生きよ 堕ちよ

高校留年~プータロー~文系大学~再受験し医師~内視鏡に魅せられ消化器内科へ

査読

今週の外来は台風の影響で10人ほどキャンセルが出た。50人強が40人くらいになって楽は楽だったが、しわ寄せは別の日に来るので素直に喜べず。

昨日は大腸ESDの指導。胃の場合はボケっとみていることが多いが、さすがに大腸はそういうわけにもいかず、色々口を出したし、半分ほどは僕がやった。僕自身、大腸ESDとなるとまだ身構えるのに、指導をするなんて10000年早い気がする(笑。

旅行から帰ってきて、CSの調子がいまいちだったが、ようやく復調してきた(前より痛くなかったと言ってくれる人も何人かおり、先生上手とも言ってもらえた)。でも、やっぱりダナンに戻りたい(笑。欧米のように休暇を長期取れる社会に日本の社会がなるかと言われれば、まず無理だろう。それだけ休んでしまうと、戻った時のしんどさも半端なさそうだし。

 

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 ダナンに行く前に英語論文の査読をしたが、そのお礼として図書券1000円分送ってきた。日本の学会の英文誌だからだろうか。これまで海外の英文誌の査読をいくつかやってきたが、こんなのは初めてだ。日本の別の学会誌の査読(日本語だけど)をした時も全く何もなかった。

登録しろとメールが来たのでよくわからないままpublonsとかいうのにも登録していたが、ここからも査読の登録をしなはれとメールが来た。

自分の論文も誰かが査読してくれていて、持ちつ持たれつということで査読はできるだけ受けるようにはしているし(さすがに自分の専門と関係ないジャンルは断っている。マラリアの薬の論文を僕にどう査読しろと言うのか)、それに報酬は期待していないが、気持ち程度でも嬉しい。

 

しかし、open accessの論文は高い投稿料を取るのだから(紙媒体がないため、宣伝がないからしょうがないのかもしれないが。それでも20万の投稿料は躊躇する)、査読者に多少還元してもいいのではないかと思う(上で書いたことと矛盾するが)。

自分が査読するようになってみてわかったが、査読って結構大変だ。僕が最初に書いた論文は何度も突っ返され心が折れそうになったが、今となって思えば論文を良いものにしようという熱意だったとわかる(最初に指摘しなかった問題点を後で指摘してきたというルール違反はあったが)。邪魔くさいと思えば、さっさとacceptするかrejectしてしまうこともできるのだから。

 

今回いただいた図書券は間違えて2冊買ったsafariの8月号の分と考えよう(笑。しかし、古い雑誌をいつまでもおいとったらいかんわ。週刊誌でも時々トラップが仕掛けてあり(休刊となった週にコンビニにぽつんと置いてある古い号に幾度騙されたことか)、騙されて買ってしまうことがあるが、今回はダナンから帰ってきてコンビニで1冊だけあったsafariを買ったら8月号だった。

半分くらい読んで、なんかこれ見たことあるなと思い、部屋を見ると同じ雑誌があった。半分くらい読まないと気づかない自分もどうかと思うが。

よく医学書を買っていた頃は、同じ医学書を間違って買うことがたびたびあった(ひどい時は3冊買ったものもあった)。医学書は高いためダメージがでかい。万を越えるのも珍しくない。

しかし、最近は医学書をあまり買わなくなった。家も病院も飽和状態で置くところがないというのもあるが。買って満足することも多かった(笑。

今日9月号を買ってきた(笑。

 

今日の体重は75.6kg。排便回数はぐっと減り、1回/日くらいだが、まだ下痢は続いている。明日は飲み会で、土曜日は親知らずの抜歯だ。