生きよ 堕ちよ

高校留年~プータロー~文系大学~再受験し医師~内視鏡に魅せられ消化器内科へ

死刑執行のニュースをみて

今月はローン減税が給料に含まれるので、いつもより額があがり、テンションも上がる。結局は自分が払った、もしくは払わないといけないものだし、それだけローンが多いということでもあるけど(笑。来年で10年になるので、次で最後だと思うとせつない。

 

先日、死刑が執行された。それを取り上げた毎日新聞の記事がまとめサイトに取り上げられていた。

以下引用。

おことわり

 毎日新聞はこれまで、事件当時少年だった関死刑囚について、再審や恩赦による社会復帰の可能性などが残されていたことから、健全育成を目的とする少年法の理念を尊重し匿名で報道してきました。しかし、死刑執行により更生の機会が失われたことに加え、国家による処罰で命を奪われた対象が誰であるかは明らかにすべきであると判断し、実名報道に切り替えます。

 

関光彦のyourpediaを改めて読んでみたが、気分が悪くなる。どう考えても更生するとは思えない。というか、僕が被害者の身内なら、更生したら逆に許せないと思う。

関とは同学年で、この事件の頃僕は高校4年だった。そのころの僕も大概くずだが、彼とはレベルが違いすぎる。鬼畜の所業とはまさにこのことだ。4歳の女の子も殺しているが、うちの末娘がちょうど4歳でかわいい盛りだ。なんでこんなことができるのか、全く理解できないし、したくもない。

人間の生きる権利を故意に奪った者を罰するのに死刑以外適切な方法があればいいが、余り思いつかない(何もさせないで延々閉じ込め続けるってのも一つだが、物議を余計に醸しそうだ)。国家による処罰で命を奪われた対象という文章に毎日新聞の思惑が透けて見えているが、この文章を被害者の身内が読んだらどう思うかくらいは想像してほしいわ。

冤罪の可能性も残るし、執行するのにも気力がいりそうだから、死刑まである程度間隔が空くのはやむを得ないが、僕が高校4年の時から今までずっと拘置所にいるってのはある意味罰ではある。もちろん犯した罪には全く見合っていないが、ほぼ毎日死を意識させられるというのは、精神に来そうだ。

 

高校4年の頃の記憶はだいぶ薄れてきているが、それは黒歴史を忘却の彼方に追いやりたいのと、鮮烈な体験がなく中身がすかすかで覚えておくべきことがほとんどないのと、その両方だろう。今になって、もっと勉強しておけばよかったと反省するが、後の祭りだ。

息子にも勉強だけすることほど楽なことはないし、凡人でもある程度の結果が出せることは他にないと言っているが(プロ野球選手やJリーガーになることや起業して成功することと比べて、そこそこの大学に入ることはかなりたやすいとも言っている)、まあわかってない。

小学生だからしょうがないし、遊び呆けていても許してやりたい気もするが、昔と違って塾に行く子が増えている。しかし、緊張感がなさ過ぎて、妻にしょっちゅうぶちぎれられている。先日も怒られている時に消しゴムをはじいて遊び出して、さらに火に油を注いでいた(僕があの立場なら失禁しているくらいの怒られ方だった)。

 

今日の体重は77.8kg。昨日、妻がもらってきたシンガポール土産のチキンライスを夕食に食べたが、非常に美味だった。夜は糖質を控えていたが、お代わりしてしまった。前から食べたいなと思って近くの店を調べていたが、想像以上の味だった。