり、医師の技術の問題か、本当に難しい人かのどちらかだ。

この人は後者だった。腸がたわむたわむ。ごっついredundantだった。ロングスコープを使ったが、かなり難渋し腹臥位にして根元までカメラを突っ込んだ。この手の腸は挿入で痛みを訴えないことが多いが、硬度可変の太いところまで肛門に入れた時はさすがに痛いと言われた。

20分ほどかかってなんとかTCS。当直明けにきつかったが、さらにポリープが12個もあり、そのほとんどをCSPで処理した。今日は楽勝で早く帰られるかなと思っていたが、結局夕方までかかってしまった。

 

今日の体重は75.4㎏。バイト中に昼食のため王将に行き、うまそうに見えた定食を頼んだが、チャーハンに餃子2人前プラス唐揚げと当直明けにはヘビーすぎた。

なんやかんや言って色々やりたいんだろうな

消化器内科と言ってもやることは多岐にわたり、すべての医師がすべての処置を行ったり、すべての領域に精通しているわけではない。

各領域を球技にたとえてみると、僕はセパタクローはプロ並みに行え、野球、サッカー、卓球、ラグビーもそこそこ行える。前の病院ではセパタクローをメインでやりながら、野球もセミプロレベルでやり、サッカー、卓球、ラグビーもアマチュアにしてはうまいというレベルでは行っていたし、それができる環境にあった。

大学病院にうつって、セパタクローは少し行えたが、野球は見ているだけ、サッカー、卓球、ラグビーは教室自体がやってすらいない(細分化されていて別の教室がやっている)。前の病院では細々やっていて、正直苦手だったゴルフがそのうちメインになっていきそう。

前の病院と比べて、手を動かす機会はぐっと減ったが、そこで楽になった、よかったと思うかと思いきや、もっとやりたいという気持ちが出てきたのは意外だった。バイト先で内視鏡をするのが結構楽しい(やった分に対してそれなりの対価が支払われているというのもあるが)。

大学病院ならではの煩わしさもあり、またへこむ出来事もあり、ちょっと萎えている。早速学生の試験問題を作れという指令が来たのも大学病院らしい。あと、残業を一切管理してない(ということは残業代もでない)というのは驚いた。とんだブラックだ。

諸事情があり、消化器の救急は全く受けていないが、救急を断れない3次救急病院にいた僕にはそれも物足りなく感じる。なんやかんやで緊急内視鏡は好きだった。うまくいった時に一番命を救う手助けができたと実感できた。

大学病院の3本の柱は教育、研究、臨床というが、赴任してみて僕はつくづく臨床に偏った医師だと思う。研修病院にいたので、教育もそこそこやっていたが、それは消化器の専攻医の指導がメインで、学生にはほとんど行っていなかった。臨床研究ならまだしも基礎研究は全く未知だし、これからするつもりもない。

 

石の上にも3年というが、とりあえず3年は頑張ろうと思う。しかし、いつかはこの環境になれるのだろうか。なんか暗いブログになった(笑。

実際、医師はいい人が多く、そこにストレスはあまりない。正直、難易度が高い大学ではないが、そこに対するコンプレックスを感じることがあるし、それを言われたこともある。月曜日に歓迎会があり、それを払拭する意味も込めて挨拶で自分の経歴を簡単に(さすがに高校留年のことは言わなかったが)話しておいた。今回はあまり緊張せずに自分にしてはまあまあうまく話せた。

日本トップクラスの難易度の大学出身の医師も多くみてきたが、処理能力は確かに難易度と相関すると思う。研究も関連あるかもしれない。しかし、臨床や内視鏡技術に関しては大学の難易度は相関が低いと思う。僕が指導してきた中で内視鏡のセンスが一番あった医師はこの大学出身だ。

 

今日の体重は75.2㎏。週に何回かだけ、おにぎり+プロテインを復活させた。

 

