生きよ 堕ちよ

高校留年~プータロー~文系大学~再受験し医師~内視鏡に魅せられ消化器内科へ

僕もケガをしないように注意しないと

去年始めたシャドウ・オブ・ウォーを漸くクリアしたので、ゼルダを始めた。

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確かに面白い。しかし、10針縫ったのは気の毒だ。アクションが多いから、しばらくお預けだな。コログ探しくらいならできるかも(笑。

スカイリム、フォールアウト4、ウィッチャー3のように終わるタイミングがわからなくて気が付いたら深夜というよりも、ゼルダはいつの間にか時間がたってしまっている感じ。

しかし、最近仕事がまあまあ忙しいので、やる時間はどうしても後ろにずれ込み、睡眠時間を削ることになる。無為に過ごしたプータローのころの時間をためておいて、今使えないかなとしょーもないことを考えてしまう。

検査のパフォーマンスが落ちないように(今日も空腸のangioectasiaをAPC焼灼し、2時間かけて術後胃のERCPをやったが、何とか無事にこなせた)、特に偶発症だけは起こさないように注意しないと。

 

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このニュースを見て考えさせられた。事前に予期した病態と異なり、術式を変更したとのことだが、それだけならまだ大きな問題とはならなかったと思う。問題は、偶発症が起きてしまい、不幸にも命を落とす事態となってしまったということだ。

直腸脱の手術で命を落とすとは普通考えないので、遺族が納得できないのはよくわかる。通常は洗腸後に行っていると思うので、翌日縫合不全が起こっても、腹膜炎にはならないと思うけど、どういうことなんだろう? 食べさせた? 洗腸なし?

 

僕自身、先日予定していなかったESDを行ったし、過去にもそうしたことはあった。

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幸い偶発症は起こらなかったが、それはラッキーであって、反省すべきだと考えている。仕切りなおすか、いったん中断して家人に説明するべきであったと思うが、治療を中断してそうするのはなかなか難しいこともある。この人の場合、年末ぎりぎりに転院してきて、ポリープを取ってすぐに再転院が決まっていたため、余計だった(ESDにしたので1日転院を延ばしただけでちょっと責められた)。

 

今日の体重は78.4㎏。昨日、今日とカンファレンスでウナギを食べた。最近吊り輪を買って懸垂を行っているが、なかなか楽しい。

緊急内視鏡×4@日直/謎のトイレ

今日は日直。午前中は落ち付いていたが、午後からが忙しく、緊急内視鏡を4件行い、そのうち3人を入院させた。

まず食道癌患者の食道異物疑い(巻きずしを食べたのがつまったらしい)だが、内視鏡を突っ込んだら何もなかった。よく噛んで食べてと言ったが歯が一本しかなくて入れ歯もないようなので、柔らかいものを食べておいてと言った。

次は食道静脈瘤破裂の既往がある人で、吐血で搬送。EGJのF0 varixからの出血であり、止まってしまうとわからなくなるので、EVLでさっさと止血した。5分かからなかったぞといきりたかったが、自重した。

次は血便で、前処置なしで大腸内視鏡を行った。血まみれのうOこをかき分けて盲腸までたどり着いた。全大腸に血便を認めるが、自然止血しており出血源不明だった。多分大腸憩室出血と思われる。憩室出血はこういうことが多く、挿入時に止血しえたのは体感的には30%に満たない気がする。大体は自然止血してしまっていることが多く、不完全燃焼感が残る。

次も血便で、大腸憩室出血の既往があり、浣腸のみかけてCSをした。またまた血まみれのうOこをかき分けて、盲腸に到達した。

大腸内視鏡は好きだが、うOこは大嫌いだ。自分のでも嫌なのに、いわんや人のものをや。

大事なことなので太字で書きました。

先程の人は小腸には血液がなかったが、この人は小腸にも血液がある。逆流したにしては量が多いので、上部か小腸かと思い、深部挿入したところ、Bauhin弁から2~30cmのところに出血を認め、よく見ると拍動していた。dieulafoy様病変で矢野・山本分類でいうところのtype2aだ。1本何千円もする、はさみ直しができてかつ回転する優秀なクリップをふんだんに使い止血した。緊急DBEかとひやっとしたが、CSが届くところでよかった。

