金曜日は長女と街へ。
まず電気屋へ。自分が乗っていた車のミニカーを集めていて、気になっていたケイマンのミニカーを買った。
4尻、ケイマン、ケイマンS。
買ったのは下の写真の一番右の黒いやつでケイマンSだが、自分の車は無印だが黒なのでまあいいかと思って買った(ショーケースを開けてもらうのがちょっと恥ずかしかった)。ミラターボとアルトワークスも集めようかと思ってネットで見たら10000円もするので断念した。
長女にも何か買ってやろうかというと600円くれと。どうして?と聞くと、鬼滅の刃のガチャガチャを2回したいと言い出した。
以前プールの迎えに行った時に友達といて、鬼滅の刃の話をしてたんだよ~と言っていたが、うちには1冊もない。ついていけているのか?と聞くと、サンプルを読んだ知識で話に参加していたと。
‥僕も子供の頃漫画をあまり読ませてもらえず(年に1回コロコロコミックを夏の帰省時に買ってもらっていた)、辛い思いをしたこともあった。
漫画を買ってくれと言われたことはないが、欲しかったのだろう。小銭がなかったのでがちゃがちゃは1回だけにして本屋で数冊購入した。
名前くらいは知っていたし(大学病院の先生が子供にグッズを買っていた)、キングダムのコミックスの売り上げがワンピースを抜いたというネット記事で、確かにキングダムはワンピースを抜いて2位だったが、1位の鬼滅の刃が0一つ多く、2位~10位を合わせても1位に及ばなかった。
子供らはまだしも妻まではまったようで、僕の手元には一向に来る気配がなく、まだ読めていない。今後は妻に購入を任せようと思う。
夜に長女の塾の迎えに行ったら、ものすごい雨だった。長女が車のドアを開けた時、
がんっ
‥気が遠くなりそうになった。ガードレールごっつんだ。
「気を付けてっ!」「はーい。」
がんっ
‥なんで2回ぶつけんねん。大人げないと思ったが、苦労して買ったんやぞ、どん底まで落ちたお父さんがまともな道に戻ったというマイルストーンやぞと怒り続けた。翌日確認したが、傷はよくわからなかったのでほっとした。
土曜日の午前中は内視鏡バイト。コロナの影響だろうか1件だけであり(駐車場一杯だったけど)、しかも癒着があってTCSできなかった。総滞在時間も一時間足らずで、通勤の方が時間がかかったくらいだ。給料泥棒(笑。
帰りに大学病院によって回診後、学会発表の下準備を夕方まで行った。コロナの影響でやってもネット開催だし、そもそも地方会の回数が多すぎる。内視鏡学会、消化器病学会とも地方会は年に1回で十分だ。
どうせ地方会の主題など、会場よりも壇上の方が人が多いくらいで大して盛り上がらないのだし。どこかのえらいさんに会長をさせるためと集金のために回数が多いのだろうか?と邪推してしまう。
転載。
『全身の筋肉が動かなくなっていく神経難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症した京都市中京区の女性に薬物を投与して殺害したとして、京都府警が、嘱託殺人の疑いで、呼吸器内科医の大久保愉一容疑者(42)=仙台市=と、医師の山本直樹容疑者(43)=東京都=を逮捕した事件で、大久保容疑者は、厚生労働省の医系技官として約7年半働いていたことが、関係者らへの取材で23日分かった。
また、医師2人のうち大久保容疑者は「高齢者は見るからにゾンビ」などとネットに仮名で投稿し、高齢者への医療は社会資源の無駄、寝たきり高齢者はどこかに棄てるべきと優生思想的な主張を繰り返し、安楽死法制化にたびたび言及していた。』
非常に繊細で難しい問題だ。ALS患者は何人か診てきた。消化器を専攻としてからも、胃瘻を作ったり、内視鏡をするという形で関わってきた。
優性思想は否定されるべきだし、今回のケースが死期が迫っているかといわれれば疑問だが、生きる権利を大前提としたうえで、死を選ぶ権利についてもう少し議論をしてもよいのではないかと思う。
問題は安楽死、尊厳死が認められた場合に、本人の意思に反してそちらへ誘導する圧力が働いてしまうことで、それは阻止しないといけない。本人がどんな形でも生きたいと希望した場合、それは最大限に尊重しないといけない。
ただ、医療関係者には多いだろうが、どういう経過をたどるかをある程度想像できてしまうだけに、とことん闘いたくないと考えるものも一定数いるだろう。僕もそうだ。綺麗ごとばかりではない。
今日の体重は78.3㎏。