新職場にうつって1週間

 まだまだ皮は剥けているが、だいぶ落ち着いてきた。前腕は家族皆条件は同じはずなのに、僕だけが剥けている。

体が痒いが、痒いのを掻いているとある種の快感がある。家畜人ヤプーを読んだのは20年以上前だが、水虫のかゆみだけを人工的に作り出す記載があったと記憶している。20歳ごろに水虫に罹患したが、掻いている時の快感は相当なもので、上記記載には強く共感できた。治癒した時はほっとした半面、寂しい気持ちもあった。

 

先日、おひとり様やランチ送別会の記事を読んだ。ソロ送別会のプランがある店があり、そのプランを頼むと、送別会をやってもらえなかった人が食事をした際、店員が乾杯の音頭やメッセージ付きの色紙と花束をくれるらしい。

‥なんか泣いてしまいそうだ。前病院を辞める際、送別会を辞退したが、プチ送別会がなくても僕はこれを依頼することはないだろう。是非ではない、嗜好の問題だ。

 

職場が変わって1週間が経過した。今度の職場は土曜日も隔週で勤務がある。まだまだ慣れたとは言えないが、流れはなんとなくわかった気がする。

短期の電車通勤はあったが、医師になってからほとんどは車、バイク、自転車通勤だったので、10何年振りの電車通勤だ。幸い、鈍行でいけば途中で大体座れるので助かっている。

駅まで歩いて15分以上かかるが、雨さえ降らなければ川沿いを歩くことができ、信号がないのでまあまあ快適だ。

f:id:mfuku4585:20190407234228j:plain

通勤時に一枚。桜が美しい。土曜日の帰宅時には川沿いでBBQをする人であふれていた。

 

前病院と比べて手を動かすことは圧倒的に少ない。検査の効率も正直よくない。大学病院だから仕方ないんだけど、前病院の半分以下の件数を同じくらいの時間でやっている印象。しかも下級医が必ずいるため、僕がどこまで手を出してよいのか?と悩んでしまう。

前病院では立て続けに内視鏡を持ってこられ、イラッとすることもあったが、ここまで数が少ないと逆に手を動かしたいなという気持ちになる。勝手なもんだ(笑。

同じバイトに行っている先生から、バイト先で評判よかったですよと言ってもらえた。大腸内視鏡は全員3~4分で入ったが、向こうのナースが誉めてくれていたと。ほっとした。

 

明日は歓迎会がある。正直、これも辞退したいところだが、さすがにこれは辞退出来ない。挨拶をさせられるらしいが、こればっかりは本当に慣れない。ま、適当なこと言って終わらせよう(笑。

今日の体重は75.4㎏。昼ごはんをチームで食べる習慣があるが、行きつけの喫茶店(今時珍しくたばこOK)のメニューは結構高カロリーだ(笑。通勤を電車に変えて以前より歩いているが、追い付いていないかも。

グアム旅行③+人生初医師バイト

4月から新職場。メンタルが脆弱な僕は気疲れをしてしまう。3次救急病院から大学病院というあまりに異なる環境の変化に心と体がついていっていない。

昨日は医者人生初めてのアルバイト。専攻医以来の内科当直をした。内科の力は確実に落ちている。ほとんど寝られなくても、消化器単科の当直の方が僕は好きだ。

病棟の患者の看取りも行った。当直に完全に看取りを委ねる病院でこれまで働いたことがなく、どんな夜中でも行っていた。どっちがいいんだろうか。

当直明けにそのまま内視鏡のバイトを行った。消化器の常勤がいないわりには設備はまあまあそろっていた。効率の良い面と悪い面が入り乱れていたが、郷に入りては郷に従えであり、素直に従っておいた。

バイトのペイは結構いいが、結構辺鄙なところに病院があり、交通費が往復5000円以上かかっている気がする。

とにかく慣れるまではぼちぼち頑張ろう。

 

グアム3日目。この日は朝からスヌーバダイビングの予定であった。ホテルまで迎えに来てくれて、車でイパオビーチまで移動した。

f:id:mfuku4585:20190331171343j:plain

f:id:mfuku4585:20190331171416j:plain

f:id:mfuku4585:20190331171453j:plain

綺麗なビーチで、朝早いため人は少なかった。

 

