生きよ 堕ちよ

高校留年~プータロー~文系大学~再受験し医師~内視鏡に魅せられ消化器内科へ

なんかよく掻き出している気がする

日曜日は日当直。コロナ用ベッドは埋まってしまっていた。と言っても、数は少ないけど。

着いてすぐに便と尿が出ないという人の受診依頼あり。ナースが他の患者の処置をしていたので、自分で摘便した。日曜日の9時過ぎに人の便をほじっている自分を離人的に見てしまい、ニヒリズムにどっぷり浸りそうになったが、なんとか踏みとどまった。

硬い便を掻き出した後、多量に排便あり(もちろん僕の目の前で)。排便後、排尿も改善した。緩下剤飲んだ方がいいですね~と言って帰宅させ、当直室に戻ってワイドナショーを見ながらお菓子を食べた。‥ちょっと前までうOこほじってたけど。勿論手袋2枚したし、手はしっかり洗った。アルコール消毒もした。

‥仕事がらか、僕のブログはうOこの話の比率が高いなあ。人品がゲスなのは否定しないが、うOこは大嫌い(笑。

 

www.jiji.com

抜粋。

英医学誌BMJ(ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル)は、今夏の東京五輪パラリンピックについて、「今年の夏に開催する計画は緊急に再考されなければならない」と訴える論文を掲載した。公開は14日付。日本政府などの大会を安全に開催する能力を疑問視している。』

論文は「他のアジア太平洋の国々と異なり、日本は新型コロナウイルスを封じ込めていない」と指摘。その上で「限定的な検査能力とワクチン展開の遅れは、政治的指導力の欠如に起因している」と批判した。
 加えて、「国内観客数の上限はまだ決まっていないが、逼迫(ひっぱく)する医療体制と非効率な検査・追跡・隔離の仕組みは、大会を安全に開催し、大量動員によって起きる感染拡大を封じ込める日本の能力を大きく損なうだろう」と懸念を示した。』

BMJは世界5大医学雑誌の一つで、端的に言うとすごい雑誌だ(笑。そこで言われてしまうということはよっぽど日本のやっていることはおかしく見えているということだろう。そりゃそうだ、末端医師の僕でもそう思うのだから。

やっとコロナに打ち勝った証としてという戯言を言わなくなったが(まったく打ち勝ってないし、7月までに打ち勝つことができるとはとても思えない)、それでも「とにかく五輪をやる」という前提は崩れていない。新彊ウイグルに対してもこれくらいぶれないで、毅然と対応してほしい。

 

新型コロナはまた増悪している。ワクチンを打っていないDr.が高齢者にワクチン接種を自分が行うことに疑問を抱いている報道を見たが、当たり前のことだと思う。ワクチンを打った者にさせるか、ワクチンを打つ医療従事者を優先するべきだ。

ディープフリーザーのある基本型接種施設の接種対象者全員が終わらないと連携型施設に回らないらしいので、こんなことになっているのだろう。(当院では学生も打っている)。