緊急性のないERCPを2件週明けに回し、炎症の高い肛門痛を消化器内科に振ってこられたのを押し返し(アブセスもないのに、炎症と肛門痛を関連付けるのは無理があるわ。肛門痛は摘便で改善してるし)たのに、それでも結構忙しかった。

 

当直や休日などの時間外に手術や処置を行うと加算がつくが、逆にいえば処置を行わないと加算がつかない。今回の内視鏡では2件目と4件目は止血処置をしたので加算がつくが、1、3件目はつかない。

1件目はすぐにおわったので良いが、3件目は1時間近くかかっている。それでも処置をしていないため、加算0だ。適当な憩室にクリッピングして止血しました~といってもよいが、流石にそこまで腐りきることはできない(当たり前か)。

だが、うOこと1時間格闘して、終了後もしばらく手からほんのりうOこの臭いがする(手袋2枚しているが、その程度の防護ではやつらはびくともしない)のに、何の加算もないのはどうかと思う。

前処置をしない大腸内視鏡に対するうOこ加算をぜひぜひ。

‥何回、うOこいうねん。わしは小学生か。

 

汚い話の続きで、うちの病院のトイレ。

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‥何を考えて作ったのか、じっくり聞いてみたい。問い詰めたい。どういうシチュエーションで同時に使うねん。息子と同時に小の方ならまだ使えるが、どっちかが大をしだしたら地獄絵図やで、これ。

数年前に移転したが、移転前の病院は老朽化していたけど立派だった。移転場所はより辺鄙な場所になったのに、病院は狭くなった気がする(すぐに建て増ししていた)。動線もあまりよくない。

以前の院長が、某有名大学病院の院長がうちの病院みて立派だと褒めてたわい、がはがはとエレベーターで乗り合わせた時に言っていたが、100%お世辞だと思う。

 

今日の体重は77.5㎏。日直後、ジムに行きトレーニングした。バイキング西村の台湾旅を見ながら書いている。台湾いいわあ、西村おもろいわあ。

「ウィー」じゃなくて「ユース」

今日は寒い。車の気温計はずっとマイナスだった。今こたつに入ってこれを書いているが、外に出している手が寒い。

久しぶりに食道のESDを行った。調べてみたら前回行ったのは2年半前だった。一般的には大腸>食道>胃の順に難易度が上がるとされているが、久しぶり過ぎて大腸よりも難しく感じた。バイタルに変動もあったため、あと少しだったがスネアで切除した。

先週はCSが低調だったが、今週は快調。他の人が3~4件の所6件こなしたし、1人1分を切った。僕が直腸のESDを行い、残念ながら追加手術となった(幸いストマは免れた)人で、手術前も1分30秒でトータルしており簡単な人ではあったが。

 

少し前にアントニオ猪木の自伝を読んだ。今はUWF外伝を読んでいる(プロレスの本ばかり読んでいるようだが、間にホンジュラスのマラスを取り上げた本を読んだ。これはこれで非常に興味深かった)。グラップラー刃牙の主人公のモデルとされている平直行の作だ。

若い人は知らないだろうが、僕が子供のころはゴールデンタイムにプロレスをやっていた。プロレスの黄金時代だ。夢中になって見たし、休み時間には皆でプロレスをやっていた。技も色々覚えていた。先日、子供に四の字固めをかけようとしたが、かけ方を忘れてしまっていた。コブラツイストは覚えていた(笑。

 

ハルクホーガンが好きだったが(猪木が失神した時は衝撃を受けた)、スタンハンセン(ハンセンも好きだった)のフィギィアを大分前に買った。

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アマゾンでホーガンのフィギィアを見てみたら、どえらい高い。今検索したら、ハンセンがこのポーズで言っているのが、「ウィー」じゃなく「ユース」であったらしい。ずっとウィーだと思ってた。軽く衝撃だ。

 

放映時間が深夜になり、いつの間にかテレビで見られなくなるにつれ、拳法を始めたこともあり、ボクシングや空手の方に興味が移った。

しかし、プロレスの激しい技を受けきる肉体(鍛えていなければ死んでも不思議ではない)には尊敬の念を抱いている。ジョン・シナザ・ロックの身体にはなれないのはわかっているが憧れる。

 

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ジョン・シナ

 

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ザ・ロック

 

