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生きよ 堕ちよ

高校留年~プータロー~文系大学~再受験し医師~内視鏡に魅せられ消化器内科へ

根拠がなくてもいいから自信が欲しい

今日はバルーン内視鏡のERCPを2件行った。

2例とも勝ち切った。1例は後輩に先発してもらったが、完投した。2例目で回転することがうりのESTナイフを使ったが、今日はうまくいかなかった。なぜかよくわからないが、いつも切りたい方の反対側に刃が出てくる。いい方向に回そうとしていると、うまくいかず、いびつに捻じれてしまうことが多い。うまくいくのは印象では半分くらい。昔は捻じっては入れて、捻じっては入れてを繰り返していたが、最近は面倒なので、早い段階で針状メスに変えている。

今日もデバイスをたくさん使ってしまった。レセプトが大変だ(今査定された別のレセプトを手元に置いている。外科に頼まれて行ったバルーン内視鏡のERCP。レセプトはやる気が出ないわ。開業したらやる気が出るんやろか)。

 

今日は、以前論文にした珍しい疾患に似た症状の患者が当たった。本当は、別の医師に当たる予定だったが、その珍しい疾患に似ているという話になり、急遽僕に変更された。しかし、印象としては少し違う気がする。日本で数例しかない病態(僕の報告が2例目)が、そうそう同じ病院に集まってくるとは思えないし。

 

ケースレポートを書くのは嫌いではない。というか、珍しい病気や経過を経験したり、新しい治療や手技を発明したなら、文献として形に残すのは臨床医の義務だと思っている(日常の臨床におわれて、書くのは大変だけど)。

もちろんこんな高尚な理由だけでなく、「こんな珍しい病気を見たよ、どや」という自己顕示欲、作家になるセンスのない自分が、文章を自分の名前で出せる喜び等も理由になっている。

ケースレポートはインパクトファクターが稼げないため、載る雑誌も減っている。なんか切ないわ。引用されなくてもいいじゃんと思いつつ、自分の書いた稚拙な論文が引用されているのを見ると嬉しい。

 

昨日は4000歩、今日は5000歩歩いた。病院の周りは本当に怖い。今日も公園で騒いでいる男たちがいた。絡まれると嫌だなと思い、よく見なかったが、なんだったんだろうか。武道をやればビビりが治るかと思っていたが、大会で優勝しても、黒帯をとっても全く治らなかった。外観は180cm、80kg後半とまあまあでかい方だが、心を具現化したら、がりがりのもやしっ子だ。

まともな喧嘩もしたことない。学生の時、梅田の広場に腰かけながら携帯電話で話していると、わけのわからないおっさんに絡まれたことがある。「おいおい、絡まれてるで」と電話相手に言いながら立ち上がると、僕の方がだいぶでかかったので、おっさんは僕を威嚇しながら、後ずさっていった。内心びくびくしていたので、ほっとした。

武道をやって、心が鍛錬されるなんていうのは幻想だ(武道系の体育会の飲み会なんてめちゃくちゃ。僕のやっていた武道でも、以前某大学での集団暴行が問題になっていた。学生の時、ぼんぼん大学に出げいこに行った時、その大学の学生が、合宿で師範にちOちOを焼かれた話を嬉しそうに話していた。他の学生の多くは、学生のくせに高級外車を乗り回して遊びまわっているのに、えらいなと変な関心をした)。

 

根拠のない自信にあふれている奴がときどきいるが、視野狭窄ゆえだとしても、本気で羨ましい。なんでその状況で、そんなに自信満々なんだ?と思ってしまうが、そういう思考回路はないんだろうな。その方が生きやすいのは間違いない。 

 

体重は87.1kgになった。今日はカンファレンスで出た弁当を食べたので、夕食後の体重だが、昨日夕食前にはかったところ86.8kgだった。85kgはもうすぐだ。今週末は緩和ケアの講習会でつぶれるので、明日頑張ってジムに行こう。