今日から新年度。
肩書きが変わって医長になった。年数で自動的に変わるだけで出世でも何でもないけど。
仕事をしない同僚の尻拭いで少しイラッとしたことはあったが、比較的穏やかな日であった。カプセル内視鏡を読影していて、あまり見たことない所見にであった。白色絨毛と散在する発赤が空腸から回腸に連続性に認められ、深部に行くにつれ軽快していた。あれはなんだろう。バルーン内視鏡で直接見てみたい。
バルーン内視鏡と言えば、昨日のカンファレンスでバルーン内視鏡を用いたERCPに、加算がついたと聞いた。消化器内科で行う手技の中で、もっともしんどい手技の一つであり、自分が従事していることから少し嬉しかった。
2時間以上かかることはざらであり、それでもうまくいけば疲労も心地よいが、失敗した時はお通夜のような雰囲気になる。
今月も何件か予定は入っているので、成功させるようにがんばろう。