生きよ 堕ちよ

高校留年~プータロー~文系大学~再受験し医師~内視鏡に魅せられ消化器内科へ

外人患者を診るたびに英語を勉強せねばと思うが、なぜかフランス語の授業を思い出した

今週の週末はとにかくよく寝た。土曜日は目覚ましが止まっていた影響もあり、起きたら10時近かった。

すぐに病院に向かい、夕方まで病院でパワーポイントと格闘していた。内視鏡学会総会の主題に通ったため(追加発言だけど)、英語で作成しないといけないが、これがなかなか大変だった。これまで発表したネタであればそれをもとに作るが、一からであり結構手古摺った。それでも夕方までまあまあ集中して作成したため、かなり出来上がった。

日曜日は息子とラーメンを食べに行った後、本屋に行った。本をあまり読まない息子に、なんかいい本はないかと思い、ファンタジーなら行けるかもと買い与えたデルトラクエストが見事にはまり、続きが欲しいとせがまれた。

本だけは制限せずに買ってやることにしているため、出ている分すべて購入した。学生のころによく読んでいたゴング格闘技が休刊となるためそれも買い、夏に行くベトナム地球の歩き方も買い、文庫本も数冊買ったら結構な額となった。

家に帰った後、いつのまにか寝てしまい、起きたら夕方だった。その後、学会発表の仕上げにかかり、何とか出来上がった。

 

俺の英語力もまだまだ捨てたものではないなと自画自賛していたが、今日の外来で外人(日本語少々、母国語ではないが英語はいける)が来て、その自負は木っ端微塵に打ち砕かれた。

美人なフランス人の若いおねーちゃんだったが、とにかく英語が出てこない。グーグル翻訳に言いたいことを打ち込んだものを見せて何とかしのいだ。

こういう経験をするたびに英語を勉強せねばと強く思う。しかし、喉元過ぎれば熱さをすぐに忘れてしまう(笑。

受験時代、大学別模試で英語だけは名前が載っていた(10番台のこともあった)がこのありさまだ。日本の英語教育のダメな点が僕に凝縮されている(といっても、学校ではあまり勉強していないけど)。

 

ちなみに第2外国語はフランス語だった。ドイツ語とフランス語が選べたが、関学でドイツ語を選んで、バカ高い専門書を教授に勧められるまま買い(とても初学者が読むようなものではなかった)、ドイツ語にアレルギーができていた僕は迷わずフランス語を選んだ。

フランス語の方が人数が少なく20人いなかったため、必然的に濃密な授業になった。結構再受験生が多く、平均年齢が高かったが、皆に名前を付けられて、その人になり切って会話をするという地獄のような授業であった。

僕がつけられた名前は、ギャバンだった。宇宙刑事かいと突っ込みたくなったが、いい年こいた大人が、「ギャバン、昨日は何をしていたの?」「映画を見ていたよ、ジョセフ、君は?」などとたどたどしいフランス語での会話を皆の前でさせられ、真綿で首を絞められるような思いをしながら、ああ、時の歩みはこんなにゆっくりだったのかと強く実感したのを覚えている。

授業が終わるたびに数か月老けた気がした。人数の多いドイツ語はマスプロ教育であり、そちらを選んでおくべきであったと強く後悔した。

覚えているフランス語もジュマペールOO、ジュスイエチュディアン、メルシーボク、コマンタレブくらいだ。昔、コンパで第2外国語でフランス語をやっていたという話になり、知っている言葉を言ってみてといってこれらを言ったら、誰でも知ってるやんとバカにされたことがある(笑。

フランスと言えば、今大統領選で大変だ。女トランプが勝ったら面白そうだが、どうやら厳しそうだ。

 

今日の体重は76.3㎏。今日はジムで汗を流してきた。

当直中に起こされると動悸がしてもう眠れないので、医師の労働について少し考えてみた

一人入院させた後は、電話のみで比較的落ち着いていた。関東より始まるのが1時間遅くていつもは見られないアメトーーク(本当前の番組と時間を逆にしてほしい)を見ていたら、外線が入った(PHSの着信音が違うのですぐにわかる)。

