生きよ 堕ちよ

高校留年~プータロー~文系大学~再受験し医師~内視鏡に魅せられ消化器内科へ

エアー外来には笑った

ある日の朝、仕事に行こうと家を出たところ、妻が乗っている車のドアが開けっぱなしになっていた。前日、子供らを連れて出かけて帰ってきて、そのまま開けっぱなしにしていたらしい。注意したら「いや~だ」と他人事だった。

‥同じ日にトイレで排泄していたら、ドアの鍵を閉めずに用を足していた(便器の下が水浸しで、なんでこんなところが水浸しやねんと怒りながらトイレットペーパーで拭いてそのまま鍵を閉めるのを忘れた)。嘘くさいけど本当。幸い誰も来なかったが、来たら大惨事だった。

妻のことを注意する資格は僕には無かったようだ。

 

今月、結婚11年目を迎えた。覚えやすい日にしようと8月8日にしたのに、どちらも大体忘れている。大体僕が数日過ぎて思いだすが、今年は僕が覚えていた。妻に簡単な手紙とお菓子を渡した。11年目は鋼鉄婚式というらしい。

 

前回の日記で、本当は僕の愚かさを数え役満にたとえたかったが、どうしても5つしか出てこず、6つ目に数学の試験を苦し紛れに持ち出した。しかし全部を1翻にする必要は無いし、愚かさの程度は全然違うので、主観で翻をつけよう。

高校留年は4翻、大学中退は2翻、5年遅れは3翻、評定平均2代は2翻、欠席日数オーバーは3翻として、合わせて13翻。

‥おお、数え役満になった。で?って話だけど。 

 

今週は夏休みや、病欠の人がおり、人が少なかったため、内視鏡のヘルプに頻回に呼ばれ、外来以外はすべて内視鏡をしていた。専攻医のころは内視鏡三昧の生活が楽しかったが、さすがにこの学年になるとルーチンの内視鏡ばかりというのも疲れる(下部はいいけど、上部が辛い)。

先日のカンファレンスで、部長が内視鏡のヘルプに呼ばれるのは僕としてはありがたい(といいながら、しょっちゅう途中で抜け出すけど。そもそも件数増やしたいのは自分なのだから率先だってやるのはあたり前)が、僕の年間件数がOOO件だが、スタッフで自分より年間の内視鏡件数が少ない者がいて、何をやっているんだと言いたいと言い出した。

後日、後輩とあれは誰だろうといって調べてみた。僕も、ルーチンの検査に1年目専攻医がよく来るため(文句言わないから。最初は厳しい先生のところに行って、できるようになってから僕のところに来たら?と言っているが)、ファーストの名前を数えられると辛いなと思ったが、部長が出した数字はセカンドも含まれており、幸い部長の件数は楽勝で越えていた。

後輩と僕の頭に浮かんだのは二人の医師だったが、そのうちの一人が部長より件数が少なかった(もう一人は少しだけ部長より多かった)。

最も少ない先生はヘルプに呼んでもなかなか来ないらしく(もう一人の先生も来ないらしいけど)、先日は外来があるからと言って検査を抜け出した。リーダーナースが、外来があると言って抜けだしたんですけど、外来ってこれですよねと電カルに画面を出したが、その日の患者は0だった。

さっき電話したら、今患者と話してると言って切られたんですけど、誰としゃべってるんでしょうねと怒っていた。思わず大爆笑してしまった。エアー患者だと思ったが、本当にしゃべっていたら夏だしオカルトだな。

 

今日の体重は75.7kg。香港旅行で増えた体重がやっと落ち着いてきた。肩が少しマシになってきたので、今日ジムで懸垂を試みたが、やはり痛くてできなかった。明日から妻と子供たちが嫁の実家に短期帰省するので、自炊だ。明日はステーキでも買ってきて焼こう。