生きよ 堕ちよ

高校留年~プータロー~文系大学~再受験し医師~内視鏡に魅せられ消化器内科へ

ダナン旅行②

日焼けのあとが痛い。これが治まってくると夏休みの楽しい記憶も薄れていき、寂しい気持ちになるのは毎年のこと。

今日は病院へ。たまった書類作成と外来の予習をした。休み気分が抜けず、いやだいやだと思いながら片付けた。

 

続きを書く。

翌日、雨はやんでいたが、すっきりしない天気だった。嫁的にはあまり日が照っていない方がよく、ちょうどよいと言っていたが、少し物足りなかった。

朝食バイキングは豪華であった。日本ではバイキングは可能な限り避けていたが、せっかくの旅行でそんな野暮なことは言いたくないので、欲望に身を委ねた。

 

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フォーが美味しかった。

 

朝食後すぐにプールへ。まずは林の中のプールへ。曇っていたので水が冷たかった。

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ひとしきりプールで泳いだ後、海へ向かった。一応プライベートビーチではあるが、境界はあってないようなものであり、近くに別のホテルのプライベートビーチがあった。

ミーケビーチという名のビーチで砂はサラサラだった。海自体はセブの方がきれいだったが、波が強かった。ボディボードを借りることができたので、20年以上ぶりにやってみた。

 

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曇っていたが、海の水は暖かかった。多分本来のやり方ではないのだろうが、波に乗ることも何回かでき、それが楽しくて何度も繰り返していた。砂で擦り傷がたくさんできた。2~3時間遊んだ後にホテルへ戻った。

 

昼前にダナン博物館へ向かって出発した。ホテルでタクシーを呼んでもらったが、地球の歩き方の後ろの方にトラブル集が掲載されていて危惧していた。しかし、何回もタクシーに乗ったが、ぼられたことは一度もなく、怖い思いは何度かしたけど、不愉快な思いはしなかった。

ダナンはホーチミンハノイより治安が良いとのことで、空港の人たちをはじめ皆優しかった。博物館に向かう途中でドラゴンブリッジを見ることができた。

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ベトナムの通貨単位のドンはデノミをしたほうがいいのではないか?と思うくらい、膨大な額の請求が来る。前日のイタリアンレストランでは100万ドン以上請求が来た。どこかのサイトで0を2個取って2で割った額の円と等価だと書いてあったので、それで計算していたが、レストランで100万ドン以上の請求が来るとドキッとした。

タクシーも普通に10万ドン以上の請求が来るが、10万ドンでも500円くらいなので、タクシーは利用しやすかった。

 

ダナン博物館の1階はダナンの文化、歴史、2階は近代戦争を中心とした戦いの歴史、3階は人々の生活の展示(地球の歩き方から抜粋)であった。英語の説明がないものもあり、よくわからないところもあったが、色々見て回るだけで楽しかった。息子が写真を撮りたがったので、カメラを渡したら8割近くはぶれているか、接写しすぎて何を撮っているかわからなかった。

 

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このようなジオラマもいくつかあった。

 

入り口近くの土産屋で、ベトナムっぽい船と人の大理石(?)の置物を買った。ごっついしぶい関羽像もあり、結構安かったので買いそうになったが、他のところにも売っているかと思い、ぐっとこらえた。

 

毎回嫁が旅のしおりを作るが、それに従って近くにある、ラン・ゲーというレストランへ向かった。

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この写真にはないが、空芯菜とニンニクの炒め物がとても美味しかった。左の肉料理は鶏料理だが、チキンの首や足がそのまま入っていた。後でガイドブックを読むと、注文を受けてから捌き、料理は基本的に一羽単位になるらしいと書いてあり、納得がいった。

 

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普通に店の中を鶏が歩いていた。落としてしまった肉をつっついており、共喰いやでとつっこんでしまった。

 

一旦ホテルに戻り、少し休んで、ジムで筋トレをしてから、タクシーをチャーターしてホイアンへ。

3列シートのタクシーなのに、3列シートは使わせてもらえず、僕だけ助手席に座らされたが、シートベルトが壊れていた。しばらくカチャカチャしていたが諦めた。運転手も何も言わなかったので、シートベルトせんでもいいのかと思って、それ以降もしなかったら一人だけ突っ込んできた運転手がいた。

セブ、台湾でもそうだったが、ダナンもタクシーの運転は荒かった。特にこのドライバーは鼻歌を歌いながら、対向車線に平気ではみ出して前の車を追い抜いていた。車のパワーがないので、結構恐怖であり、嫁と僕が「おおおおおおおお」と言っていると、へへへと笑っていた。そんなに前に行こう行こうとせんでええから、ゆっくり行ってと言いたかった。

 

ホイアンには30分ほどで着いた。迎えに来てもらう時間と値段の交渉をし、散策へ。着いてすぐにぽつぽつ雨が降ってきた。駐車場で野菜を売っているおばちゃんがおり、買ってくれと言って寄ってきた。

僕の肩に天秤棒を乗せて、菅笠(ノンラーと言うらしい)をかぶせて写真を撮ったらと言ってきた。結構ずっしりと重く、これは大変だと思ったが、ここで果物を買っても荷物になるし、ホテルには果物が毎日補充されていたので、申し訳なかったが、買わなかった。

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ホイアンの古い街並みは世界遺産に認定されており、確かに風情はあったが、観光客でごった返していた。様々な施設への入場チケットを買い(なんか無くても入れそうな施設ばっかりだったが)、街を散策した。

 

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日本橋。中で干支のメダルを全員かった。ベトナムの干支は日本と4つ違い、猫も入っていた。

 

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多分廣肇(こうちょう)會館。

 

観光地であるためか、土産屋は非常に多かった。珈琲豆を見ていて、ベトナム珈琲の安いのを買おうとしたら「こっちの安いのは美味しくないよ。」と店員に言われた。高いのを買わせようとしたのはわかるが、美味しくないものを売ってはだめだろ(笑。帰ってきてから飲んでみたが、甘みがあり、普通に美味しかった。

別の土産屋でクールな菩薩像があったので、思わず買ってしまった。マーブルの関羽像もあったが、でかくて高めだったので我慢した。

 

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ちゃんとした値段は忘れたが、数千円だったと思う。嫁が値切ったらあっさり下がったため、さらに値切ろうとしたので、息子が止めに入っていた。うちの男性陣はこういうところがだめだ。当家唯一の非関西人の嫁が一番関西人ぽくなっている(同じく、ホイアンで30000ドンのおもちゃを20000ドンに値切っていた。‥50円)。最も僕の妹の値切り方はこんなものではないくらいえぐかったが。

 

子供たちが空腹を訴えだしたので、レストランを探したがどこも混みあっていた。なんとか、モーニング・グローリーというレストランに入ることができた。店内はほぼ満席で、白人が多かった。

f:id:mfuku4585:20170730101202j:plainホイアン名物ホワイトローズとカオ・ラウ。美味でした。もう一つの名物である揚げワンタンは名前がわからなくて頼めず(笑。

 

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街並みは風情があってよかった。なぜか、写真のほとんどはピントがずれていた。

 

迎えのタクシーの待ち合わせ場所である駐車場はごった返しており、見つかるかなと思っていたが、運転手が僕に気づき、「ほおい。」と声をかけてくれた。帰りは夜だったが、やはり運転は荒かった。この日はこれで就寝した。

 

今日の体重は76.9㎏。帰ってきてから僕だけが下痢をしている。食べ過ぎたのもあるが、生ものも食べたからか。1日3~4回でそんなにひどい下痢ではないけど。