生きよ 堕ちよ

高校留年~プータロー~文系大学~再受験し医師~内視鏡に魅せられ消化器内科へ

うけたならいいが、IBSは辛いよ

最近、難しいESDしかしていない気がする。といっても、自分がメインでやるのではなく、下の先生がやっている症例のヘルプが多いが。特に下部に難しい症例が多い。

挿入困難例の巨大上行結腸病変は7時間かかった(僕も半分近くは手を出した。これはオーバーチューブを使えばもっと容易にできたと思う。反省)し、線維化のある上行結腸病変は若い先生が穿孔させながらもほぼがんばったが、最後にっちもさっちもいかなくなり、交代したら不覚にも病変を吸ってしまい、ばらばらになってしまった‥。

十二指腸腺腫のhybrid ESDも大変で、下の先生が先発して全貌が見えない中、何とか全周を切ったが(時々交代して手を出した)、スネアをかける時点で穿孔してしまったので、交代して何とか切除して穿孔部も閉鎖した。

大学病院だから難症例に手を出さないといけないのだが、簡単な症例を鼻歌交じりで切除してどや顔したい(笑。

 

妻が長男の幼稚園時代の同級生のお母さんたちとコミュニティプラザを借り切って子供たちを遊ばせ、自分たちは酒盛りをする会?を時々開いているが、先日も行われた。といっても、長男の学年は定期テストがあるため誰も参加せず、娘2人と妻が参加した(実際は酒盛りがメインで、子供は口実に過ぎず‥)。

夜に迎えに来いとコールあり。妻は自転車なので、娘一人だけ連れて帰ってほしいからポルシェでいいよと言われたので、ケイマンで迎えに行った(‥ていうか、自転車でも飲酒運転やなあ)。

到着すると、酔っぱらったママ友の何人かが「えっ、ポルシェ? ポルシェ?。」と食いついてきた。すごい、ピカピカ~(1~2週間ごとに洗車している。4年で4尻を洗った回数をとっくに超えた。ガラスコーティングのおかげで水洗いだけでめっちゃきれいになる)、パパ素敵と言われ、中古なんですよ~と言いつつもまんざらではなかった(笑。

気分よく家に帰った後、長女から衝撃の言葉が。

「お母さんひどいんだよ、お父さんが全裸で浣腸していることを皆に言ったんだよ。」

‥なんでそんな話になるねんと思って聞いたら、長男の学年の子供らが、家で全裸になる者が多いという話になり、うちは長男は全裸にはならないが、旦那が全裸でうろうろし、ついでにセルフ浣腸をしていると暴露したらしい。

その後、長女の友達が、これまで見た人の中で僕が一番話しかけるなオーラを出しているとも言っていたと傷口に塩を塗られたが、それよりも浣腸を暴露されたことが衝撃でどうでもよかった。

妻にうけたか?と聞いたら、大爆笑だったらしいのでまあええか。しかし、ポルシェでさっそうと現れたと自分で思っていたら、「セルフ浣腸‥。」と思われていたのかと思うと若いころならそれだけで引きこもる原因になりそうだが、おさーんの僕には大したダメージもない。事実だし。

先日も下痢型の過敏性腸症候群IBS)に悩む女子高生が外来に来たが、IBSはなった人にしかわからない辛さがある(うちも僕以外は快便だ)。「症候群」であり病態は多彩で、また「疾患」ではないため、理解を得るのが難しいこともある。

僕も下痢型IBSだったが、最近は便秘型IBSになり、ほっとくと週に1回くらいしか便が出ないこともある。最近浣腸が頻回となっているが全く出ないこともあり、強迫障害めいているなと自分で思うこともある。

 

今日の体重は77.5㎏。ちょっと減ったかな?