その前に劇症肝炎疑いで転送を打診され(話を聞くとまったく劇症肝炎ではなかったが)、緊急の肝臓移植に対応している施設にまず当たってもらうように言っていたが、一晩に2件の転送かと思いながら電話に出た。

 

細かくは書かないが、ある疾患の患者の息子から(Dr.)で、動揺しているのか、よく話がわからなかった。要約すると、ある病態を疑っているので、見てもらえないか?ということだったが、これまでの治療経過の話から延々し出すので、話がなかなか進まず、行ったり来たりしていた。

電話でいくら話していても埒が明かないので、とにかく受診するように言い、来院方法を聞いたが、自分で連れて行く自信はないなあ、でも救急車を呼ぶと悪いしなあとまた悩みだしたので、とにかく来て下さいといい、電話を切った。

 

電子カルテを見てみると、他科が密接にフォローしており、我々も少し関与はしている。病態によっては我々が見ないといけないが、基本は密接フォローしている科の対応と考えた。

そうは言っても患者が来ると思うと、なかなか寝ようという気にならない。逆立ち腕立て伏せやLシットをして、誰もいないカンファレンスルームで上半身裸になり、鏡を見ていた(笑。

 

3時ごろにコンサルトあり。上記患者はまだ検査中で別件だった。原因不明の腹痛で、炎症反応も上がっておらず、CTも特に異常がない。色んな科に入院を打診したが、断られたとのこと。腹部はやわらかく、自発痛のみで、圧痛、反兆痛なし。

原因がわからない腹痛は消化器内科へなんて、あまりに下品すぎるアセスメントであり、一瞬むかっとしてコンサルトしてきた研修医を問い詰めようとしたが、それまでもすったもんだしたようで(消化器内科へコンサルトが来る前に、どの科も自分たちは違うといい、管理当直にまで話がいっていたらしい)、ただでさえ怖く見えるのに、これ以上研修医に嫌われたくないし、結局経過観察目的で入院させた。ER担当の医師からはすいませんと謝りの電話が来た。

前の当直でもERの医師の都合のいい筋書きに乗せられて一人入院を切ったが、カンファでこれは消化器内科入院か?とちくっと部長に言われた(確かに違った)。今回も言われるのだろうな。しかし、こういうグレーゾーンで他科と闘う気力はもうあまりない。

7時過ぎには医局に朝の早い部長がいたので、いつもは気付かないふりをしているが、今日は先制攻撃で謝っておいたら、あまり何も言われず、すぐに退院だなと言っていた。

 

入院を切ってうとうとしていたら、6時前に外線で依頼された患者のコンサルトあり。1~2時間寝て電話で起こされると動悸がする。心房細動を起こしているのではないかと思ってしまう。

僕らが関与すべき病態は認められないが、最初に受けたのが僕であり、CTを見てほしいと。今日は読影のプロの放射線科の医師も当直しているのに、どうしてそちらにも見てもらわないのか(先程の症例もそうしておらず、僕がコンサルトした)と思いつつ、CTを見た。

前回と大きく変わっていないように見え、我々が関与すべき病態ではないと思われたので、ERの医師にそう伝え、今後の方針のこともあるので、密接フォローしている科に相談するように伝えた。

もう寝られないなと思い、シャワーを浴びた。数日前から背中におできが出来て痛かったが、短時間の睡眠でつぶれてしまい、本日着ていたお気に入りのwjkの白いTシャツに膿と血が付いていた。

‥本当に碌でもない。 

 

先程昨日のカンファレンスで余っていた弁当を朝食代わりに食べていたら、暖かくなった影響か、米の一部が傷んでいた。おかしいな?と思いつつ、結構食べてしまった。冷蔵庫に入れなかったのがまずかったか。

‥やっぱり今日は碌なことがなさそう。まあまあ心のこもった「なんて日だ」が言えそうだ。

 

眠れないので、医師の労働について考えてみた。

www.med.or.jp

一部抜粋する。

「今回の議論で、多くの患者さんや国民から『医師が労働者であるということは違和感がある』との声をたくさん頂いた」として、「この機会に、そもそも医師の雇用を労働基準法で規律することが妥当なのかについても、抜本的に考えていきたい」との考えを示した。
 医師の応招義務については、「『たとえ勤務時間の規制に抵触しようと、目の前の患者を救って欲しい』というのが、多くの国民の思いであり、医療者の思いでもある」と強調。「これらの諸課題を解決するためにも、厚生労働省内に設置予定の検討の場に日医としても参加し、積極的に議論をリードしていきたい」と述べた。

