生きよ 堕ちよ

高校留年~プータロー~文系大学~再受験し医師~内視鏡に魅せられ消化器内科へ

SBチューブを入れずに済んだが、正直一度くらいは入れておきたい

今日は日直。穏やかな始まりだったが、4時ごろに病棟患者が下血しているとコールあり。EV ruptureで入院中の人で、入院時は内視鏡止血ができず、SBチューブで止血されていた。

これまで止血できなかったEVの人は数人いたが、恥ずかしながら自分でSBチューブを入れたことがない。一度入れようとしたら、救急の先生に自分が入れると言われて取られた(笑。そう頻回に入れるものではないので、その先生も経験したかったのだろう。ちなみにこの患者さんに前回入れたのは僕ではないが、そのDr.もその時初めてだったらしい(僕よりベテラン)。

 

内視鏡室に降りてくるのに手間取り(おかげでSBチューブの説明書を熟読できたが)、病棟で吐血もして、血圧も低下したとのこと。輸血をオーダーしておいた。

輸液を全開にして、内視鏡を開始すると、胃と食道が血まみれだった。可及的速やかに吸引したところ、前回EVL後(関係ないところにかけられていた)の潰瘍から出血あり。EVLを追加し、ASを打って何とか内視鏡的に止血できた。途中血圧がなかなか立ち上がってこなかったので、アルブミナーを投与した(腹水もあり、外液をじゃばじゃばいれたくなかったのもある。3本ほど入れたけど)。終了後、G-HCUに入室を依頼した。

 

今週大学病院へ面談に行った。教授との話はあっさりしたものだった。教授がいいと言えばOKなので(学位がないと本当はダメだが、学長に口を聞いておいたと言われた)、あまりに頭がおかしいとか、挙動不振とかでなければOKなのだろう。

何年かいれば、これまで書いた論文で学位がもらえるかもとのことであった。場合によっては一本くらい書く必要があるが、文章を書くのは嫌いではないので、折角大学に行くのであればそれくらいはしたいとは思う。学位は諦めていたので、これは正直嬉しい。

その後、医局長に病院内を案内してもらい、色々話を聞かせてもらった。この週末くらいは考えようと思うが、最終的には大学病院にしようかなと思っている(研究や教育について小論文を書いて来いというのには面喰ったけど)。

 

異動先とは別にこれまで4つ病院の面談に行った。こういう経験が初めてだったので、戸惑うところもあったが、なんとか全て採用をいただいた。おそらく一つの病院で長期間働いたというのが大きいのだろう。医局人事以外で1~2年単位でころころ変わっていれば難しかったかもしれない。

今いる病院はいわゆるブランド病院なのでそれもあるかもしれないが、こういう病院にいる医師が優秀かというとそれは全く別問題だ(研修医は概ね優秀だけど)。患者だけでなく、医師でも大病院志向の者はいるが、中小病院の方が良い面もある。

 

話がころっと変わるが、趣味はゲームと言った時の一種の見下され感は何なんだろう。時間の無駄とか言われるが、そういうことを言いだすと、無駄ではないことってなんなのだ? 突き詰めれば全て無駄で無意味ではないか?とニヒリズムに陥る。

肝要なのは楽しいか楽しくないかだ。楽しくない人はやらなくていい、楽しい人はやればいい。まったくもって単純な話だ。人が楽しいと思うことを見下して空疎な優越感に浸るのが楽しければ勝手にしてもらってもいいんだけど、自分の中だけで処理してほしい。

Ninjaという外国のストリーマーがいるが、月収5000万以上らしい。月収どころか、年でも5000万稼いでいる人って一握りでしょ。ゲームが楽しくなくなるかもしれないけど。

というわけで僕はフォートナイトをするし、今日APEX LEGENDSをダウンロードした(笑。

 

今日の体重は73.3㎏。左肩が痛いが、痛くないように筋トレをした。