生きよ 堕ちよ

高校留年~プータロー~文系大学~再受験し医師~内視鏡に魅せられ消化器内科へ

夜中におしっこ行く回数が増えるので点滴減らしてと患者に言われたことがある

先日の当直で、うとうとしかけた2時ごろ電話が鳴った。

「点滴がもうすぐ切れる人がいるので出して下さい。」

‥いやいや、なんでこの時間に言うねん。無くなることはもっと前からわかってたやろうし、主治医に注意喚起しとかんと。それに主治医が出し忘れてたとしても、もっと早い時間に言えるやろ。なんでぎりぎりやねん。

化学療法中や絶対投与しないといけない大事な薬を使っているならしゃあないが、中身を聞くと単身の3号液だった。スポーツドリンク程度のカロリーだ。

君、夜中にポOリ一本飲むんか? どうしても飲まなあかんか?

点滴が切れる前に僕が切れそうになり、こう言いたかったがぐっとこらえた。一回こういうことがあるともう駄目で、ただでさえ眠れないのにイライラが重なり、4時過ぎまで眠れず、6時過ぎに当直室近くの洗面所でどこかのたわけが使うドライヤーで目覚めた(洗面所に早朝からのドライヤーは使うなと書いてある)。顔を見てやろうかと思ったが、ぐっとこらえた。

 

我々は交代制ではなく、次の日も普通に仕事だ。当直明けは午後から帰れと言われても、その日は大腸ESDの指導や小腸出血の転送が当たっており(しかも午後からの転送。緊急でカプセルを飲ませた)、帰りたくても帰られない。前日の救急入院の患者も当てられていた。

救急車を断らない病院なんて新聞に載ってしまって、余計にバカスカ救急が運ばれてくる病院なのに、少なくとも必要ないことでは起こされたくはない。

 

今日は午前、午後と内視鏡だったが、上述したカプセル内視鏡読影してしまいたかったので、昼休みに弁当を食いながら読影した。

‥本当はネットサーフィンでもしながらだらだら食べたかったが、ダブルバルーン内視鏡を口、お尻どちらから行うか、緊急でやるか、準緊急でよいかなどを決める必要があったため、余り清潔と言えない部屋で人の胃腸の中身を見ながら食べた。

オーバーナイトでやったにもかかわらず、長時間胃にとどまり、電源が切れるまでに盲腸まで到達していなかった。なんとか大腸内視鏡が始まる前までに読影して、ダブルバルーン内視鏡のオーダーと指示を出した。

 

今週末は学会があるが、早々に完成させて予演会も先週に終わらせた。一人予演がまだまだだが、何となくは覚えている。座長の先生に出してくれと言われ出した(言われてなくても部長からのプレッシャーもあり出してただろうけど)ので、それなりのクオリティには仕上げたつもりだが、テーマが雑多で少しぼやっとしている。

 

今日の体重は78㎏。今日はバーピーをやり、スクワットを行った。肩が痛いのが治らない。腹筋ローラーもこわごわ行っている。