生きよ 堕ちよ

高校留年~プータロー~文系大学~再受験し医師~内視鏡に魅せられ消化器内科へ

上司に大腸内視鏡をした

今日の午後に上司の大腸内視鏡を行った。目上に対して失礼かもしれないが、すごく純粋というかまっすぐな人。それと関係あるのかどうかわからないが、腸も素直でとても入れやすく、1分ちょいで盲腸へ(簡単な腸なのがおかしくて、笑いそうになった)。

 

しかし、知っている人の内視鏡はやりにくい。何回か頼まれたが、変な緊張をする。

 

僕も、一度受けようかなとは思っているが、なかなか踏ん切りがつかない。今年の3月に、任期を終える専攻医たちが、自分で自分に大腸内視鏡をし、全大腸観察をしていたので(それを見ていた別の専攻医は、見るに耐えなかったと言っていたが)、僕もそれをしようかと思っているが、自分の病院で受けるのも気が進まない。

 

午前中は、後輩専攻医のESDの介助と指導。体部大彎のやや難しいところだったが、2時間かかったものの完遂した。えらいえらい。

 

上司の大腸内視鏡のあとは、大腸ポリープのEMRを行った。他院で大腸内視鏡をされ、管腔が埋まるほどのポリープがあるとの触れ込みであった。EMRが無理ならESDか手術かとムンテラしておいたが、30㎜以上あったものの、何とかpolypectomyできた(普通のスネアはかからず、ジャンボスネアを用いたが)。他にもいくつかポリープがあり、合計5個切除した。

その後、憩室出血疑いのおばあちゃんが、本日緊急入院し、担当医になったので、主治医の後輩専攻医と大腸内視鏡を行った。

上行結腸に出血源あり、後輩がクリップで止血をした。まだ専攻医一年目だが、一人で処置を完遂した。お父さんが我々の世界で有名人だが、やはり遺伝子だろうか。素晴らしい。

 

帰ってから息子とランニング。午前中に泳ぎに行ったためか、しんどいしんどいとぎゃあぎゃあうるさく、もう少し走りたかったが、20分ほどで帰宅。別についてこいとは言ってないのだが。しんどかったら家にいればいいのに。

 

体重は83.7㎏と少し増えた。なんでだ? プラトー期だろうか。