また僧帽筋を痛めた。懸垂が悪かったか、ディップスが悪かったか。懸垂はちゃんとネットに書いてあったようにワイドにして、顎を引いてやったのに。ディップスは25㎏荷重して行っているが、懸垂台がぎしぎしと言って怖い。合計100㎏になるが、普段から100㎏ある人はこの状態で動いているのだと思うと感心する。
先日、ハリソン内科学を買った。ハリソンと言えば、セシルと並んで有名な内科学の教科書だ。税込みで3万以上する(医局費を有効利用した。最近使い道にいろいろうるさいが、部長のロボットになって意に添わぬ学会発表を何回もしてるし、これは正当な使い方であると思うため、遠慮せず買った)。
原書を読む元気はないので日本語版だ(昔、セシルの原書を買ったことがあるが、相当持て余した)。ハッタリは原書の方が聞くのだろうが、それも虚しいので日本語版にした。
セリアック病疑いの患者がいるが、日本ではごく稀な病気であるため、日本の教科書はあまり詳しくない。さすが、ハリソン先生には詳しく書いてあった。早速役にたった。
医療サイトに、むかつく患者がいても6秒こらえると乗り越えられるという記載があった。今週の外来にも、不信感と敵意を最初からむき出しにしてきた人が入っており、予習の時点で気が重かった。
前回の外来でこちらのいうことに耳を貸さず、素人医学を振りかざしてきたので、論破したいのをぐっとこらえて、言うとおりにした。
具体的には私の症状は消化器症状ではなく、OO科だと思うのでそちらに行きたいということであったが、だったら最初からそっちに行きなさいよと思いつつ紹介した。検査をされて、予想通り特に問題ないとのことであった。
後1回くらいで終診にできそうだけど、できれば他院受診を希望してくれたり、曜日変更の希望がないかな、その方がwin-winだしと思っていたら、自分から他院を希望してくれたので、ほっとして紹介状を作成した。
未熟な僕は6秒では完全には切り替えられない。大体は一晩寝れば忘れるが、時々記憶が自然に蘇り、いらいらも蘇ってしまう。
今週も50人ほどきて、嫌だなと思ったのはその人だけだったけど、何人か長話の人の話をばっさりと切ってしまった。2~30人の外来ならゆっくり話を聞いてあげられるのだけど、多くなるとそうもいかない。
今日の体重は75.5㎏。背中が痛いので、スクワットをするにとどめた。