生きよ 堕ちよ

高校留年~プータロー~文系大学~再受験し医師~内視鏡に魅せられ消化器内科へ

遊ばせてやりたいが、鬼になることも必要なのだろうか / 医者のくせに夜型不眠

日本がアイルランドに勝った。前半は押されていたし、寝不足もあってうとうとしながら見ていた。後半になって目覚めたところ、そんなに点差がついていない。頑張ってるやんと思ってみていたら、素晴らしいトライを決めた。思わず、おーーっと声が出た。

ジャイアントキリングだ。さんざん言われているが、この先この単語をいつ使うかわからないので、僕も言っとく(笑。ラグビーは番狂わせが起こりにくいらしいが、前回のW杯の南アフリカ戦といい、本当にすごい。

 

息子が塾から帰ってきておなかが痛いと言って早めに寝てしまった。頑張っているとは思うが、いまいち勉強する意義をわかっておらず、どこか上の空でやっている。嫌だったら受験を止めてもいいぞというが、何度言っても止めないという。

正直かわいそうにも思う。できれば子供の貴重な間は思う存分遊ばせてやりたい。僕だって子供らとわいわい言いながらフォートナイトをやったり、散歩したり、相撲を取ったり、トランプ(最近我が家ではスピードが流行っている。昔かなり強かったが、年を取って反射神経が落ちたのか、ちょこちょこ子供らに負けてしまう)をするのは楽しいし、時間がある限り遊んでやりたい。友達と遊びに行くのに目くじらを立てなくない。

でも特別な才能が無く、特にやりたいこともないのであれば、勉強をするのがそれなりの暮らしをするための最も近道であり、いちばん穏やかな道だ。他の世界の多くはもっと険しく、厳しい。

どこかで頑張らないといけないが、僕のように同世代の多くが受験を終えてから頑張るというのは、例外中の例外だ。今は医学部も面接があり、宅浪していて、身内以外とコミュニケーションをほぼ取らなかった僕はまず受からないだろう(最後の年は友人が来た時もうまく言葉が出なかった)。それを考えると本当にぞっとする。

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僕のように私立中学に行きたかったのに受けさせてすらもらえず、腐ってしまうことのないように悔いなくやってほしいが、ここでダメでもどこかでスイッチが入ってくれればと思っている。親としては楽しい人生を送ってほしい。

 

受験時代に概日リズムを崩してしまい(この時は生活リズムがぐるぐる回り、受験前には寝ない日を作ったりして無理やり調整していた)、社会復帰して20年以上たつのに、ちょっとしたことですぐに狂いだす。

いわゆる夜型体質に起因する不眠だ。これには下記のような特徴があるらしい。

○若い頃から夜型傾向が強い
○遅い時刻であれば入眠しやすい
○いったん寝付くと朝までぐっすり眠れる
○昼間は眠いが、夜になると目がさえる
○休日にはリバウンドの長時間睡眠(寝だめ)が見られる

寝だめこそしないが、それ以外は当てはまる。

睡眠ー覚醒リズムには「夜更かしは簡単だが、早寝は難しい。」という特徴があるらしい。自然な眠気が生じる時間は体内時計で強く規定されているからだ(確かに眠気にあらがって起きていることはできるが、眠くないのに眠ることは難しい。のび太はそういう意味ではすごい才能を持っている)。たしかに当直明けでもあまり早く眠ることはできない。

少し前にベンゾジアゼピン系(BZP系)の睡眠薬(僕は処方したことがないけど、ハルシオンが有名)長期使用の危険性がいわれ(様々な症状が出るし、依存性もある)、前病院でも精神科のDr.がベルソムラやロゼレムを使うように言っていた。

BZP系の薬を飲んでいる人にこれらを代わりに出したが、多くの人が効かないと言っていた。ベルソムラは自然な眠気を強くする薬であるし、ロゼレムは体内時計のリズムを整えるメラトニンに作用して睡眠を促す薬だ。BZP系のように脳の機能を落として無理やる眠りにつかせる薬ではないため、どちらかというとマイルドだ。

 

‥ただいま0時45分。全く眠くない(世界陸上の100mの準決勝が始まるせいもあるだろうが)。僕にはロゼレムはよく効きそうだ。一度出してもらおうかな(笑。

 

今日の体重は78.2。昼間とんかつを食べ、娘や妻の残した分も食べてしまい、夜までお腹が空かなかった(どうしても食べ物を残すことに抵抗があり食べてしまう)。僕はお好み焼きが食べたかったのに、自分らで選んで残すってなんやねん。お金も僕が払ったし。