まず水になれるために海に入るように言われた。

f:id:mfuku4585:20190331171544j:plain

水は結構冷たかったが、しばらく我慢しているうちになれてきた。水になれたところで、スヌーバダイビングのための準備のため、再度砂浜へ。海の中の方が暖かいくらいだった。

 

簡単にレクチャーを受け、装備をつけてもらい、再度海へ。

f:id:mfuku4585:20190331171903j:plain

末娘は小さいため、水上に浮かんで楽しむことになった。

f:id:mfuku4585:20190331172026j:plain

f:id:mfuku4585:20190331172132j:plain

 

いざ深いところへ。

f:id:mfuku4585:20190331172348j:plain

魚がたくさんいた。

f:id:mfuku4585:20190331172436j:plain

サンゴ。

f:id:mfuku4585:20190331172522j:plain

f:id:mfuku4585:20190331172604j:plain

この後、妻が焦りながら一旦浮上した。ゴーグルに水が入ったらしい。

f:id:mfuku4585:20190331172649j:plain

f:id:mfuku4585:20190331174000j:plain

ソーセージを渡されたので食べさせたが、結構強い力で食べられた。

f:id:mfuku4585:20190331172821j:plain

バランスを崩した(笑。

f:id:mfuku4585:20190331172902j:plain

海は本当にきれいだった。

f:id:mfuku4585:20190331172948j:plain

末娘も頑張っていた。

 

どれくらい潜っていただろうか、30分くらいかな? 楽しい時間も終わりを告げた。子供たちはもちろん、僕も妻もスキューバの経験がなく、スヌーバも初だった。スキューバにはまる人たちの気持ちがわかったが、口が結構しんどくなった(笑。

陸にあがってからはやはり寒く、歯ががちがちなった。しばらく散策してもいいですよと言われたので、海辺をぶらぶらした。この業者もいい人ばかりだった。

f:id:mfuku4585:20190331173322j:plain

GUAMのオブジェ前で撮影。撮影後に登らないようにという注意書きに気づいた。すいません。

 

しばらく散策してからホテルへ戻り、昼食バイキングへ。

f:id:mfuku4585:20190331174242j:plain

この日は窓際の席で、いい景色を楽しみながら食事ができた。

 

午後はウォーターパークへ。

f:id:mfuku4585:20190331174407j:plain

この日も天気は抜群に良かった。

f:id:mfuku4585:20190331174738j:plain

まずは流れるプールを楽しみ、昨日いかなかったウォータースライダーC、Dへ。C、Dは浮輪を使用するウォータースライダーで、Cはオープンで、Dはトンネルだった。

f:id:mfuku4585:20190331174850j:plain

楽しむおっさん。

これまで行った海外の中でグアムが日本人が最も多かったが、そのため日本語の注意書きが多かった。末娘より小さな子がウォータースライダーを行っていたので、ん?と思って注意書きを読むとCに限っては、2人乗りか3人乗りなら末娘も乗れると判明した。

流れるプールにいた末娘を呼んできて、一緒に滑った。

f:id:mfuku4585:20190331175238j:plain

f:id:mfuku4585:20190331175321j:plain

f:id:mfuku4585:20190331175911j:plain

f:id:mfuku4585:20190331175409j:plainf:id:mfuku4585:20190331175508j:plain

これまで乗れなかったうっ憤を晴らすかのように何度も何度も末娘は乗りたがった。長男長女もこのCが一番楽しかったとのことであった(一人で乗るとくるくる回転するかららしい。僕は重いせいか回転しなかった)。

その後、なぜか妻と二人でマンタに乗った(大騒ぎしていた)。たっぷりと遊び、夕方になったのでホテルへ戻った。

f:id:mfuku4585:20190331180115j:plain

沈みゆく夕日はきれいだが、明日帰国かと切なくなってきた。

 

