生きよ 堕ちよ

高校留年~プータロー~文系大学~再受験し医師~内視鏡に魅せられ消化器内科へ

僕は息子が受験する前にちゃんといった

首里城が燃えてしまった。今年、初沖縄で訪れたばかりなのでショックだ。疲れた娘たちとだったのでゆっくり回れなかったが、もっとじっくりと見たかった。できるだけ早く再建されますように。

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息子が医学部に入りたいと言い出した。僕も小学生のころは父親の影響で医師になりたかったので、こういってもらえると少し嬉しい。

 

僕が医学部に受かった時、親父がこう言った。

「今から医者になってもいいことないぞ。」

‥人が紆余曲折を経て苦労して受かったのになんちゅうこというねんと思った。

 

結婚して子供ができた後、うちに親父が来た時、妻にこう言った。

「こいつが医学部受けるっていうた時に、今から医者なってもいいことないぞって言ったんだよ。」

‥いやいやいや、あんた受かってから言うたで、わしはなんちゅうこというねんってあっけにとられたの今でも覚えてるでと、食い気味に反論した。

 

医学部に入りたいという息子に僕はこう言った。

「やりがいはあるけど、今から医者になってもいいことないぞ。」

僕はちゃんと受ける前に言った(笑。そのうえでどう考えるかは息子次第だ。ただ、今の成績では医学部は到底無理なので、もっともっと勉強せなあかんぞと言っておいた。僕が医学部を受けると言った時、僕とおかん以外誰も受かると思っていなかったろうから、僕だけは信じてできることはしてやろうと思っている。

 

癌の受け持ち患者で免疫療法を希望する人が時々いる。話題になったオプジーボやキイトルーダなどの免疫チェックポイント阻害薬も免疫療法に含まれるが、ここで述べる免疫療法は、有効性が証明されていない自由診療の治療のことだ。

パンフレットには効果があった例が載っていたりするが、たまたま有効であった症例があっても、それは有効性の証明とはならない。他の治療より有効であるか劣っていないことを前向きに検証する必要がある(本当に効果があれば臨床家が競って検証するはず)。

しかし、そういった検証がなされていることはほぼなく、時間と金銭だけを浪費することになりかねない。標準治療の効果がなくなってきた時に何かにすがりたいという気持ちに付け込んだハイエナのような行為だ。しかし、何かに頼りたいという気持ちもわかるため、強く反対もできず、自由意思に任せて紹介状を作成せざるを得ない。

難しい問題だと思う。

 

今日の体重は78.5㎏。今週は科でボウリング大会!があった。肩が痛いので、ボウリングは参加せず、その後の食事だけ参加(強制参加だった)したが、払った額に見合わない内容で茶色いメニューが多かった(誰かがカラオケで頼むようなご飯と言っていたが言い得て妙)。昼はおにぎり1個やウィダーインゼリーとそばなどにしているのに、そこで食べ過ぎてしまった。

しかも、左肩も可動域制限が出てきているので、リハビリをまたしないといけなくなった。