生きよ 堕ちよ

高校留年~プータロー~文系大学~再受験し医師~内視鏡に魅せられ消化器内科へ

受賞者メーカー

昨日、息子の塾の迎えに行き、帰りにラーメンを食べに行った。食べ終えて、車を止めていた駐車場に向かったら、僕の車の前に大きなバンが止まっていた。邪魔だなあと思ったら、BMWの持ち主の方ですか?と言われたので、はいと答えると、すいませんといきなり謝られた。

嫌な予感がしたが、その予感は的中した。駐車時にぶつけたらしい。確かにその駐車場は若干狭く、僕自身入れるときにひやっとしたくらいだった。

車はこんな状態だった。

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思わず息をのんだ。相手の人が、平謝りに謝るので、こちらも怒るに怒れず。相手が呼んでいた警察といろいろ話をし、その場を後にした。

100:0だと思うが、僕の車残クレだから、事故車扱いになったら、引き取ってくれないかもしれないな。さすがにそこまでは保証されないだろうから、ここは泣き寝入りか。明日ディーラーにもっていって車のチェックと見積もりを出してもらう予定。

 

何年前からかわからないが、内視鏡学会と消化器病学会の地方会で、研修医と後期研修医の優れた発表に与えられる賞ができた。今週、指導した後輩からその賞を取ったという連絡があった。

非常に喜ばしいことであり、指導した身としてはとてもうれしい。カンファレンスでも部長からそのことを言われた。先生も金一封(数万円と次の総会の参加費、交通費、宿泊費がもらえる)分けてもらえばと部長が言い出したので、これで5人目ですけど、誰も何もくれませんと思わず言ってしまった。

そう、これまで僕が指導をした後期研修医、研修医は5人この賞を取った(うちの科では他2人くらいしかとっていない。ええ、ちょい自慢です)。一人、礼も言わなかったものがいたが、それ以外は皆感謝してくれた。勿論、本気でわけて欲しいわけではなく、自分が微力でも貢献できたのであれば、それが嬉しい。

礼を言わなかった者も、その発表症例を担当した時にはかなり頑張ってくれたので、賞を取ってそれに報いることができてよかったとは思っている。

 

しかし、この賞も採点競技のようなもので(座長をした時に、自分が座長をした症例に点をつけさせられた)、満を持して送り出した症例(世界初の症例や日本で2例しか文献報告がない症例)は取れなかったが、え、これが賞を取るの?という症例が取ったりする。絶対評価のない採点競技には若干のうさん臭さを感じるが同じベクトル上にある。

これだけ賞を取らせることができるのなら、僕自身も賞を取れたかもとも思うが、僕が研修医、後期研修医のころはそんな賞はなかった。そもそも研修医のころは1つのネタを数回発表しただけだし、後期研修医の時は2回しか発表していない(そのうち1回は内科学会の地方会)。

野戦病院で人不足のこともあり、発表どころではなかった。今の病院に移ってから多く発表するようになったが、あまり指導を受けた記憶もなく、ほとんど自己流だ。

 

賞を取らせたというのも正直言い過ぎで、僕の指導はそんなに厳しいものではない。一度、何か発表する症例がないかといってきた後輩にネタをあげて、僕も余裕がないから、早めに抄録を書いて来いよ、ぎりぎりに持ってくるなよと言ったことがあったが、1か月以上時間があったにもかかわらず、前の日に持ってきた時はさすがに怒鳴りつけた(指導医講習にいってこの対応はまずいかもと思い、講習後の感想でもそういったが、でも同じことをされれば、やっぱりまた怒るかな)。

しかし基本は怒らないし、よっぽどひどくない限り、自主性にある程度任せる。好みレベルの話であれば修正しない。重要視するのは、分かりやすさとシンプルさだ。動画もよく使う。いかんせん、皆スライドに情報を詰め込んで、ぎゅうぎゅうのスライドを作りがちだが(僕も昔はそうだった)、ポスターや論文ならともかく、オーラルの発表でビジーなスライドを見せられて、暗記してきた文言を早口で言われても、そんなものは頭に入ってこない。

 

ちなみにその怒鳴った時に、「どうすんねん、もう出さへんか。」と聞いたら、「はい、やめます。」と言った時はずっこけそうになった。「すいません、今度から頑張りますから出させてください。」というと思っていた僕は、「おっ、おう。そうか。」とそれ以上言葉が出てこなかった。ガッツがないわ~。

彼にはいろいろ手古摺らされたが、ある時は学会発表を全て代わりに作ってやったこともある。悪いやつではなかったが‥。また機会があれば書こう。

 

今日の体重は76.8㎏。今日は病院に行った後、息子と母校の学祭に行った。その際、フランクフルト、タンドリーチキン、BBQ、ジャガバター、揚げもみじ饅頭など色々食べすぎた。1回生の時に一度だけ参加したが、その時には占いをやった。しょぼい占いだったが、意外と繁盛して最終的には1万円以上黒字になった。

演武や体育会による一発芸もやらされたが、今回は見当たらなかった。今、ネット検索してみたら一発芸はなくなったらしい。一発芸で大失敗して、一発芸を主宰していた(?)応援団をつぶしに行こうかと同級生と切れていたのを思い出す。

しかし、今検索したら応援団は部員0らしい。時代の流れだろうか。ずっと学ランもつらいだろうし。でも、それはそれで寂しいな。学祭の演武の前にチアガールが話しかけてきたことを思い出す。柔軟をしていたら、すごーいと少し離れたところで言われたので、耳に全神経を集中してフーフーいいながら、いつもの数倍念入りにやった。それ以上何の進展もなかったけど(笑。

アメリカでチアガールと付き合うのは、アメフトをやっているスクールカースト最上位のものとなんかで見たことあるが、でも淡い期待や妄想くらいはヒエラルキーの下層にいても自由だ。