今日の午前中はEISの介助。うまく血管内に入り、良い治療ができた。
午後の大腸内視鏡の一番目は、ホストじゃないけど、毎年ご指名を受けている人。社長さんでいつも秘書を連れてきている。最初は5~6分かかっていたが、どんどん短縮され、本日は2分ちょいで盲腸へ。
11歳の女の子の大腸内視鏡もした。幸い何もなかったが、いつも以上に気を使った。4分ほどでtotal。
最後の人は、子宮摘出後で前回かなり痛かったとのこと。totalできなかったこともあったとか。旦那さんも付き添いで部屋に入ってきている(上述の女の子もおかあさんが一緒に検査室にいた)。構えて検査をしたが、2分半ほどでtotal。
「今まで入らなかったのに、しかもいつもより痛くなかった。先生上手。」
大変嬉しい言葉をいただいた。
一番楽だった、全く痛くなかったと言われるのが一番嬉しい。
「今までで一番痛い。」「前の先生は楽だったのに。」「お産の方が楽だわ~~~。」
逆に今までいわれて辛かった一言。反省するしかない。
夕方から、胃のESDの介助。前回の大腸ESDの時ほどではないが、0-Ⅰで隆起していた。線維化が強く、出血も多かった。後輩が行っていたが、線維化部分の剥離で穿孔を起こした。そこでバトンタッチし、切除後クリップで縫縮した。他の部位にも線維化があり、出血も多く(よりによって穿孔部の辺縁から動脈性に出血していた)、まあまあ難しかった。
隆起型恐るべし。慎重に経過を見よう。
ぼちぼち内視鏡学会の発表を作らないといけないが、まだ何も手をつけていない。めんどくさいけど、そろそろ手をつけるか。