 

確かに、「5時になりましたから、手術は途中ですけど終わります。続きはまた明日やります」というわけにはいかない(以前、他の治療が立て込んで、治療開始が遅くなった患者が、電車は時間通りに来るのに、なんでお前らは治療を予定通り始められへんねんとぶつくさ言ったことがある。こういう人は、上記のように「時間になりましたので、次の患者さんが待ってますから途中ですけど終わりますね。」と言ったら納得するのだろうか?)。

罰則付き上限規制など設けても、根本が変わらなければ、実質働いていても残業の申請だけはするなということになりかねないし、タイムカードだけ押して働くことになるだけだ(今もそういう病院はあるようだけど)。

‥なんにせよ、当直明けは早く帰りたいな。うちの病院では当直は時間外労働となっているが、平日は当直帯の0:00~8:45は入っておらず、当直明けの8:45からが残業になる。0:00~8:45は寝ているとみなされているのだろうか? この間、家と同じように睡眠が確保されるのなら楽だけど、実際呼ばれなくても病院で寝るだけでしんどい。若いころのように月に6~7回の当直なんてもう無理だわ。

 

医師が労働者じゃなければなんなのだろう? 我々がやっているのは労働ではないのだろうか?

いかん、頭が回ってないので、冗長なだけでよくわからん文章になっている。また元気な時にもう一度考えよう。

もう呼ばれませんように。

やったあ、賞をげっと(棒)

今日は当直。すでに1件黒色便の緊急内視鏡を行い、止血を行った。

今週は忙しかった。火曜日はその日のうちに帰られず。夜7時ごろ、当直医からICU入室中の小腸出血を疑う人に今IVRしてるけど、出血源がはっきりしないので、緊急小腸内視鏡できるか?とコールあり。

やらざるを得ないと判断し、家人に病状説明をして、緊急内視鏡の段取りをしていると担当医から連絡あり。僕は、僕に電話がかかってきた時点で、ICUに入室している他科の患者だと思い込んでいたが(電子カルテを開いた時も気付かず)、実は消化器内科の患者であり、その担当医からの連絡であった(当直医が主治医を確認していないとは夢にも思わなかった。僕もうかつだったが)。

その担当医が自分でやるとのことであったが、流れから帰るわけにもいかず、ずーっといたら、日をまたいでしまった。結局十二指腸のdieulafoy病変からの出血であった。上下部消化管内視鏡をして出血源を同定できなかった主治医が小腸出血だと判断していたが、胃に血液が多量にあり、おかしいなとは思っていたが、口をはさめなかった。

水曜日はPTCDを16Frまでアップした人にPTCS下で採石を行った。前に行ったのは10年近く前だが、EHLまで使って何とかうまくいき、全て採石することができた。他、なかなか止まらない消化管出血もあり、泣きそうになったが、この日はなんとか日をまたがずに帰られた。

 

話は変わるが、Marquis Who's Whoというところから、数年前に「あんたの業績に基づいてあんたのことをWho's Who in the worldに載せたるで。おめでとうさん。」 というメールが来ていた。なんだ、これ?と思って調べてみた。

wikipediaから。

Marquis Who's Who(マークィーズ・フーズ・フー)は米国のNew Communications inc.による著名人の略歴を掲載した年鑑紳士録である。この紳士録には通常、Who's Who in America, Who's Who in Science and Engineeringのように"Who's Who in …" の後に各分野名や地域名が続く形式でタイトルが付けられている。」

「特に、Who's Who in the World® はシリーズの中で最も選択基準が高く、国家元首および親族、政府首脳、政界実力者、財界実力者、大企業の経営者ノーベル賞受賞者などの著名な学識経験者、世界的に活躍する芸術家や芸能人、オリンピックや世界大会のメダリストおよび世界記録保持者、世界的ベストセラー作家のように、国際的に著名である人物は、とりわけ重点的に選出される。