夕食をどこに行くか決めかねたため、まずは近所のスーパーへ買い物へ。土産物や朝食を買った。

f:id:mfuku4585:20190331180309j:plain

スーパーへ行く途中に。看板の前でとったが、顔がほとんどうつっておらず。

グアムのカップ麺を朝食に食べてみようと思い買ったが、結局翌日はおなかがあまり減らず、日本に帰ってきてから食べた。

f:id:mfuku4585:20190331180500j:plain

サッポロ一番味噌ラーメン。普通においしかった(笑。

 

僕はシャーリーズでよかったが、子供らが賛成せず。近くのサンタフェというホテルのレストランも行ってみたが、ここも子供らが同意せず(メニューを見て断ったのに、店員は機嫌よくバーイと言ってくれた)。

僕が子供のころは自分の意見なんか通ったことがない。親(特に父親)にそんなことを言える雰囲気ではなかった。初めて親に意見を言ったのは私立中学を受けさせてほしいということだ。それも大分悩んで気合を入れて言った。全く通らなかったけど。

なんでも言えるというのはいいことでもある反面、連れて行ってもらっているという感謝の気持ちを持って欲しい(海外につれてきてもらっている有難みもあまりないし)と思った。

 

結局オンワードホテル内のキャラベルというレストランへ行った。

f:id:mfuku4585:20190331235844j:plain

息子と僕がリブアイステーキのセットを頼み、僕の方が少し高い肉だったが、息子の方が肉が柔らかかった。どちらもとても美味だったが。セットでついてきたウニのパスタも絶品だった。

僕はロブスターを追加で頼んでいたが、忘れられていた。どうしますか?と聞かれたので悩んだが、待つことにした。

注文を取った店員が忘れていたが、この店員が肉を運んできたため、僕と息子の肉を確認もせずに適当に配った可能性は否定できない。

食後のデザートやコーヒーの後、しばらくしてロブスターが来た。

f:id:mfuku4585:20190401000028j:plain

ボリュームたっぷりで、美味であり、待った価値はあった。食べた後は部屋に帰り、就寝した。

 

翌日は帰国日。12時チェックアウトであったので、午前中はウォーターワールドへ。

f:id:mfuku4585:20190401001423j:plain

f:id:mfuku4585:20190401001519j:plain

f:id:mfuku4585:20190401001705j:plain

ウォータースライダーと流れるプールを楽しんで、後ろ髪を引かれながら、昼前にホテルへ戻った。

f:id:mfuku4585:20190401001857j:plain

チェックアウト前に1枚。ほんと、景色は最高だった。

チェックアウト後、妻と娘たちはバイキングへ行ったが、ハンバーガーを食べていないことが引っかかっていた僕と息子はホテル内のレストランへ。

f:id:mfuku4585:20190401002103j:plain

ダブルチーズバーガー。結構なボリュームで普通においしかった。食べ終わった後、妻たちがいるバイキングへ。お腹はいっぱいだったが、卑しくちょっと食べた(笑。

f:id:mfuku4585:20190401002253j:plain

 

送迎の車を待つ間、今更ながらグアムのガイドブックを読んでいたら、紫外線が日本の6倍強いので日焼けに注意と書いてあった。

‥日焼けしたいなと思ってラッシュガード脱いじゃってたわ。道理で赤くなると思った。行きの飛行機でガイドブックを読もうと思ったら妻に奪われて読めなかったが、そのせいだ。

f:id:mfuku4585:20190401003042j:plain

ガイドブック熟読。帰るころになってしっかり読むことはよくある。

 

13時30分少し前に送迎の車で空港へ向かった。空港に向かう時間、着いてから飛行機を待つ時間は本当に切ない。

マカダミアナッツは既に購入していたが、なぜかどこの土産屋でもゴディバが置いてあり、空港内の免税店で2つ買うと割引されるチョコがあったので、思わず買ってしまった(笑。

 

f:id:mfuku4585:20190401003246j:plain

飛行機を待つ子供たち。娘が被っている帽子はカルバンクラインで買ったデニムの帽子。

飛行機は17時前発だったので結構待った。

f:id:mfuku4585:20190401003519j:plain

帰りの飛行機も足が延ばせる席で、行き同様に窓際は誰もいなかったので、息子と二人でのびのび座れた。サンドイッチが配られた。

帰国から自宅までは特に問題なく、無事帰ってこられた。

 