おっさんになって、あまり見なくなってもプロレスが好きなのは変わっていないようだ(笑。今日年齢テストアプリでいくつかの写真を試したが、ほとんど20代(一番若いのは23歳だった。‥半分)で喜んでいたが、この年になって若くみられるというのは年齢を重ねた蓄積がなくて薄っぺらいと言われているのと同義でもあるのでそう単純には喜べない。

‥中身は20代どころか、10代のころとそんなに変わっていない気がするが。

 

今日の体重は78.6kg。今日は下半身の日。ブルガリアンスクワットとピストルスクワット崩れをやった。バーピーはぶっ倒れるくらい追い込まないと効果がないということできつめにやったが、ぶっ倒れる前に足が動かなくなる。

昔から足は乳酸がたまりやすいのか、学生のころも拳法の練習でやるジャンピングスクワットで足が動かなくなっていた。

末娘の冒険、ヒヤリハット

次女は非常に憶病な子だ。節分の鬼のお面や五月人形を見て号泣するし、最寄り駅の近くにある2mくらいの恐竜のオブジェを見ても号泣する。踏切を渡るのが怖くてなかなか渡れない上、渡りだしたらつないでいた手を振りほどいて走り出す。

一緒に散歩していて、ちょっと逃げ出すと5mも離れないうちに泣き出してしまう(息子は幼稚園のころ、繁華街で迷子になった時、泣くどころか逆に探してやろうとしていろいろな店に顔を突っ込んで走り回っていた)。

特に鬼が怖いようで、悪いことをしたら鬼呼ぶよと電話しようとすると号泣して止めに来る。

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こんな写真見せたら気を失いかねない。

 

上二人もお化け屋敷で泣いたりはしたが、次女は比にならないくらい臆病だ。妻と付き合っている時、お化け屋敷に一緒に入ったことがあったが、200円くらいのチープなお化け屋敷でぎゃあぎゃあ騒ぎ、元を取るどころか10000円分くらい楽しんでいたので、どうやらその血を引いているようだ(僕はセンサーが鈍麻しており、お化け屋敷や怪談系の話はこれまで怖いと思ったことがない)。

 

そんな次女だが、気の強いところもあり、長女や長男相手でも喧嘩では一歩も引かず、特に長女は追い回されてよく泣かされている(長女は小1の中でも大きい方で130㎝近くあって+2SDなのだが)。泣かされるだけでなく、お尻を強く噛まれたこともあり、1年以上たつがまだ跡が残っている。

金曜日、長男の縄跳び大会が小学校であり、親も参加する必要があったので妻が次女を連れていった。長女がグラウンドで遊んでおり、次女も一緒に遊んであげてといって妻は次女を託し、長男の縄跳びイベントに参加していた。

ふと気づいたら次女がいない。長女に聞くも長女は友達と遊ぶのに夢中で知らないと。グラウンドを探したがいない。焦った妻は家に走って戻っていった。途中の工事現場で聞いてみたら、少し前に小さな女の子が一人で歩いて行ったとのことであった。服装も次女の服装に合致する。ますます焦って多分相当面白い顔をして走った。

 

家の前まで来たが、娘がいない。周りを見回すと100mほど離れた駐車場の石段にぽつんと次女が座っていたのが見えた。

「何をしているの!」「おしっこしたかったから‥」

‥いやいや、鍵持ってないのに家帰ってもしゃあないやろ。

安堵した妻はトイレにいかせようと家につれて行ったら、「やっぱり出ない」。

‥どないやねん。

 

学校から家はそう遠くないが、それでも500m以上はある。何回か行ったことがあるとはいえ4歳の子が一人で歩いたかと思うと、ヒヤッとする。幸い何もなくてよかったが、勝手に家に帰ろうとした次女と目を離した長女をきつくしかっておいた。初めてのお使いでも後ろからついていっているのに。

あのヘタレな子が変なところで勇気を振り絞って冒険に出たが、そんな勇気は蛮勇であり、逆に要らないとヘタレな父は思った。

 

今日は朝早く病院に行って仕事を終わらせて昼過ぎに帰ったが、夜に緊急ERCPで呼び出された。幸い後輩がサクッとERBDを入れてくれたので、僕は介助をしたのみだった。激安!いいね!アースを見ながら帰ってくることができた。西村おもろいわ~。

今日の体重は78.2㎏。明日は子供たちの誕生日祝いで回転寿司に行くが食べ過ぎないようにしないと。子供たちは回転するお寿司の方が上等だと思っているが、もう少し勘違いしておいてもらおう。

