生きよ 堕ちよ

高校留年~プータロー~文系大学~再受験し医師~内視鏡に魅せられ消化器内科へ

魔の日直 転送×5は初体験

しかし、日大の対応はひどい。監督、コーチ、学長と出てくる人皆、悪手ばかり打ってくる。危機管理学部の教授はなにをやっているんだろうか。ホモビデオも掘り出されるし。

危機管理学部ってどんな勉強してるんだろ? ちょっと興味がある。

 

今週も引き続き忙しい。木曜日はダブルバルーン内視鏡を2件行い、下剤を飲めない人に経鼻胃管を入れて、そこから下剤を流し込んで大腸内視鏡を行い、別の人に大腸ステントをトライした(適応外だったので入れず)。

金曜日は70mm大上行結腸LSTのESDを行った。前回5時間かかった悪夢が頭をよぎったが、1時間くらいでとれた。前回はIsp polypで厚みがあったため、貫通血管が無数にあってかなり出血したが、今回は出血があまりなく、気持ちよく切除することができた。今のところ経過良好。

ちなみに5時間かかった人も治癒切除であったので、苦労した甲斐があったとほっとした。

 

今日は内視鏡学会の地方会で皆大挙して出かけていった。僕は専攻医一人の指導をしたが、日直だったので参加できず。

当直Dr.からの引き継ぎで、自分の時間帯には入院がなく、引き継ぐ患者はいないが、一人転送を受けているのでその対応をよろしくとのことであった。

カプセル内視鏡でも読影するかと読影したところ、大量ではないが出血があったため、患者さんに電話し、外来を早めて受診するように説明した。

 

読影後病棟を回った後に、たて続けに転送の電話がかかってきた。上の1件を入れると合計5件!

転送は丁寧に受けないといけないとはわかっているが、ついぶっきらぼうになってしまうことがある。今日はそう言うことがないようにと注意していたが、相手に失礼な態度をとるものが一人いた。

受けて当然だろうという傲慢な態度で、言葉づかいも荒かった。受けてやるという風にこちらが思ってはいけないが、なぜ転送を依頼してくるのにこんな態度なのだろうと不思議だった。声の感じでは年配な感じで院長かなんかなのだろうか?

その対応にいらついたことと、あまりに転送が多いため、その次の転送では逆にこちらが失礼な態度を取ってしまった。猛省せねば。関係ないのに申し訳ないことをした。

 

転送の内訳。

潰瘍性大腸炎→入院

黒色便、貧血進行→胃潰瘍出血であり、止血し入院

重症急性膵炎→入院

黒色便、貧血進行→十二指腸angioectasiaであり、止血し入院

総胆管結石で他院でERCP失敗→ERBDチューブ留置し入院

その他にも、入院中の患者がPTPを誤飲したとのことで内視鏡的に除去した。

 

計入院5人、緊急内視鏡4人。このあたりの消化器内科医で今日一番働いたのは僕であるのは間違いないはず。このあたりの消化器救急を支えたのは俺だと思って、自分に酔わないとやってられない。

‥学会出しときゃよかった。

かなり疲れたが、気合を入れてgastroの抄録作成にいそしみ、21時前に病院を出た。

 

今日の体重は76.3㎏。昨日の夜食べ過ぎて胃がもたれているが、体重は横ばいだった。夏に向けてもう少し絞っていこう。