ただいま当直中。日中の内視鏡バイト後、当直までの合間に温泉で汗を流してリラックス。またマッサージ機へ。
・・・アラフィフのおっさんなの思い出して悲しくなった。
以下引用。
「同病院によると、執刀医は腹腔鏡を使って女性の左腎臓を摘出する際、腎動脈と誤って、腹腔動脈と上腸間膜動脈を切断。その後、女性は容体が急変、2日後に急性肝不全で死亡した。」
‥これはひどい。なんちゃって肝臓専門医の僕は、前病院で肝癌の肝動脈塞栓術を細々やっていた。その際上腸間膜動脈、腹腔動脈を造影するが、間違えて腎動脈に入ることも珍しくなかった。しかし分岐する部位が全く異なるのですぐに腎動脈だなとわかる。
腹腔動脈と上腸間膜動脈といえば腹部の重要臓器(胃、肝臓、膵臓など)や腸管を栄養する非常に重要な血管であり、どちらか1本でも致命的であるのに2本切除してしまうというのは医師としてあり得ないレベルだ。弁護のしようがない。
‥という一方で、外科系を選んでいたら他人事ではなかったかもという怖さもある。
節税としてふるさと納税をしこしこやっているが、謝礼品が続々送られてきている。
桑名の蛤もその一つで、焼いて食べたがとても美味しかった。からすみ、いくら、肉、米なども頼んだが、変わったところでは炭酸珈琲がある。話のタネに頼んだが、思ったより美味しかった。もう少し余裕があるので、自分で買うのはちょっとなあと思うもの(からすみもそうだし、キャビアも考えている)を狙おうかと思っている。
穏やかな当直でありますように。