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生きよ 堕ちよ

高校留年~プータロー~文系大学~再受験し医師~内視鏡に魅せられ消化器内科へ

高額薬剤

今日は、緊急小腸内視鏡をしたり、術後胃の胆管癌、胆管炎の患者にメタリックステントを入れたり(コーンポタージュのような感染胆汁が大量に出てきた)と結構忙しかった。もう1件緊急小腸内視鏡の予定があったが、外科が手術をしてくれたので、回避できた。

年末に差し掛かり、転送が多くなってきている。年末休みたいのは皆同じだが、露骨な転送もあり、それはどうなんだろうと思うこともある。急性期医療が終わった後の再転送を断る病院も少なくない。

 

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最近オプジーボ(ニボルマブ)やハーボニー(レディパスビル、ソホスブビルの合剤)といった高額薬剤が話題になっている。

オプジーボは抗癌剤で、まだ消化器領域では適応がないが、ぼちぼち治験があり、僕の患者も数人行ったり、エントリーを検討している。効く人、効かない人があるようだが、僕の患者さんの一人はよく効いている。結構遠い病院まで行ってもらっているが、よかったよかった。

 

ハーボニーはC型肝炎の薬で10人弱に使ったが、今のところ全員ウィルスが消失している(SVRはまだ数人だが)。一人は副作用で1か月たたずに脱落したが、それでもウィルスが消失した。

一人は副作用で脱落したが、それ以外の人はまったく副作用がない。インターフェロンを投与していたころから考えると嘘みたいだ。しんどい、しんどいという患者さんを宥めながら続けていたのが懐かしい(笑。

しかし、ハーボニーは高い(オプジーボはもっと高い)。1錠8万円から5万円代に引き下げられたが、それでも高い。1か月分が1瓶に入っており、薬局が分割処方を嫌がるので、1か月分処方している。1瓶150万以上だ。車が買える。公費助成があるので、実際払う額は限られているが。

外来を行っている医師の立場としては、目の前の患者をよくするために、深く考えずに治療を勧めているが、大局的に見ると必ずしも是とは言えないかもしれない。制限すべきという意見もある。

でもやっぱり外来の患者には勧めてしまうだろう。最近は、高齢でも元気な人が多い。大局的な視野が欠落しているかもしれないが、それは偉い先生にまかせる。

 

今日の体重は76.7kg。75㎏までもう少しだが、もう少し体重を落とさないと腹筋がはっきりと見えてこないかもしれない。