生きよ 堕ちよ

高校留年~プータロー~文系大学~再受験し医師~内視鏡に魅せられ消化器内科へ

深く眠ると逆に眠いのはなぜ

昨日は当直。開始早々、総胆管結石が転送されてきたので、入院させた。幸い、胆管炎は軽かったので、緊急ERCPは行わず。

入院させた後は呼ばれなかったので、オリンピックを見ることができた。後輩たちとわいわい言いながらバドミントンを見た。皆が帰った後も一人で見ていたが、卓球女子の3位決定戦は非常に熱く、がらんとしたカンファ室で一人で歓声を上げていた。

2時過ぎに眠りにつき、次に7時ごろに電話で起こされるまで、眠りこけていた。いつもの当直では6時過ぎに勝手に目が覚めるが、今日は結構眠りが深く、しばらくぼーっとしていた。

吐血、Hb5代の患者が搬送されてきていた。嘔吐をし誤嚥したため、酸素化が悪いが、血圧は保たれている。当院受診歴は数年ないため、普段のHbがどの程度かよくわからず。

念のため、3次救急で緊急内視鏡を行ったが、黒色の液体が貯留しており、出血の痕跡はあったが、活動性出血は認めず。病歴からはマロリーワイスが疑わしいが、裂創もない。残渣が吸いきれなかったが、更なる誤嚥を招く可能性あり、活動性出血もないことから体位変換は行わず。

入院させて、明日再度内視鏡を行う方針とした。指示を出し終わったら、9時を回っており、そのまま上部消化管内視鏡へ。今日は一日内視鏡の日なので、直明けだときつい。まだ自分でやっているうちはいいが、後輩の大腸EMRの指導の時は、不覚にも寝てしまった。

当直にしてはまあまあ深く眠ったが、そういう時の方が非常に眠いため、今日は早めに病院を出た。嫁と子供が本日こちらに帰ってきていたので、子供たちを連れて近所のスーパーに夕食を買いに行った。一人の時は家の中が静かで怖いくらいであったが、急に騒がしくなった。

体重は83.4㎏だった。当直の日はついついいろいろ食べてしまうのでやむを得ない。