今回はあまり土産を買わなかったが、グアムっぽいものをということでこれを買った。

f:id:mfuku4585:20190401004036j:plain

像の名前は忘れたが、左は知識をつかさどり、右は長寿をつかさどるらしい。あまりかわいい像ではないが(笑。右は実家へ持って帰る予定。


初グアムだったが、とても楽しかった。3月という時期もよかったのだろう。夏休みの時期は雨期だが、雨が降っていたら楽しさは半減していたと思う。

 

今日の体重は75.6㎏。背中や腕の皮がボロボロめくれてきて、我ながら気持ち悪い。早く治らないかな。

 

グアム旅行②

今日は家族で回転寿司に行ったくらいで、ひたすらぐうたらした。明日から新職場での仕事だと思うと年甲斐もなくドキドキしてしまう。

いたるところの皮がずるずる剥けてきた。特に鼻がひどい。子供らは可愛らしく剥けているが、僕の鼻は赤と黒が入り乱れてグロテスクだ(笑。

 

グアム2日目。快晴で暑かった。

f:id:mfuku4585:20190331001453j:plain

右側はホテルの部屋から見たウォーターワールド。この日は朝からこのウォーターワールドへ。

 

f:id:mfuku4585:20190331001648j:plain

f:id:mfuku4585:20190331002011j:plain

まずはウォータースライダーへ。マットを使うスライダーはAとBのコースがあり、AはオープンでBはトンネルだった。結構スピードが出てスリリングだった。途中写真を撮ろうかと思ったが、撮れるスピードではなかった。

家族で何回も滑ったが、末娘は身長が足りずにできず、すねていた。かわいそうになってきたので、末娘を連れて流れるプールへ行った。

f:id:mfuku4585:20190331002439j:plain

f:id:mfuku4585:20190331002551j:plain

しばらく流れていると機嫌が直ってきた。

 

ついでマンタやオーシャンジップを行い、波の出るプールへも行った。

f:id:mfuku4585:20190331002909j:plain

マンタ。僕らが滑ったのは動画しか残っていないが、これが一番怖かった。12mの高さの左上からゴムボートで滑り降りて、左右をいったりきたりするが、1回目でほぼ右端まで行き、落ちるかと怖かった。一緒に乗った長女はげらげらわらっていたが、息子は神に祈っていた(笑。

 

f:id:mfuku4585:20190331003233j:plain

オーシャンジップも動画しか残っていないので、別の人のものを。僕はこのターザン型のものをやり、娘、息子は寝るタイプのものを行った。これは普通に気持ちよく、楽しかった。子供の頃やったターザン遊びの本格版だ(笑。120mあるらしいが、一瞬だった。

f:id:mfuku4585:20190331003603j:plain

波のプール。サーフボードの時間もあった。

 

あっという間に時間は過ぎ、昼食のため一旦ホテルに戻った。食事が1日1食付いていて、朝食か昼食かを選べたので、昼食を選択した。

f:id:mfuku4585:20190331004740j:plain

バイキング形式で美味だった。

 

オンワードホテルの宿泊者はアルパット島へのカヌーを無料で利用できるので、午後はそれをしようかと思い、申し込みに行ったら3時間待ちと言われた。その時点で13時近くなっており、16時に締め切られるため、ぎりぎり行けるかどうかというところだった。とりあえず申し込んでおいた。

f:id:mfuku4585:20190331005427j:plain

申し込んでいる妻の後ろではしゃいでいる子供たち。

 

時間があるのでとりあえずホテルのプールへ行った。

f:id:mfuku4585:20190331005705j:plain

f:id:mfuku4585:20190331010134j:plain

 