これに加えて、無名であっても極めて独創性が高い芸術的・学術的創作活動、顕著な社会的活動を行った人物、とりわけ理工系の科学者も重視する傾向にある。」

おうおう、なんかすごいな。しかし、僕はどれにもあてはまらんぞ。思い当たるとすれば英語の論文を書いたくらいだ。自薦者が多いという批判もあるらしいが、名誉のために僕は自薦をしていない(笑。どうやって自薦していいかもわかんないし(笑。

 

面白そうなので登録してみたら、その紳士録を買え、記念のオブジェを買えとよくメールが来るようになった。紳士録商法かとも思ったが、別に現物を送ってきて金銭を強要されたり、掲載料を払わされたわけではないので、そうではないよう。

紳士録もオブジェもかなり高価だったが、紳士録はどんどん安くなっていった。1万円を切ったら考えようと思っていたが、さすがにそこまでは安くならなかった(アマゾンで見てみたら、古いものでも1万円以上する)。

どうせ、虫眼鏡で見ないとわからないくらいのスペースに載ってるだけなんだろうけど、一回見てみたい気がする(笑。

 

最近メールが来なくなったので、すっかり忘れていたが、またメールが来た。

We are pleased to announce that Marquis Who's Who has selected you for our official 2017 Albert Nelson Marquis Lifetime Achievement Award.  」

またcongratulationsって書いてある。おめでたいんか、これは? まあ、くれるっちゅうんならもろとこか、とリンク先に飛ぶと、

 

$89500

 

くれるんじゃないよね。払えということだよね。

‥やっぱりね。予想はしていたよ。しかし、10万円弱はいくらなんでも高すぎひんか。

いるか、ぼけえええええええええええええええええええ。

 

しかし、ネットでこの賞を検索してみたら、これに選ばれましたという人が結構いるの。なんか、名誉欲しいか?ならお金払えばやるで~~、と言われているようで、僕的には結構恥ずかしいんだけど、これって対外的に知らしめていいことなのだろうか。

2日も続けてメール来たけど、これはいらんわあ。10分の1でもいらんわあ。

 

今日はこれ以上呼ばれませんように。

お見合いパーティーの思い出③

今週左の上の親知らずが腫れたので、今日かかりつけの歯医者に行った。炎症は自然に治まっていたが、繰り返す可能性もあるし、前の歯を守ることもあるので、抜いちゃいましょうかと言われ、また後日予約かなと思っていたら、その場で抜くことになった。

下と違って上は簡単ですから~と言われ、本当に数分で抜けた。下の歯を抜いた時は1時間かかったのがウソみたいだった。内視鏡室のナースが、知らない間に抜かれたと言っていたが、それもあり得る話だなと思えるくらいあっという間だった。

今日は昼食にチーズ焼き餃子と魚介のパスタを作ったが、下を抜いた時と違って普通に食べることができた。子供たちも喜んでくれた。

 

続きを書く。

大晦日に女子大生と年越しジャズを聞きに行った。仕事で疲れており、途中で爆睡してしまい女子大生に呆れられたが、そろそろ告白すっかなと思っていた。

会場のホテルのロビーで休んでいる時に日付が変わり、新年になった時に携帯が震えた。見てみるとAさんからのメールであった。

細かい文面は覚えていないがポエムだった。翼があればあなたのもとに飛んで行けるのにとか、あなたは勇者、このまま沈黙で終わるのなんて耐えられないなどと書いてあった。

意味が全く分からず、背筋がぞくぞくっとし、周りを思わず見渡してしまった。ていうか、そもそもパーティーで10分足らず話しただけで何も始まっていない。正直もうメールは来ないかなと安心していたので、その分怖さは余計に増した。告白する気分などぶっ飛び、ジャズが終わった後、女子大生を送ってそそくさと帰った。

 

それからも怖いメールがAさんから何度か来たし、ある時は病院まで来た。守衛から先生に会いたいと言って女性が来てますと電話がかかってきた。嫌な予感がしてYに確認してもらったらやはりAさんだったので、もう帰ったと言ってもらった。しばらくは休憩室の裏口からこそこそ帰る生活を強いられた。この時は本当に怖かった。