ぴりぴりしたカンファ

消化器内科は色々な臓器を見ることもあり、その中でも各人専門とする分野がある。肝臓領域、胆膵領域、ESD、IBD、小腸などなど。一般論として、関東は一つの分野に特化し、関西は一人で何でもやるという傾向があるという話を聞いたことがある。そうは言っても、医療の進歩のスピードは速く、手技や情報量はどんどん増えており、一人で色々やるにも限界がある。

それゆえ、上記領域で大体この分野はこの人とこの人、この分野はこの人とこの人という風にわかれていて小さなチームを作っているが、同じことをやっていると粗が見えてくるのか、中にはしっくりいっていないチームもある。

 

上記領域の一つを専門とする医師にA医師とB医師がいる。ここは特にしっくりいっておらず、時々ぶつかっており、今週のカンファでもぶつかった。A医師と専攻医C医師が担当している患者にある検査をしようとしていると提示したところ、その検査は不要ではないか?偶発症のリスクが増えるだけだとB医師がC医師を責め出した(学年的にはA>B>C)。

C医師がかなり責められているのを見て、A医師が確かに不要かもしれないが、部長にその検査をするように強く言われたと助け船を出した。しかし、B医師は不要だというスタンスを崩さず(研究会でその症例にこのような検査をしたというと責められるとも言った)、C医師は板挟みになって大変そうだった(B医師はC医師を責めることで間接的にA医師を責めているのだが、スケープゴートにされたC医師は気の毒だった)。いつもは部長がいるが、その時は席をはずしていた。

緊張感が増してきて、全く部外者の僕は一人でドキドキしていたが、A医師がまた検討すると言ってその場はいったん収まった。

 

しばらくして部長が戻ってきてカンファレンスに加わった。カンファレンスが終わった後に、A医師が少し問題となったのですが‥といって先程の症例について話し出した。B医師が、先程と同じ主張をすると、今度は部長がエキサイトしだして、研究会で批判されるから必要ないなんてのは全く筋が通っていない、必要がないのなら文献などのエビデンスを出せと言い出した(検査を増やしたいんだろうなあ。ていうか、そんなエビデンスはないでしょうと部外者でも思った)。

またまた空気がピンと張りつめてきて、僕は一人でむずむずしていたが、なんとかA医師が丸く収めようと努力し、話はうやむやになった(その検査は結局中止となった)。

緊張したわ~。僕は小腸とESDがメインだが、それ以外にもちょこちょこ首を突っ込んでいて、このチームにも少しだけ首を突っ込んでいる(僕より働いているスタッフはいるが、僕が一番いろんなところに顔を突っ込んでいる。自分の意志だけではないが)。

 

我が強い医師が多い中、僕は和をもって貴しとなす(ただの日和見)、ていうか単なるコミュ障でへたれで迎合主義者座右の銘としているため、なるべくぶつからないようにしている(時々腹が立つこともあるけど、怒りが持続しない。ドランクドラゴンの鈴木のように、こいつOせるからいいわと思えればいいが、そういう発想にはなれない。この考え方の底流には卑屈さが滲んでいる)。

大体、医師はこれまで順風満帆に人生が来ているものが多いし(部長はこれまで受けたすべての試験に落ちたことがないらしい。あーすごいすごい)、先生、先生と言って煽てられる世間知らずが多いから、傲慢であったり、人格がわやくちゃであったりするものもいる(私の言うことに意見をするなと言い放った医師もいた)。

僕も人のことは言えないけど(過去のわやくちゃ度合いはかなり上位だろうし)。しかし一回でええから、高校ダブってみたらええねん。

‥それはあかんか。

 

今週は何年振りかに前庭部のESDをした。普段なら若手がやるところだが、数年前に僕が別の部位をESDしたこともあり、自分でやることにした。

いやあ、やっぱり前庭部は簡単でいい。15分でとれた。ここしばらく難渋するESDが多かったので、たまにはこういうのもいいわ。

 

wjkのM66を古着で買った。現行のものは10万近くするが、どうせすぐに型遅れになるしということで、何年か前のモデルの古着にしたため、10分の1ほどで買うことができた。Lサイズでもかなりぴちぴちだ。これ以上太ったら着られなくなるので、体型キープのメルクマールにもなっていいだろう。

