生きよ 堕ちよ

高校留年~プータロー~文系大学~再受験し医師~内視鏡に魅せられ消化器内科へ

まるで今の自分の心象のような散文

今週、国家試験に沿った問題作成に関する講義を受けた(途中、中抜けしたが)。結構濃い内容であり、国試合格率が入試に影響しうる私学ゆえの熱意が感じられた。この手の講義にポイントが付いていて、年間ある程度ポイントを取らないといけないというのは前病院でもあったが、大学病院だけあってより多そうだ。

 

先日、術後胃のERCPを行った。異動して初であり、成功させたかったが、胆管選択はできなかった。乳頭までは4分ほどでたどり着いたが、どうしても胆管選択できない。2時間近く頑張ったが、無理だった。胆膵専門家に相談し、PTCDを行ってもらったが、不成功だった。

 

これでアルバイトに4回行ったが、3件心肺停止の搬送依頼があった。さすがに2次救急病院には荷が重すぎるので断った。今週の当直では半身マヒの搬送があり、CT、MRIを撮って、脳神経外科のDr.にコンサルトしたところ、緊急アンギオが行われた。

前も書いたが、緊急MRIを撮ることができ(救急で有名な3次救急病院である前病院でも数年前にようやくとれるようになった)、緊急脳アンギオ、PCIができるのに緊急内視鏡ができない。でも平日の当直は消化器のバイトばかりだ。本当に不思議な病院だ。

 

大学病院の内視鏡では、部屋ごとに患者が割り当てられていて、検査前にその日の件数がわかるようになっている。効率はさほどよくなく、自分自身が手を動かす頻度はぐっと減り、これまでつけていた大腸内視鏡の記録も異動してからつけなくなった。月平均3分を切ったら記録をやめようと思っていたが、一度惜しいところまで行ったものの切ることはできなかった(以前は4分を切ったらやめようと思っていたが、切っても続けていたので、多分やめなかっただろうけど)。

前の病院の時は、部屋ごとの割り当てはなく(指定は別だが)、とにかく空いている部屋にどんどん放り込んでいくやり方で、僕も過去のブログでは自分だけ多く持ってこられたことに対する不満を何度か書いたが、今となってはそれが懐かしい(笑。

前病院の効率はいいほうで、鎮静をかけることが当たり前となってきても午前中だけでEGDを10件前後はできていたし(遅い医師もいるが)、CSも6件前後は行っていた(これも遅い医師がいる)が、バイト先も大学病院もEGD5件くらいで12時近くなったりするし、CSも3~4件/日だ。大学病院では若手の先生と一緒に部屋を見ているので、自分が手を動かすのはさらに少ない。

まだ僕は内視鏡が、特にCSが好きだったようだ(笑。EGDは正直これくらいでもいいっちゃあいいが、CSに関してはもっとやりたい。

前病院の部長は数至上主義(大学病院でもその傾向はあるが)で、件数をもっと増やして20000件/年を越すと豪語していたが、人や部屋を増やさずにそうするにはサボり気味のスタッフをガンガン働かせるしかないだろう。

 

‥なんか思いつくまま書いていたら、まとまりのない文章になった。

今日の体重は75.8㎏。じわじわと増えている。電車で通勤している日は10000歩以上歩いているのだが‥。