今日は病院へ。たまっていた書類を片付け、月曜日の外来の予習をし、当たっている患者の指示を出してきた。2時間程度で終わったが、夏休みボケの体には結構きつかった。カプセル内視鏡の読影もしようかと思ったが、めんどくさくなったので切り上げた。
2日目は朝食後、プールと海へ行った。シャングリラやJパークといったホテルはプールの種類が多いらしいが、モーベンピックはどちらかいうと大人向きであるようで、プールは狭く、夜になるとライトアップされていた。
それでも子供たちはプールで、はしゃいでいた。プライベートビーチもあったが、プールの方がお気に入りであった。
プライベートビーチは広くないが、日本の海とは比較できないくらい綺麗であり、水も暖かかった。
プライベートビーチ。朝早かったのでほぼ貸し切りであった。
10時半からショッピングモールへ向かうシャトルバスが出ているため、それに乗った。ここでも渋滞はすごく、空いていれば30分ほどで行けそうな距離に2時間かかった。土地勘がなく、ランドマークとなる建物もなく、どこにいるのかさっぱりわからなかった。
ショッピングモールはアヤラセンターというところで、小奇麗なところであった。
これまで行った国の中でもフィリピンのセキュリティは非常に厳しく、ホテルに入る車は一旦止められて、免許(と思われるもの)を預けて、犬や金属探知機でチェックをしてから中に入る。トランクも開けられる(あるタクシーはトランクが締まりにくく、開けたまま走り出した)。免許らしきものは帰りに返してもらっていた。
ホテルの中の道路に段差があるが、おそらくスピードを落とさせるためだろう。色々なところにこの段差を見かけた。
このショッピングモールでも入口にセキュリティがいて、カバンを開けてチェックしていた。僕らは観光客丸出しなためか、開けるようには言われなかった。
空いていた海鮮の店で食事をして、ざっとモールを見て回ったが、日本でもありそうな店が多かった。もっとローカル色の強いものが見たかったが、探すことができなかった。そのため、スーパーでもろもろ買い物をして、ホテルに戻ることにした。
ホテルまではタクシーで戻るしかなく、乗ろうとしたタクシーで500ペソだと言われ、400に値切ろうとしたが、だめだと言われた。200円くらいしか変わらないので、面倒くさくなり、そのまま乗った。
このタクシーの運転が非常に荒く、助手席に乗った僕は大変怖い思いをしたが、1時間かからずにホテルへ戻ることができた。
少し休憩した後、高校の同級生と会うため、ガイサノアイランドモールマクタンへ向かった。そこで娘にキティちゃんの時計を買わされた。ハウマッチ?と言うと、フィフティーと言ったので、50ペソ?安いなと思い、100ペソを渡したら、ノーノーと言われ、なんやかんやで250ペソ取られた。それでも500円くらいだから安いんだけど、なんかしてやられた気がした。
その後、現地のTシャツを買い、高校の同級生と合流した。6~7年ぶりにあったが、あまり変わっていなかった。JTBのタグをリュックにつけていたら、こんなんつけとったら、鴨葱やぞといわれ、ちぎられた。スリやカバンを切られて物を盗まれることがあるらしい。
彼の案内でジプニーに乗ったが、僕たちだけでは敷居が高かったので、いい経験ができた。
ジプニーの車内。とても狭く、降りる時はしゃがまないといけなかった。
ジプニーを降りて、彼の案内でダウンタウン?を歩いた。その後、船に乗ってセブ島に行き、寺院をいくつか回ったが、多くはどこを回っているのかよくわからなかった。ダウンタウンも僕らだけでは危ないし、土地勘もないため、近寄れなかっただろう。
セブで有名な観光名所であるサント・ニーニョ教会にも行った。やはりカバンチェックがあり(僕のは持ち上げるだけで許された。同級生も言っていたが、厳しい様に見えてチェックはザルとのこと)、人もたくさんいた。子供たちや、足に障害がある人が、たくさん金をくれと手を出してきた。
フィリピンは子供と学生であふれかえっていると同級生が言っていたが、確かに子供や学生を多く見かけた。
マゼランが女王に送ったサント・ニーニョ像(幼いキリスト)は、普段長蛇の列らしいが、ちょうど礼拝の時間であったため、少し並ぶくらいで見ることができた。
サント・ニーニョ教会(多分。色々回ってよくわからなくなった)
マゼランと言えば、世界一周した人くらいの知識しかなかったが、マクタン島で死んだと初めて知った。マゼランと闘い、勝利したラプラプ王は英雄であるようで、都市の名前として残されている。サント・ニーニョ像を売っている屋台があり、欲しかったが、後で買おうと思いつつ、結局買えずじまいであった。
その後、市場に行き、フルーツを買い込んだ後、同級生の家にお邪魔した。マクタン島からセブ島に入ってすぐのマンダウエというところに家があり、閑静な住宅街であった。
そこで夕食をご馳走になり、お暇した。奥さんはフィリピン人だが、ちょうど夫婦喧嘩をしたとのことで、ご機嫌はあまりよろしくないようであった(と彼が何回も言っていた)。エビの料理や魚が出てきたが、美味であった。しぼりたてのマンゴージュースもとてもおいしかった。
お土産をたくさん用意してくれていたが、タクシーを捕まえるところまで一緒に来てくれて、無事捕まえた後、そのまま持って帰ってしまった(笑。最終日に、朝早く空港まで持ってきてくれた)。こちらも頼まれた文庫本とレトルトカレー(LEE)ともらったワインを渡した。そういや、高校の時もカレー好きやった。
タクシーを拾うところまで行く時に野犬をたくさん見たが、これでも駆除してだいぶ減ったらしい。そういや、日本でもいつの間にか野犬をほとんど見かけなくなった。
長くなったのでここまで。