学生時代にヤフオクでマルジェラのスキージャケットを買った時は、ものすごく汗臭いものが送られてきて、往生したことがある(臭いが取れるまでに何日も夜露にさらした)。それ以降古着には若干抵抗があったが、今回は店で買ったのでさすがにそんなことはなかった。

 

今日の体重は77.8㎏。明日は直腸NETをESMR-Lした患者を退院させるためと出血性胃潰瘍の2nd. look EGDがあり、朝早く出勤する必要がある上、カプセル内視鏡読影もしようと思っているので、今日仕事が終わってからジムに行ってきた。金曜の夜のためか、まあまあ混んでいた。ベンチプレスや懸垂をやったが、低調だった。

何を目指しててもいいじゃないの

日曜日、長女の自転車の練習に付き合うため娘二人と公園へ。僕自身、自転車に乗るのには結構苦労した記憶があり、おかんに荷台を支えてもらっていた記憶があるが、息子、娘共にさほど苦労せずに乗りこなしている。二人ともスイミングにも嫌な顔せず通っているし(僕は嫌で嫌で仕方がなかった)、僕とはちょっと違う。 

自転車にはすぐに飽きて近くの公園で二人で遊び出した。うちの娘が木のつるにぶら下がって遊んでいるのを見て、近くで遊んでいた親子連れ(おかあさんと女の子)も真似しだした。

突然、長女が「かつらさん、かつらさん」と僕に向かって言いだした。何を言っているのだ、この子は?と思ったら、「だってお父さん、かつらだもん。」と言いだした。

次女も長女と一緒になって「かつら、かつら。」と言いだした。近くにいた親子連れのおかあさんは聞こえないふりをしていたが、絶対に聞こえている。

 

必死になって否定するとどつぼにはまるので、「なんでやねん」とだけいうと、「だって頭黒いもん。」とわけのわからないことを言いだした。最近白髪がめっきり進んできて染める頻度が増えているくらいなのに、黒いって。

しかも、僕はその時ニット帽をかぶっていた。休日だから、かつらつけずに帽子でごまかしていると思われているかも、いやそもそもヅラちゃうねんけどと被害妄想が暴走し始めた。

しかし二人ともしつこい。いい加減イライラしてきたが、そんなことで怒るわけにもいかず、無視してフェードするのを待つしかなかった。

 

その後、ブランコに移って遊んでいるとその親子連れが帰る際にうちの子にバイバイと言ってきた。長女と次女の間くらいの身長の女の子でてっきり幼稚園の年中か年長くらいかなと思っていたら、長女が同じクラスの子だよ~と言い出した。

えっ、同級生? そうやった、うちの娘は1月生まれのくせにでかいんやった。しかし、全くしゃべっていなかったのでまさか同級生とは思わなかった。

クラスであの子のお父さんはヅラって広まったらどうしよう。でも悪いのは長女だけど。

学校で何も言われていないか聞いてみたが、隠しているから大丈夫と言っていた(笑。

 

今月は妻、長男、長女と3人誕生日を迎えるので、ケーキをその夜食べた。居間でだらだらしていたら、専攻医から潰瘍出血が止血できないとヘルプコールあり。

9時過ぎだったので、車は空いていた。いつもの様にテンションを上げながら車を走らせた。体上部大彎後壁の水没しやすいところの潰瘍から動脈性に出血しており、若干難しかったが止血は可能であった。

 

 

news.mynavi.jp

一部抜粋。

「何なんですか? あの筋トレだけ言うて来る『どこを目指してるんですか?』」「早起きしてゴルフ行ってるヤツには誰も何も言わへん」「お前らこそどこ目指してんねん!」と怒りを爆発させて笑いを誘っていた。

 

わかるわあ。北斗琉拳のシャチのように、筋肉界の入口をちょろちょろしている僕でも、時々言われる。

「何を目指してるんですか?」「どこを目指してるんですか?」

‥他のことを一生懸命頑張っていても、何を目指している?とは言われないと思う。

 

べつにええやん、大きなお世話だとしか言いようがない。

そう言ってしまっては身も蓋もないので、「闘える体をキープしたいから(闘わないけれども)」「服が似合う身体にしたいから。」「また太りたくないから。」「鏡を見るのが楽しい。」などと言っている。どれもこれも真実の側面をとらえてはいるが、全貌をとらえてはいない。氷山の一角を表現しているだけだ。