14時くらいにカヌーの状況を一度聞きに行ったが、まだまだだと言われ、行けるかどうかは半々だと言われた。泳いでいるのも飽きたので、土産物を見にいった。今回サングラスは現地調達するつもりで持ってきておらず、トムスのサングラスを買った。30%引きで95ドルくらいだったので、おろした100ドルで買った。今回買い物に現金を使ったのはここだけで、それ以外はすべてカードを使った(ここもカードでいけたけど)。釣りの小銭は子供らに与えてゲームやガムの自販機に使われ、今回海外旅行で初めて僕の手元にはコイン一枚も残らなかった。

部屋で少し休んで、16時15分前にカヌーの受付に行ったところ、まだカヌーは戻ってきていないけど、次戻ってきたら乗っていいよ、ただし普通は1時間だけど、30分くらいになるけどと言われた。それでもいいから乗っておきたかったので乗ることにした。我々の後に同じように別の家族が来ていたが、その家族は断られており、本当にぎりぎりだった。

 

f:id:mfuku4585:20190331010856j:plain

僕と長女が一緒に乗り、妻と息子と次女が乗ったが、妻が息子にずっとダメ出しをしていた(笑。

f:id:mfuku4585:20190331011026j:plain

僕らの方が後から出発したが結局追い抜いた。

 

f:id:mfuku4585:20190331011432j:plain

アルパット島側からみたホテル。

f:id:mfuku4585:20190331011921j:plain

f:id:mfuku4585:20190331011322j:plain

アルパット島。到達したはいいけど、時間がないため、ちょっと見るだけだった。正直、特にすることもないので時間的には30分で十分だったが(笑。

 

行きに妻と息子がぎすぎすしていたので、帰りは息子が僕と乗りたいと言い、末娘も僕の方に乗りたいと言い出した(笑。

f:id:mfuku4585:20190331012025j:plain

息子もちゃんと誘導してやれば、特に問題なく漕ぐことができ、先に出た妻たちを途中で追い抜いた。ちょうどよい距離でとても楽しかった。

 

少し休んでから、トロリーバスに乗ってグアムプレミアムアウトレットへ。

f:id:mfuku4585:20190331012448j:plain

まずフードコートへ。妻と娘たちはピザを買い、僕と息子は‥。

f:id:mfuku4585:20190331012618j:plain

息子は天麩羅定食を。

f:id:mfuku4585:20190331012722j:plain

僕は唐揚げ定食を食べていた。

‥海外でも刺身刺身とうるさい息子につられて、日本料理の店に何も考えず並び、自分の注文の際にあわあわとなって適当に選んだ結果がこれだ(笑。せめてアメリカンなものを食べればいいのに、日本離れて2日で日本料理って。

 

食後、買い物へ。

f:id:mfuku4585:20190331013015j:plain

一つ一つの店は広いが、数はそこまで多くなかった。他愛のないゲームに興じ、ハーゲンダッツでパフェのようなアイスを食べた(不覚にも写真を撮り忘れた)。

カルバンクラインのアウトレットがあったので、パンツ×2(ヒップブリーフを買ったら股間が思ったよりもっこりして子供らに笑われた)、Yシャツ、Tシャツ3枚セット、ブルゾン、娘にキャップを買ったが、かなり安くなっており、ブルゾンだけで定価150ドルくらいだったが、総額180ドルくらいだった。

ドメブラのwjkではLLでもモノによってはきついが、カルバンクラインのブルゾンはSでぴったりだった。さすがアメリカンサイズ。関係ないが、お気に入りのwjkのTシャツをこの旅行で無くしてしまい、ちょっと悲しかった。

 

朝食を近くのコンビニで調達し、トロリーバスでホテルへ。海やリゾートはハワイに比べて劣っていないが、トロリーバスはハワイの方がオープンで使い勝手がよかった。

f:id:mfuku4585:20190331014351j:plain

5年前のハワイで

今日の体重は76.2㎏。ちょっと減った。痛みはようやく治まってきて湯船に何とかつかることができた。スクワットは問題なくできた。

昼をこれまで通り、おにぎりとプロテインにしたいが、新しい職場で変人と思われるのもつらいので(顔もグロいし)、しばらく様子を見よう。