只今当直中。まず食道異物でコンサルトあり。CTで食道に細長い異物がうつっている。高吸収であり、骨か?と思いつつ、緊急内視鏡を行ったところ、食道入口部直下に白色の異物あり。鉗子で除去しようと準備中に、吸引して逃げないようにしていたところ、患者がむせてしまい、異物を見失った。手前に来たように見えたが、口の中にも体外にもない。胃の中まで見たがやはりない。
食道外に行っていたらどうしようと思ったが、それらしき傷もない。患者は違和感は取れて楽になったと言っているが、すっきりしない。吸引したかと思い、因果な仕事やでと言いながら、吸引ボトルをあけて中身をぶちまけたが、途中で嫌になってやめた。
再度CTを撮ったが、異物はうつっておらず、症状も消失したので帰宅とした。ついてくれたナースが内視鏡を洗浄していたら、異物がありましたと言って持ってきてくれた。やはり吸引してしまっていたようだった。
終わって一息ついたら、また食道異物のコンサルト。でかい肉を飲み込んだそう。確かに食道にでかい肉が詰まっていた。カメラでぐいぐい胃の中に押し込んで終了。よく噛んで食べなはれ、なんて年長者に言いたくないので、でかい肉が詰まってましたわと言うに留めた。
先週の日曜日、末っ子と街に出た。街はすでにクリスマスの装いがされつつあった。末っ子は非常に憶病で、前を歩いていた東南アジア系の若者が持っていた髑髏のリュックを見て、足がすくんでしまっていた。全面がえぐい髑髏で確かにおどろおどろしかったけれども(笑。
そのくせ、前を見て歩かないので、いつもいろんなものにぶつかる。この日もコンビニで棚にぶつかってひっくり返した時に、謝りなさいと言ったら、半泣きで蚊の鳴くような声でごめんなさいと言い、コンビニから出た後に号泣しだした。もっとも、食べたいと言って買っていた唐揚げを食べさせたら、すぐに泣きやんだ。
うちの子は小3、年長、3歳だが、まだ皆サンタを信じている。プレゼントの調達は僕の役目なので、プレゼントのリサーチをしたところ、日単位、ひどい時は時間単位で言うことが変わる。末っ子は最初は車が欲しい(この子はおもちゃ屋に行って、好きなの持っておいでと言ってもトミカのミニカーを持ってくる親思いの子)と言っていたが、クジラの目覚まし時計(時計見れないくせに)やエビの人形(なんでエビ?)が欲しいとわけのわからないことを言いだした。
長男はゲームが欲しいのは変わらないが、欲しいゲームがころころ変わる。優柔不断な長女は決まるのこそ遅かったものの、リカちゃん人形が欲しいと一貫していた。末っ子は長女に誘導されてキティちゃんの家に決定した(長女が欲しかったのもあると思うけど)。
きりがないので、もうサンタさんに電話してお願いしたから変えられませんと言い、アマゾンに注文した。嫁にも欲しいと言っていたスヌードを買っておいた。
明日(もう今日だけど)は、一日内視鏡の日なので、少し寝ておきたい。もう呼ばれませんように。