生きよ 堕ちよ

高校留年~プータロー~文系大学~再受験し医師~内視鏡に魅せられ消化器内科へ

外来後の内視鏡はきつい

本日は外来日だが、終了後内視鏡をする予定が2件あった。

1件は先週の木曜日にERCPをした人で、その時は失敗に終わった。憩室の中に乳頭があり、開口部が完全に横を向いている状態で、何とか膵管にステントを入れるのが精一杯であった。

もう1件は先週の水曜日にバルーン内視鏡のERCPを行った人で、本日朝から黒色便が出現し、貧血も進行した。乳頭切開後の出血が疑われたので、本日緊急で行うこととした。

 

外来は40人くらいで楽だったが、今日に限って、次回からは他院を希望したり(普段は他院に行ってくれと言っても行ってくれない人が多いので、ウェルカムなんだけど)、他院への紹介が必要な人が多く、紹介状を合計6通作成した。急いで作成した後、検査まで少し間があったので、病棟に上がって入院患者に会ってきた。

 

偶発症を起こした人は、経過良好でほっとしたが、これおいしいのよ~と言ってお菓子をたくさんくれた。本来、逆に渡さないといけないので申し訳なかったが、断るのも悪い気がしてありがたく頂いた。ダイエット中であるが、せっかくなので一つ食べたら、確かにおいしかった。残りは子供たちに食べられてしまうことだろう。

 

夕方ERCPスタート。なんとかガイドワイヤーで胆管を選択することができ、乳頭切開を行い、バルーン拡張をし、石をとりだした。結構大きな石で割らないと出なかったので、石を砕いてからだした。終わったら7時を過ぎていた。

 

次にバルーン内視鏡を行ったところ、乳頭から血が出たり、止まったりしていたので、ERBDチューブを留置し圧迫止血を行った。

 

終わったら8時30分になっていた。その後雑用を済ませて病院を出たが、さすがに今日は疲れたので、ウォーキングを行わなかった。

 

本日の体重は88.3kgと微増していたが、誤差の範囲だろう。数日前の激しい下痢が嘘のように、2日ほど排便が無い。その影響もあるかもしれない。