今日の午前中はフリーだったため、カプセル内視鏡の読影を行い、診断書を作成した。日本語の診断書なら、数分で書けるが、今回は英語。一度だけ外来で診た人で、ERからの紹介だった。
検査を勧めたが、希望されず、薬だけくれと言って帰って行った。そのため診断はついておらず。ERでの経過や行われた検査についても「できれば」書いてくれと依頼文にあったので、なんでやねんと思いながら盛り込んだ。
1時間弱かけて完成。過去の論文やネットを駆使して書いた。文法間違ってるかもしれないけど、まあしゃあないな。
午後はダブルバルーン内視鏡を行った。やや変わった患者さんだが、検査台の上に載った後、僕が3か月の間、渇望していた言葉が発せられた。
「先生、やせた?」
「あ、ありがとうございます。やっと言われました。そうなんですよ~。どいつもこいつも、太った?は気軽に言うくせに、痩せた?は全然言わないんですよね~。本当にありがとうございます。」
「いや、前はぼわんとしてたけど、精悍になったわ。」
嬉しいこと言ってくれますな。ありがとうございますを5~6回連呼した。
「いや、ストレスでやつれたわけじゃないよね?」「減量してるんで大丈夫です。」
嫁は否定するが、僕の日焼けは、なんか肝硬変のような不健康な色だなあと思っていた。それでやつれた様に見えたのか?
後輩に「日焼けしたからですよ。」と言われたが、そんなことはないはず。ここ3か月で6~7lgは減ったのだから、多少は変わっているはず。
太った?と相手に言っても誰も得しない。しかも、そんなに変わってないのに、太った?という人が少なからずいる。さほど興味をもって、僕のことを見ていないのだから、適当なことは言わない方がいい。話のきっかけを作るためか知らんが、相手を傷つけることをいってどうする。無理して喋らんでいい。痩せた?も言えっつうの。
‥誰に言っているか、わからなくなった(笑。あれだな、デリカシーのないことを平気で言う人たちの集合体の幻影に向かってだな。ドン・キホーテみたい。
昨日は20分ほど走り、82.9㎏だったが、今日は夕食後だが84㎏だった。今日は遅くなったので、歩けなかった。20分ほど走っただけで、足が痛いが、明日も少し走りに行こう。ゆっくりと減量を継続して、75㎏を目指す。