このままではフェードアウトできないと判断した僕は、好きな人がいるのでお会いすることはできませんとメールしたところ、罵倒するようなメールが来た(内容はほとんど忘れたが、頭のいい人特有の口元が歪んでいるところがどうこうと書いてあった。頭良くないし、高校ダブってるしと思ったが、鏡をまじまじと見てしまった)。黙殺すればよかったが、幼かった僕は反論のメールを書いて、メアドを変えた。

 

女子大生にはその後告白したが、保留され、最終的には断られた。しばらくしてやっぱり気になるからまた会ってと言われたが、今度はこちらが冷めていたので、合コンを作ってもらおうとしたら、そういうの嫌と言われそれっきりになった(笑。

お見合いパーティーの会社からは、会員になってくれと結構電話がかかってきた。Aさんのことがあり、怖い思いしたので嫌ですというと、男前ですもんね~、だから女性がほっとかないんですよ~と言われた。当時の僕は95kgあるデブで、うそつけ、ぼけと思っていたし、そもそもそういう問題ではない(笑。

断り続けていたら、サクラでいいので入ってくれ、入会金はタダにするからと言われた。ちょっと食指が動きかけたが(バカ)、それでも入らなかった。Aさんは具体的に誰かと聞かれたが、流石にそれは言わなかった。

 

Sはずっとしゃべっていた人と結婚した。つきあってから結婚まで1~2カ月で電光石火であり、びびびと来たと言っていた(古いか)。たった1回のパーティーで生涯の伴侶を見つけたSはコストパフォーマンスとしては最高だ(僕は最低だが)。Yに感謝してもしきれないだろう(あまりそんな感じはないが)。

結婚準備をするために土日を空ける必要があり、そのため2日続けて当直をしたりしていたが、事情を知らない他の同僚に、そこまでして休みたいのか、あいつはバカか?と言われていた(後輩も言っていた)。ちゃうんやで、結婚準備してはるんやでと言いたかったが、口止めされていたので言わなかった(口は軽い方だが、この時は守った)。

Yはその後も一人でパーティーに参加していたが、今も独身を謳歌している。

 

女性をもてあそんで、痛い目にあう男は自業自得だと思う。しかし僕は、Aさん以外にも指一本触れていない女性に結構怖い目や嫌な目にあわされている。逆に肉体関係をもった女性と揉めたことはあまりない。

相手があることであり、強く思うだけで成就するほど恋愛が単純ではないことは、ある程度の年齢に達せれば気づくはずだ。僕自身、無理だと思うと執着できず、すぐ次に向かうようになっていたので、この時のAさんの行動がまったく理解できなかったし、恐怖であった。

 

今日の体重は76.2㎏。歯を抜いたのでHIITもやらず、軽く腹筋をするにとどめた。

お見合いパーティーの思い出②

当直明けから体調はいまいちなわりに仕事は忙しく、今週はしんどかった。風邪は漸く治ったし、歯もましにはなったが、今週は常に眠かった。金曜日は昼飯を食った後、いつの間にか医局の机で眠りこんでいた。新人の歓迎会があったが、さすがにパスした。

 

今日は昼間のオンコール。学会の準備でもするかと思い、10時ころに来たが、すぐに呼ばれた。その後も呼ばれ続けて緊急内視鏡を合計4件し、終わったら17時になっていた。

回腸の憩室出血をクリップで止め、胃管がヘルニアの影響で入らないのを内視鏡でアシストして挿入し、閉塞性黄疸、胆管炎にERBDチューブを留置し、大腸癌によるイレウスにコロレクタルチューブを入れた。

オンコールや当直でなんかしようと思うと、必ずこういう目に会う。あーしんど。

 

続きを書く。

5000円払ったしなんか食うかと思い、立食の方に行って適当に食っていたら、女性が近付いてきて話かけてきた。

食べながら話していると、次から次へと色んな人がやってきて、話しかけてきた。10人以上は来たと思う。こういうパーティーでは男が動かないと始まらないと思っていたので、え?凄いことなってるで、なにこれ?と驚いた。

メールアドレスを聞かれたが、僕は社会勉強のつもりで来ていたのでPCのアドレスを教えた。かなり年下の女子大生はちょっとかわいかったので、携帯のアドレスを教え、他にPCじゃなくて携帯のが知りたいとかなり食いさがられた人(Aさんとする)には携帯のアドレスを教えた(ここでつっぱねられなかったため、後で怖い目に会う)。番号はさすがに誰にも教えなかった。

