生きよ 堕ちよ

高校留年~プータロー~文系大学~再受験し医師~内視鏡に魅せられ消化器内科へ

まあまあ暗黒の中学時代② 中1

昨日は、上の先生が挿入困難例の盲腸ESDをしようとしていたが、オリンパスのオーバーチューブを使っても挿入できないため、ヘルプに呼ばれた。DBEでオーバーチューブには慣れているため、オーバーチューブで腸を短縮し、盲腸へ。

本日は、他院で癒着と憩室の影響で挿入できない症例が回ってきたが(先生じゃないとと言われて持ってこられたので、そうかあ?と乗せられておいた)、5分でTCS。ただし、細径のスコープを用いた。

他人が入らない症例を入れると脳汁がでるが、今回はいずれも僕の腕というよりはスコープのおかげだ。

 

続きを書く。

望んで入学したわけではないが、中1の時はまだ楽しかった。しかし、隣のクラスにたちの悪いのが二人いて、それぞれNとSとする。

この二人さえいなければ‥。

ある日の放課後、僕は数人と4Fでしゃべっており、下にいた同じクラスの者に、つばをかからないように落としたり、声をかけておちょくったりしていた。すると3FからSが顔を出して、おまえら、なにしてんねん、しばくぞと言ってきたので、うっとおしいなと思い引っ込んだ。

その日はそれで終わったが、数日後、一学年上の先輩に呼びされた。行ってみると、Sが先輩に胸ぐらをつかまれており、泣いていた。そして、僕が来たのを見て「こいつです、こいつです。」と言った。

話を聞いたところ、校舎から誰かが吐いた唾がその先輩にかかり、その犯人としてSが疑われて、問い詰められていた。そこでSが僕の名前を出したらしい。しかし、僕はかけておらず、それは一緒にいた数人や下にいた同級生も知っていることだし、先輩に唾吐いたか?と聞かれた時に、その事実を答え、一緒にいたものに証言してもらった。

僕はそこで解放されたが、その後Sのクラスに休み時間ごとに呼び出され、10人ぐらいに囲まれてやったのお前やろ?、言えやとNとSに脅され続けた。この時の細かいことはよく覚えていないが、すごい恐怖であり、無理矢理先輩に謝罪に行かされた記憶がある、しかし、先輩は僕がやったとは信じず、言わされていると見抜いていた。

その後もしばらくSのクラスに呼び出され、大人数に囲まれてNとSに脅され続けた。同じクラスの弁護士になった同級生に何回か助けてもらった。ある時は股間をNに殴られて、痛みはさほどではなかったが、しばらく射精をした時に血が混じった。

 

おそらく犯人はSなのだろう。今となっては真偽は定かではないし、どうでもいいが、この事件がNとSにロックオンされたきっかけだった。

自分で思うが、僕は一本筋の通ったところがない。人の顔色をうかがい、合わせるところがある(今もその傾向はある)。そのくせ、ちょっといきりたいところもあるため(不良への憧れはそこそこあり、ビーバップハイスクール湘南爆走族などのヤンキー漫画は結構好きであった)、この手のタイプには目を付けられやすい。さらにごっついびびりだ。

それは自分でもわかっていたから、子供のころに空手を習わせてくれと頼んだことがあるが、おかんに一蹴された。体が強くなり、闘う技術が身につけば、心も強くなると思っていた(日本拳法をやって、全く関係ないことがわかったが)。中学時代など大して強くなくても武道をやっているというだけで、一目置かれていたので、習うだけ習っていれば変わったかもしれないけど。

そして2年になった時に、同じクラスにNがいて絶望的な気持ちになった。7クラスもあるのに。自分の運の悪さを呪った。

 

今日の体重は76.3㎏。ワイドではないが、懸垂が7回できるようになった。ナッツを食べすぎないように計量器を買った。