昨日胃のESDの指導をしたが、その人が本日吐血をした。ヘパリンブリッジをしている患者だが、ヘパリンは本当によく血が出る。ワーファリン飲ませたままやったほうがいいのかもしれん。後輩が外来日であるため、僕が内視鏡を行ったが、潰瘍の端から血が出ていて、胃の中は血まみれだった。幸い、hot biopsy鉗子で止血が可能であった。
急遽、来週の研究会で発表することが先週決まった。あまり大した研究会ではないが、誰も出したからず、お鉢が回ってきた。僕がされたように下の先生に押しつけられないこともなかったが、それをするのもストレスであるし、悪循環であるので、結局自分で出すことにした。
といっても、やる気がしないので、昔発表したネタのN数を増やして、出すことにした。しかし、全く一緒というのも芸が無いので、やっつけで動画を作った。3時間くらいかかった処置を1分ちょいにまとめた。いつも嫁（と時々子供）相手に予演会を行うが、今日行ったところ、まあいいんじゃないの、言いたいことはよくわかるし、とのことであった。
今週はまあまあ忙しく、3000～5000歩/日しか歩けていない。日曜日86.2kg、月曜日86.3kg、火曜日86.4kgと少しずつ増えていき、間食もしていないのになんでや？と思っていたが、今日は85.8kgであった。
今日はIBSの発作があり、下痢に悩まされたが（大腸内視鏡をしていて、腹痛に襲われた時はどうしようかと思った）、日曜日から今日まで便は出ていなかった。そのための体重減少だろう。
大腸内視鏡で、他院で挿入できなかったという人が回ってきたが、5分程度で挿入できた。少し痛みを与えたが、以前挿入できなかった時に比べるとましですと言ってもらえた。また、前回苦痛でたまらなかったという人も来たが（8年前の僕が途中交代して挿入していた）、今日は楽だったと言ってもらえた。痛み止めの麻薬の副作用で吐き気がなかなかとれなくて、むしろそちらに困った。
他院で入らなかった、挿入困難例とオーダーに書いてあるとファイトはわくが（以前消化器専門をうたっている高名なクリニックで入らなかった症例は、若干むきになったが、20分かかって挿入した）、本当は1～2分で挿入できる簡単な腸が好き（笑。