 

なんだ、俺もてるんじゃんと勘違いして、楽しくなってきたころにパーティーは終了した。Sは終始一人の人と話しており、Yはどこにいたのかさっぱり分からなかった。

その後、気にいった方と夜景でも見に行ってくださいと言われ、最後に女子大生といい感じだったので行こうかとも思ったが、カンファレンスの準備があったので泣く泣く病院に戻った。出口でAさんが僕を待っていたが、女子大生といるのを見て近づいてこなかった。

PCのアドレスを渡した人からも数人メールが来たが、正直どんな人だったのかよくわからず、さほど盛り上がらず皆自然消滅した。Aさんからは、クルーズに行きましょう、ご飯を食べに行きましょう(なぜか伊勢海老を食べに行こうとしつこかった)と何度も誘われたが、そういうつもりがなかったので、仕事が忙しいということでお断りしていた。

 女子大生はちょっといいなと思っていたので、当時彼女がいなかったこともあり、何回かデートをした。Aさんからのお誘いメールは頻回に来ていた。これだけ断っても気付いてもらえないのかと思い、返事を返さなければ気づくかなと思い、毎回は返事を返さなかった。

ある日のメールでYさんに携帯の番号を聞き出そうとしてごめんなさいという文面があった。え?どういうことと思いYに聞くと、僕が行った以前のパーティでAさんとYはメアドの交換をしていたらしく、僕の番号を聞き出そうとするメールをYに送っていたらしい(Yは無視していたらしい)。

Yはそれを僕が聞くまで教えてくれなかった(笑。それを聞いて背筋がぞくっとした。怖くなったので、返事はほとんど返さなくなった。Aさんからのメールも数が減ってきて、このままフェードアウトできるかなとほっとしていたが、そうはいかなかった。

 

長くなったので区切る。

さすがに疲れたので家に帰ろう。

お見合いパーティーの思い出①

風邪はましだが、歯が痛い。結局AM0時ごろにもう一人入院させた。その他、3時過ぎまではもろもろ電話がかかってきて、その都度対応をした(薬がない、胸写がない、せん妄患者の点滴を出せ、などなど)。

当直中は色々考えてしまい、あまり寝られないこともあり、過去を追想することも多い。今回はなぜか研修医の頃、一度行ったお見合いパーティのことを思い出した。その時の思い出をつらつらと書いてみよう。

 

そもそも行くことになったきっかけは、同期の研修医(Yとする)と二人でお好み焼きを食べていた時に見たテレビ番組で、医師専用のお見合いパーティの特集をやっていた。

そこで医師はかなりもてており、それを見ていた僕らはおーっと盛り上がり、「あっ、入会しますか。」「あっ、入会しますか。」とお互い言いあっていた(Yは話す前に「あっ」とつける癖があり、当時それが流行っていた)。

 

その時は盛り上がったが、さすがに本気で入会する気はなく、そのことは忘れていた。数カ月たった後、Yが一度一緒にパーティーに行きましょうといきなり誘ってきた。

ん?パーティ?なんのこと?と聞きなおすと、医師用(僕らが行ったのは医師限定ではなかったが)のお見合いパーティがあるのだが、今なら自分の紹介で入会せずに一度参加することができる、もうお金も払い込んであると言ってきた。

まず入会していたことにも驚き、了承を得る前にお金を振り込んでいたことにも驚いた(よい人なのだが、かなり変わっていた)。僕と別の同期(Sとする)の分を払い込んでいたとのことであったので、Sと相談してお金払ったんなら行かないわけにもいかないなということで参加することにした。

参加費は5000円で、男の入会金は2~3万だったと思う(女性はその何倍もするらしく、入会金は何十万円とのこと)。僕らを紹介することで、Yはただでそのパーティーに参加できるとのことであった。もちろんYにお金は払った。

 

そしてお見合いパーティー当日になり、スーツを着て会場のレストランに向かった。初めての体験であり、僕としては社会勉強のつもりであったが、それでも不安を感じつつどきどきしていた。会場はこじゃれたレストランで貸し切りにされていた。人数は結構おり、50~60人はいたと思う。

