今日の体重は90.1㎏。昨日書いた通り、普段の体重は90㎏オーバーの様子。本日はウォーキングをした。僕のガラケーにも歩数計はついていて、本日は10000歩を越えた。といっても、そのうちの3000歩位は、子供たちを幼稚園のバザーにつれて行った分で、ちんたら歩いていたため、カロリー消費にどれだけつながったか。残りはしっかり汗をかいて歩いた。
最初から根を詰めると、長続きしないので、無理はせずにぼちぼちやっていこう。今日もファッション雑誌を読んで、理想の体型のイメージトレーニングをした。
僕は露悪的で自己卑下をするのが結構好きだ(高校の成績表をアップしたのもそれゆえ)。時々、そない卑屈にならんでもと言われるが、そういうことを言っている時は脳汁がでていたりする。あほかといって笑ってほしい。サドを読んだ時より、マゾッホを読んだ時の方がのめりこめたし、相対的にはMだと思う(家畜人ヤプーには衝撃を受けた。よくあんなこと思いつくわ)。
医師になった後、最初の方は高校留年したことも言っていたが、皆困ったような顔をするし、聞かなかったことにしようという対応もされるため、最近は言わなくなった。笑い飛ばしてくれればいいのに。今の同僚は、再受験ということは知っているが、高校留年したことは誰も知らない。
露悪的だと書いたくせに、自己顕示欲の呪縛からは解放されていない。どこかですごいと言ってほしいんだと思う。俗物、俗物、俗物。唾棄すべき俗物。でもそんな人間なんだからしょうがない。
そういうわけで、名誉挽回ではないが、内科専門医の試験結果をアップする。
合格率は60%代で、専門医試験としては低い方。うちの科でも数人受けたが、僕だけが受かった(調子に乗ってすいません)。ipadに対策問題集をダウンロードし、内視鏡の合間にしこしこ勉強していたら、勝手に他の時間も勉強していると帰納されて、めっちゃ勉強してますねと後輩に言われた。
家では子供が暴れているし、だらけてしまってあまりやっていないと謙遜した。落ちた時に、あんなけ勉強してたのにあいつ落ちてるやん、あほやんと言われるのを危惧したためそう防御したが、家に帰ってからも、ながら勉強であるが、2か月前から勉強を始め、毎日1時間以上勉強していた。
内科専門医受ける人が万が一見てたら、直前2か月にイヤーノートのおまけの問題集と、セルトレ問題集②③をやるだけで十分ですよ。僕は3~4周しました。その年のセルフトレーニング問題も取り寄せてもいいかもしれません、何問か出てました。あんまり前からやっても忘れていくだけだし、最低限の努力でぎりぎり受かるのが一番賢いです。2ちゃんねるも意外と役に立ちますよ。屑と賢い人が入り乱れているんで、情報リテラシーが必要ですが。
試験会場でも、普段臨床しながら、こんなものまで勉強できないわよと切れている女医さんがいたが、まったく同感であった。
すでに合格していた後輩が難しかった、難しかったとびびらせるため、せっかく買ったウィッチャー3を封印して、結構勉強してしまい、60%とれば受かる試験に80%近くとってしまった(2ちゃんでは80%越えがごろごろしていた。2ちゃんで標準偏差を計算した人がいて、それによると上位5%くらいの成績であった)。
一番で受かろうが、べべで受かろうが資格は資格。終わった時は手ごたえが全くなく、60%あるかなと不安だったが、合格してからはあんなに勉強せんでよかったなと思った。あんまり実臨床に即しているとは言えない問題が多く、ほとんど忘れてしまったし。
しかし、内科の知識がブラッシュアップされたという意味ではよかった。覚えることがどんどん多くなり、自科の知識でも完全にアップデートしきれていない今、正直他科のことはどんどんわからなくなってしまっていた。
各科の試験結果は隠したが、消化器内科は85%程度で、90%を越えなかったのは恥ずかしい。
40を越えてまだ試験かとうんざりしたが、会場には明らかに僕より年上で50代以上と思われる人もいた。お疲れ様です。
これで専門医も5個目。専門医と言えば、一般的にはその分野に精通しているエキスパートと思われるかもしれないが、必ずしもそうではない。多くは講習を受けて、テストを受けるだけでなれてしまう。個人的には内視鏡専門医には技術認定が必要ではないかと思っている。数が多すぎて、技術のテストをするのはめちゃくちゃ大変だろうが。
専門医に関して思うところは色々あるが、また別の機会に。