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生きよ 堕ちよ

高校留年~プータロー~文系大学~再受験し医師~内視鏡に魅せられ消化器内科へ

日本拳法の思い出?

今日は息子の小学校の音楽会を見に行った。幼稚園の時は、歌の時に口がほとんど動いていなかったが、小学3年になって少しだけ動くようになっていた。

息子の出番が終わった後に病院へ。病棟を回り、遠方から来た患者家族に病状説明をした後に、締め切りの迫っている学会の抄録を仕上げにかかったが、下準備に手古摺り、6~7時間病院にいたが、結局仕上がらなかった。

 

今週はダブルバルーン内視鏡が5件あり、すべて術者であったので、まあまあ忙しかった。そのうち2例が小腸悪性リンパ腫であった。悪性リンパ腫の中では珍しいタイプではないと思われるが、それでも週に2件重なるのはレアだ。

ダブルバルーン内視鏡は検査が1時間以上かかることがざらではないし、単調作業である時間も結構あるので、雑談をしながら行っていることもある。そこで学生時代にやっていたスポーツに話が及び、球技がいいよね~という話しになった。サッカーがいい、バスケもさわやか、テニスも楽しそうと皆で言っていた。僕は球技からっきしダメなので、その話になり、その流れで僕がやっていたマイナー武道の話になった。

 

僕は大学の教養時代の1年半、日本拳法というマイナー武道をやっていた。いい体してるけど、なにかやってたんですか?と聞かれることがよくあるが、そこで僕は「多分知らないと思いますけど、マイナーな格闘技をやっていました。」と答えていた。

そこで興味を失ってもらいたいが、食いついてくる人もいる。どんな格闘技ですか?と。日本拳法ですと答えると、8割がたはきょとんとする。

空手みたいなものですか?と言われることが多いので、面倒な時はそうですといい、気分が乗った時は、剣道の格好をして竹刀をグローブに変えてやる殴り合いのようなものです、投げもありですけどと言う。

それでもきょとんとされることが多く、なんともいえない気持ちになるので、合コンや飲み会に行っていたころ、僕はアメフトをやっていたと詐称をしていた。あー、それっぽいわで終わることが多かったが、たまにポジションは?などと聞かれるので、まったく知らない僕は、左の後ろの方を守っていたと適当に答えていた。

たまに詳しい人がいて、渡辺二郎がやってたやつですね、と言われて驚くことがあった。渡辺二郎は粗製乱造された今のチャンピオンと違い(もちろん今でも強いチャンピオンはいるが)、本当に強いボクシング世界チャンピオンであったが、残念なことになってしまった。拳法の試合会場で目の前に座っていたことがあったが、箸袋にサインしてくれとかなり失礼なことを言われても、機嫌よくサインをしていた。

 

ダブルバルーン内視鏡の時の話で、拳法をやっていてもモテないという話になった。くさいし、球技と比べて日陰だしと言ったが、まあ確かにモテなかった。それは拳法のせいではなく、僕個人の問題が大きいかもしれないが(笑。ホストクラブでバイトしている遊び人の先輩やミスOO大学(国立大学なので、レベルは推して知るべしだが)と付き合っている先輩もいたし。

高校の同級生が拳法部にいたので、おまえも入れということで入れられたが、彼は実は日本拳法創始者の孫であったりする。それを知ったのは大学に入ってからで、別の者から聞いた。彼は全くその話をしなかった。

僕より小さいがかなり強く、パンチが痛いので、彼のパンチから逃れるためにしょぼいカウンターができるようになった。

大みそかに練習するぞと彼に呼び出されて大学まで行ったが、道場の外の通路のドアがしまっていて、大学自体に入れなかった。この俺のたぎる気持ちはどうしたらええねんと一人で吠え出し、寒空の中、校舎の外で裸足で練習をさせられた。寒いわ、恥ずかしいわで地獄であった。一人で壁でも殴っておいてほしいわ(笑。

また彼は留年し、5回生になったので、社会人大会に参加することができ、見事三位になった。それを大学新聞に載せるから、お前口述筆記して新聞部に持っていけと、おしゃれな喫茶店で口述筆記をさせられた。愛を語り合っているカップルや、楽し気におしゃべりに講じている女子大生に混じって、「OOは右ストレート、いや敵国語はいかん、右縦拳で一本をとり‥。」と延々口述筆記させられた。試合数が水増しされていたので、それを指摘するとしょぼい大会と思われたくないからと宣っていた。

アメフト部が優勝してもこんなに記事のらんでというくらい書かされて、新聞部に持って行った。そもそも社会人大会の結果を大学新聞に載せるのがおかしいので、僕は本当に嫌であったが、その時僕が主将をさせられていたので仕方なかった。一杯書いてきたが、大幅にカットしてください、すいませんと言って渡した。後日、数行記事が載ったが、彼はかなり怒っていた。載せてもらっただけありがたいと僕は思った。

そういえば、彼は大学に合格した時、赤本に合格体験記を送って、一応掲載されたが、他の人よりかなり短く、あの10倍は書いたのにとその時も怒っていた。大人になって治っていったが、若いころは自分のことを天才だと思っていたので、誇大妄想がかなり含まれていたのだろう。

日本拳法の思い出を書くつもりが、同級生の思い出になってしまった。まだまだあるが、これくらいにしておく。日本拳法はマイナーだが、とても面白い格闘技であると僕は思っている。しかし、自分の子供にやらせたいかというと、脳がかなり揺れるので(僕も一発殴られるたびに、英単語を5個ずつ忘れていった)、勧めはしない(創始者の娘が彼のお母さんだが、うちの息子に拳法させられてるんじゃないの、ごめんなさいねと謝られた。あまり好きではないようであった)。たまにyoutubeで動画を見て、また拳法がしたいなと思うこともあるが、1分くらいで我に返る。

 

今日の体重は78.6㎏。市販の体重計なのであまりあてにならないが、体脂肪は15%代だった。0回だったチンニングは3回できるようになったし、立ちコロも7回連続でできるようになった。逆立ち腕立て伏せは4回できた(壁に足をついてだけど)。軍人がマッスルアップをしている動画を見てモチベーションを上げているが、あれができるようになる日は来るのだろうか。

逃避はこれくらいにして、抄録作成に戻るとしよう。