そしてパーティーが始まった。10年以上前の話で、何を書いたか覚えていないが、プロフィールカードみたいなのを書かされた。テレビのお見合い番組で、最初にテーブルやいすに座って、男性か女性がぐるぐる回って色んな人と少しずつ話すというのをよく見るが、まずはそれから始まった。

回ってきた人は皆標準以上の外見(全体を見ても男性はダサいのもいたが、女性は大体標準以上であった)であったが、好みだなあと思う人はおらず、また人見知りをこじらせているため、会話はさほど盛り上がらず、無難な会話を適当にしていた。もう昔の話でほとんど内容は覚えていないが、学生みた~いと一人の女性に言われたのだけははっきりと覚えている。なんだ、こいつ?と思ったが、それ以上の会話をせずに離れた。

 

次いでフリータイムになった。Sは一人の女性と話し続けていた。Yはどこにいるかよくわからなかった。こういうパーティーでは、積極的に動くタイプともじもじしているタイプに分かれるが、言うまでもなく僕は後者の一員で壁の薄汚い花をやっていた。

結構そういうダサい男は多く、10人以上ぼーっと壁際に立っていた。「どうしたらいいんですかね?」「そうですね。」なんて男同士でぽつぽつどうしようもない会話をしていた。

会場をぼーっとみていると、なんか見たことある人がいるなと思い、記憶をたどると大学の講師であった。結構面白い先生だったので、記憶に残っていた。さすがに一学生のことを覚えているわけはないと思うが、なんか知っている人に出会ったのが恥ずかしくて、顔を伏せてしまった。

 

下を向いて立ち続けていると、主催者側の人が来て、まあ、こんな壁際に立っていたらもったいないですよ、積極的に動きましょうと発破をかけてきた。そうですね、へへへと下卑た笑いを浮かべたが、それでも皆の腰は重かった。

普通のパーティならこのまま壁の花をやって終わりだろうが、ここからが違った。

 

長くなったので一旦切る。

只今朝の7時。もう呼ばれませんように。

 

体調悪し

減量と運動を始めてから風邪をひくことが減り、冬はほとんど風邪をひかなかったが、先週末から風邪をひいた。季節の変わり目にはよく風邪をひく。

あまりしんどくないが、声がおかしくなっている。昨日の外来は50人弱来たが、1人だけ風邪であることに気付き、お大事にと言われた(笑。

加えて、親知らずがまた疼いている。今度は左の上側。上か下かよくわからなかったので、さっき押さえてみたところ、あまりの痛みで声が漏れそうになった。また抜かないといけないのか。今度は上だから下よりは抜きやすいようだけど。

 

今日は長女の小学校入学式。桜は満開だったが、あいにく天気が悪く、しかもかなり寒かった。長女は聞きわけがよく、こういう行事でも悪目立ちはしないので、淡々と終わった(聞きわけが悪かった長男が、幼稚園の入園式で名前を呼ばれて手を挙げた時は、不覚にも涙がこぼれそうになった)。

今日は、風邪と歯痛というバッドコンディションに加え当直。すでに術後胃の胆管炎にERBDを緊急で留置した。体調のこともあり、明日も内視鏡がてんこもりなので、少しでいいので寝たい。

明日は次女の幼稚園の入園式だが、さすがにパスすることにした。昨年3歳児クラスに入り(次女以外は入っていない)、その時に入園式には出た。これで各人1回ずつ行っているので許してほしい。

僕らが子供の頃は父親がこの手の行事に参加することはほとんどなかったが、今日も結構父親の姿は多かった。時代の流れなのだろう。

 

 

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数日前のニュースだが、見た時にはちょっと笑ってしまった。いやあ、残念だわ~。175cm以下、70kg以下かあ。体重はきつい減量をすればいけないことはないかもだけど、身長はどうしようもないしなあ。

正直な話、世界チャンピオンの中ではそこまで強い方ではないと思うけど、素人には負けんだろう(負けてほしくない)。それでもたとえば190cm、100kgの恵体が来たらやばいと思い、制限を付けたのだろうか。

亀田の判定勝ちだろうなんて煽られているが、でかいやつをぼこぼこにしてこそ、ボクシングはやっぱりすごいと思わせる効果が高いと思うが。