今日アベノマスクが届いた。
‥今さら。最近暑くて使い捨てマスクでも辛いのに(笑。
引き続き、自分の例で検証してみる。
- 死力を尽くして外来をやっても、遅いと言われる時
- 当直中、やっと眠れると思ってベッドインして5分で呼ばれた時
- 人が足りなくて36時間くらい働いている時
- 当直明け、やっと仕事が終わったと思って帰宅しようとしたら急変した時
- 当直明け、自宅のベッドで快眠しているも、くだらない看護師の電話で叩き起こされた時
- 気づいたらプライベートな時間を過ごさず3ヶ月経っていた時
- 患者の理不尽なクレームを受けた時
- 患者の汚物や血液に汚染された時
- 不慮の事故が発生して裁判になりかけた時
4.当直明け、やっと仕事が終わったと思って帰宅しようとしたら急変した時
2~3日帰られないことは若いころに何度かあった。当たり前だがしんどい。が、同じような医者は他にもいたので、そんなもんかと思い、医師を辞めたいという発想にはつながらなかった。病畜ですな。
5.当直明け、自宅のベッドで快眠しているも、くだらない看護師の電話で叩き起こされた時
忘れられない電話がある。専攻医の頃、朝の4~5時に病院から電話がかかってきて、急変か?と思って出たら「今日大腸内視鏡の人の下剤を飲ませていいですか?」と言われた。
‥はああ? 飲ませたらあかん理由はなんやねん?と怒鳴りそうになったが、いいですよと答えた。その後、腹が立って眠れなかったし、このナースのことは大嫌い(ある時、後輩に飯に行こうと誘われていったらこのナースもいた。怒って帰ろうとしたが後輩に頼むからいてくれと言われ、しかたなくいた。支払い時、ごちそうさまでぃーすといい財布を出す素振りも見せなかった。揉めたくないので出したけど、驕りたい相手には驕るが、正直こやつにはびた一文払いたくなかった)になった。
その他、腹立たしい電話は山ほどあったが、その時に怒りを覚えただけで、医師を辞めようとは思わなかった。
前病院に勤めていた時は、病院だけ携帯電話の着メロを変えていたが、あまりになるのでその音がするたびに脳の血管が切れそうになった。定期的に着メロを変えたり、穏やかな曲を選んだりしていたが、何の効果もなかった。
6.気が付いたらプライベートな時間を過ごさずに3か月たっていた時
病院に行かない日を週に1回作れるようになったのは医師になって10数年目以降で、それまでは行かないと罪悪感を感じるように洗脳されていた。専攻医の頃、内科認定医の試験を受けていた日(もちろん日曜日。この週は2回当直をさせられ、落ちたら病院を訴えようと思った)も、休み時間に携帯の電源を入れたら病院から何度も着信が残っていた。
‥試験すら受けたらあかんのかとうんざりしたのを覚えている。
しかし、全くプライベートの時間がなかったということはなく、なんとか時間を作り出して飲みに行ったり、ツーリングに行ったり、合コンやデートをしたりしていた。忙しい時の方がむしろ活動的であった。休みがないから医師を辞めようと思ったことはない。
区切ります。