今日は末娘と一緒に「特別展 昆虫」を見に行った。末娘は動物全般が好きで、虫のイベントあるけど行きたい？と聞くと、行きたいと強く希望し、何日も前から、いつ行くの？何時に行くの？と楽しみにしていた。
場所は大阪市立自然史博物館で、長居公園の中にあった。長居は母校（高校）の最寄り駅から数駅だが、家と反対方向であり、降りた記憶がない。
今日もとても暑く、到着するまでは娘のテンションはかなり低めだった。途中、昼食をとったり、かき氷を食べたりしてなだめながら会場に到着。
ちょっと値段はお高めだったが、子供は無料というのは良心的だった。
入ってすぐに巨大な模型がお出迎え。
その他、昆虫の標本がたくさんあり、昆虫の生態の説明やら最新の研究法やらいろんな展示があった。
暑さで低かった娘のテンションも回復し、楽しそうに色々見て回っていた。僕も子供のころは虫を取ったり、手でつかんだりしていたが、今はとても触れないし、でかい虫が出てきたら失禁してしまいそうだ。
‥こんな展示もあった。
やつらだ、ゴキだ。見たくない人用にわきにそれたところにあり、少し暗くなっている。怖いもの見たさで見たが、見て後悔した（笑。3つ並んだ箱には生きたゴッキーが入れられており、写真も撮ったが、さすがに載せられず（笑。今日も寝室に出てきたが、頼むからこの家から出ていってほしい。10000円くらいなら払うから。
いったん全部見た後、娘のリクエストで逆に戻り、もう一度見た。出口のところにある土産屋で娘に請われて買ったのがこちら。
クワガタ VS カブトムシ。苦節1時間ちょいで僕が組み立てた。丈夫な紙でできている。暑い中、まあまあ遠かったが、娘が喜んでくれたのでよかった。
こんなニュースを見た。
このカテーテルは、栄養のために高カロリー輸液をする際や、普通の点滴ルートが取りにくい人に使用されるカテーテル（CVカテーテル）だと思われる。僕自身も何度も入れたことはある。ガイドワイヤーを抜き忘れたことはないが、そういう話を聞いたことはある。ワイヤーを抜き忘れること自体は医療ミスと言われても仕方のない事態だ。
問題はワイヤーを抜く時の話だ。以下、他記事の引用。
「明生病院の医師の送検容疑は１８年２月５日、カテーテルを抜き取る際、エックス線画像などからワイヤが心臓に達している可能性があるのに、心臓を傷つけないよう開胸手術を検討するなどの注意義務を怠って漫然とワイヤに力を加え、心臓に貫通させて死亡させた疑い。司法解剖の結果、死因は心臓の周囲に血液がたまって圧迫される「心タンポナーデ」だった。
捜査１課によると、寝屋川生野病院の医師は「抜いたと思い込んでいた」と供述。エックス線画像にはワイヤとみられる陰影があったが、別の治療で使用されるチューブと考え、詳しい検査をしなかった。明生病院の医師は開胸手術なしでも対応できると考えたと話しているという。」
細かい状況がわからないが、仮に僕がワイヤーを抜き忘れたり、忘れられていたワイヤーに気づき抜去しようとする場合、まずコンサルトするのは放射線科の先生だ。開胸手術を考えていきなり心外の医師にコンサルトはしないと思う。まずは低侵襲に抜去することを考える。
ワイヤーを抜去する際に心臓を傷つけたというのもよくわからない。ワイヤーを入れる際にぐいぐい入れて心臓を傷つけるというのはまだわかるが(鼠径部からの挿入ではありえないが)、抜去する場合は反対に引っ張るはずなので心臓を傷つけないと思うが‥。
可能性として、長期間留置されたカテーテルが心臓の壁を損傷し貫通した状態となり、ワイヤーを抜いてしまったことで、ふたを取った状態となって心タンポナーデとなったというのはありうると思う。研修医のころは何度か心カテやスワンガンツカテーテルを入れたが、怖いことをしていたのだなとつくづく思う。
ワイヤーを置き忘れた医師には同情の余地はないが（70越えてCVカテを入れているのは気の毒といえば気の毒だが）、抜いた医師は他人のミスの尻ぬぐいをさせられた挙句に巻き込まれてしまって気の毒だと思う。
今日の体重は78.7㎏。やばい、やばい‥。