 

楽しいからではダメなのだろうか。行為に意味を求めだすとニヒリズムに陥ってしまうので、僕は思考停止している。人に迷惑かけなければ、別にいいやんか。

ナルシシズム丸出しなんが滑稽なんか? 僕は程度の差こそあれ、ナルシシズムがないものはいないと思っている。自己嫌悪すら、ナルシシズムの産物だ。

興奮して血圧上がりそうだし、きりがないのでよそう。

 

今日の体重は78.2㎏。肩と上腕筋のトレーニングをした。

 

 

 

また台湾行きたい/災難な1週間

今テレビで、バイキング西村が台湾を旅する番組をやっている。そんなに外国に行ったわけではないが、台湾は2回行った。食べ物もおいしく、人も優しくて好きな国だ。夜市をさまよっている時は毎回ワクワクする。また行きたくなった。

 

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7年前の1回目の旅行。士林夜市にて。妻は前に当時0歳の長女を抱っこし、4歳の息子をおんぶしている(息子は小さな時、僕が抱っこするのをすごく嫌がり、ママ、ママだった)。頼みもしないルーローハンが出てきて、サービスかと思ったら普通にお金を取られた。居酒屋のお通しみたいなものだろうか(笑。非常に美味だったのでよかったけど。

 

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3年前のAPDWでは九份にも行った。天気が良くなかったが、雰囲気はよかった。しかし完全に観光地であり、すごい人だった。かわいいお姉ちゃんが売っていたパイナップルケーキは今までの中でもトップクラスに美味かった。

 

今週はまあまあ忙しかった上に、色々予期せぬことが起こった1週間だった。大腸内視鏡の前処置として、当院では前日にラキソベロンを1本飲んでもらうが、その前処置で嘔吐し誤嚥した人がいたり(腹痛を訴える人もいたりして、ラキソベロン1本は多いと常々思っていた)、小腸まで到達したPTP誤飲の除去を小児科から依頼され(便と一緒に出るだろうし、流してしまっていいという選択肢も提示したが、除去を希望された)、内視鏡を入れた途端、過鎮静のため酸素飽和度が低下し、中止になったりした。憩室炎の触れ込みで入院した人が、憩室炎ではまったくなく、謎の胸水がたまり、腹部が膨満し、病態の把握に苦労したが、試行錯誤の上、なんとか診断がついた(malignant lymphoma)。

僕が絡んでいないものでも、EUSで食道穿孔が起こったり、ERCPで酸素化が増悪して挿管されたり、ERで帰した患者が増悪して戻ってきて、その患者の知り合いの議員がクレームをつけてきたりと新年早々散々だった。

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災難続きだった。災難で検索したらこんな画像が出てきたが、これはちと大げさ(笑。

 

 

金曜日も大腸ESDの指導が当たっていたが、後輩がサクサク取ってくれたので、新年会前に家に車を置きに帰って筋トレをしてからでかけることができた(30分程度筋トレしたため、若干遅刻した)。

次の日に研究会が控えており、あまり準備をしていないことから、新年会ではあまり羽目を外さず、一応2次会も行ったが途中で帰った。しかし、結構アルコールが入っており、夜中何度もトイレに起きた。

土曜日は午前中子供をプールに連れて行って、僕はジムで汗を流し(前日のアルコールの影響か、きつかった)、昼から研究会へ向かった。タクチケをもらっていたが、予習したかったこともあり、電車で行った。敢えて鈍行に乗り、iPadで一人予演(頭の中で)をして、論文のポイントを読み込んだ。

マニアックな会であるのに、結構人が集まってきていた。一発目の発表だったが、発表自体は大きな問題なくこなせた。質問も色々来たが、電車の中での予習が功を奏し、ほとんど答えることができた。

研究会は途中で抜けて、タクシーで病院へ向かい仕事をして帰宅した。

 

今日の体重は77.5㎏。今年に入って78~79㎏で推移していたが、今日は減った。汚い話で恐縮だが、排便の影響だ。最近は便秘気味であり、週に2~3回しか便が出ない。昨日新年会があったにもかかわらず、1㎏近く減った。本当にIBSってのはやっかいだ。

今日はジムでベンチプレス、ケーブルクロスオーバー、チンニングなどをやったが、上述したようにアルコールの影響で低調だった。