今日は久々の仕事であり、いきなり外来から始まったので、きつかった。50人弱と人数はさほど多くはなかったが、夏休みぼけした頭の切り替えが大変だった。
3日目はアイランドホッピングに行った。同級生に、知り合いの業者を直接予約してもらっていたが、当日行ってみると「shiori」の名前で予約されていた。7月28日9時モーベンピックと書いてあり、うちの事に間違いなさそうだが、しおりで???となった。
確かに末の娘はしおりというが、それで予約を取るわけない。そもそも同級生の娘もたまたましおりといい、今回お互い初めてそれを知り、同じ名前やんけと前日にちょっと盛り上がったくらいであった。
おそらく苗字をしおりと聞き間違えたと思われた。オーナーはジョニーさんというが、日本語ペラペラで、同級生に電話をして確認をとり、無事に行けることになった。
前日、同級生はジョニーさんに電話をして、明日よろしくお願いしますねと言っていたが、フィリピンらしい緩さで、日本ではまずこんなことはないだろう。そういう緩いところがいいところでもあると思うが(リビングのクーラーのリモコンがなく、低い温度で固定されてとても寒いため、リモコンを持ってきてくれと言ったが、結局最後まで届かなかった。部屋の予約とこれは緩さが悪い方向に出た例)。
旅行会社が提供しているアイランドホッピングのオプションツアーは大人80ドル、子供60ドルとあったが、基本は船ごとにお金がかかる(同級生曰く、ガソリン代が基本らしい)ため、僕らの場合、人数に関わらず、船一艘で4000ペソだった。それで行きたいところを言ってくれれば行きますよとのことであった。
オプションツアーは相当ぼったくっているが、伝手がないとそれに頼らざるを得ないので、需要はあるのだろう。空港に置いてある日本語のフリーペーパーにも安いところは載っているが。
初めてであるので、色々ネットで調べ、まずはベタからと思い、ナルスアン島に行くことにした。モーターボートで船へ移り、いざ出発。少し曇っていたが、暑い日であった。
いざ、ナルスアンへ。たくさん人が乗っている船もあったが、僕らが乗った船はうちの家族だけだった。船の上でBBQをしている船もあった。
海の上は、風がいい感じでとても気持ちよかった。1時間たらずでナルスアン島へ到着。
ナルスアン島の入り口?
島よりも長い桟橋が有名。
着いてすぐの桟橋で、まずはシュノーケリングを行った。熱帯魚がたくさん泳いでおり、餌をあげると怖いくらいよってきた。付き添いの人がとても親切で、娘二人を海に入れてくれたり、だっこしたりと、ずっと相手してくれてたので、僕と嫁は子供を気にせずに魚を見ることができた。
ここ以外でも思ったが、フィリピン人は皆とても親切で、子供が好きだ。うちの娘たちはキュートキュートといろんなところで撫でられていた。とてもシャイな娘たちは薄いリアクションだったが。
餌をあげる前
餌をあげている時。こええよ(笑。
最初は貸し切り状態であったが、韓国人の集団がやってきて、大騒ぎになったので、シュノーケリングを終えた。
セブは韓国人に人気と聞いたが、確かに日本人より韓国人の方が多かった。南シナ海の問題があり、中国人は少ない(ていうか、いない?)。店の看板でも、日本語よりハングルの併記の方が多い印象であった。
ナルスアン島に上陸し、BBQを食べ、サンドバーで遊んだ。BBQはおいしかったが、少し冷えていたのが残念だった。
まだ時間があるので、次はカオハガン島にでも行こうと思ったが、あまり楽しくないと付き添いの人に言われたので、お勧めのところに連れて行ってもらうことにした。
島に上陸するのかと思っていたら、沖合に船を止めて、ここでシュノーケリングをするように言われた(ヒルトゥガン島?)。結構深い海であり、息子が怖い怖いと騒いでいた。曇っていたのが残念であったが、それでも綺麗で魚や貝が見えた。付き添いの人が潜って、貝やサンゴやヒトデをとってきてくれた。
船の近くでシュノーケリング。
青いヒトデ。この後、海に返しました。
シュノーケリングを満喫して、船にあがったら、小舟で加工した貝を売りに来ている人がいた。たくましいなと思ったが、買わなかった。
娘たちは疲れて寝ていたので、戻ることにした。大変楽しく、良い経験ができ、アイランドホッピングが人気なわけがわかった。またセブに来ることがあれば、違う島へ行ってみたい。
陸地に戻り、ジョニーさんにお礼を言い、明日のマリンアクティビティの予約をし、ホテルに戻った。
一休みしてショッピングのため空港近くのマリーナモールへ。そこでまたTシャツを買い、スーパー好きの嫁がスーパーを見つけ、色々購入した。その後、色々店を見て回ったが、土産物屋はなく、小物の店や海賊版の店ばかりであった。
マリーナモール。deepな雰囲気はよかった。
その後ホテルに戻り、ホテル近くのフィエスタベイというシーフードレストランへ。リーズナブルであったが、とても美味であった。しかし、このころから疲労がたまってきたせいか、右下の奥歯が浮いた状態になり、噛む時に痛みが走った。左で噛んでも右が痛かった。それでもせっかくなので、がんばって食べた。
20歳前後に時々なることがあったが、少なくとも医者になってからこんな症状はでたことがないので、よりによって旅行中にならんといてよと思った。
ホテルに戻って休もうと思ったが、娘が泳ぎたいと言い、プールへ。夜であったが、結構な人が泳いでいた。ライトアップされ、ムーディであり、そのためカップルが多かった。
うるさい子供を連れて行って申し訳なく思ったが、部屋に戻ってから雰囲気を作ってもらえばいいかと開き直った。飛び込んでいるおっさんもいたし。
娘はまだまだ泳ぎたいと言っていたが、適当に切り上げて部屋へ戻った。
長くなったので今日はここまで。
仕事の後に、病院の周りを5000歩ほど歩き、体重は83.3㎏と少し戻ってきた。
フィリピンにいた時は、胃がもたれてきて常に腹が膨れた状態であったが、便は快便だった。日本に帰ってきて胃の調子は戻り、歯の浮いた状態もほとんど気にならなくなってきたが、今度は下痢がひどくなった。今日も3~4回トイレにこもった。
外国に行くと、大体は胃がもたれてしまうが(行った国の中ではカナダが一番ひどかった。一番若い時に行ったにもかかわらず、日がたつにつれ、朝のビュッフェを見ただけで気分が悪くなった。近くの中華街で中華ばかり食べていた)、どこかに胃がもたれず、下痢もしない国はないのだろうか。
リゾートに行くと、リタイア後、こういうところで暮らすのもいいかもなと思うが、やはり食べ物が一番の問題だ。