生きよ 堕ちよ

高校留年~プータロー~文系大学~再受験し医師~内視鏡に魅せられ消化器内科へ

久々のESDで緊張した

まだ若いつもりでも老いは着々と身をむしばんでいる。先日、娘たちと散歩に行った際、通りがかった公園に鉄棒があった。小3の娘はクルクル回り続けることができるし、年長の娘も逆上がりができるようになっていた。負けじとおっさんも逆上がりをしてみたところ、体と鉄棒の間に陰茎が挟まり、絶叫しそうになった。なんとか完遂したけれども代償は大きく、陰部ほどではないが他の部位もギシギシいっていた。

長女はブレイブボードをすいすい乗りこなしているし、次女もあっという間に自転車に乗れるようになっていた。失って気づく若さのかけがえのなさ。娘たちが眩しい。

 

大学病院に英文誌がないと前回書いたが、一部はオンラインで読むことができた。

‥そりゃそうだよな、日本の学会誌もオンライン化が進んできているし。個人的には紙媒体の方が好きなんだけど。あんまり読まない学会の雑誌はオンライン化してほしいけど。

 

今週、大学病院にうつって初めてESDを自分で行った。身内に職員がいて、若干難しい病変のため、准教授直々に切除を依頼された。

‥プレッシャーが。施設をうつって初めての症例はできればくそ簡単な前庭部病変あたりをサクッと切ってどや顔したかった(それでどや顔するのもどうかと思うけど)。

初めての症例で偶発症をおこすとその印象を払拭するのが大変なので、かなり慎重に切った。体部大彎の病変でやや難易度が高かったが、糸付きクリップがかなり有効で標本は40㎜を超えたが、30分ちょいで偶発症なく切ることができた。ほっとした。

 

今週、前病院で診ていた人(♂)がこちらを受診したいといって、外来に来ていると連絡があった。結構なVIPで超お金持ちで、この日はおつきの人が来ているとのことであった。外来に来てくれたらいつでも診ますよと返事をしておいた。

よっぽど有名(と実力は必ずしも相関しないけど)な医師ならともかく、普通は医師個人よりも病院を目当てに通っていると思っているので、病院を変わる際にはもちろん誰も誘わなかったし(というか聞かれない限り自分からはほとんど辞めることを言わなかった)、来ると言ってくれた人達もやんわりと断っておいた。

来るとしたら僕のファンのおばあちゃんたちかな?と思っていたので意外だった。

 

今日の体重は76.1㎏。今日はバイトであり、昼は王将で唐揚げとニラレバを食べた。炭水化物は抑えたが、カロリーは1000kcalオーバー(笑。内視鏡中に、私と同世代で当直してその後内視鏡は大変ですねとナースに言われた。

確かに救急当直は結構きついが、これでOO円もらえるのだから、頑張らねばと言い聞かせながらしのいでいる。前の病院の時の当直代は屁みたいなものだったので、このあたりの消化器救急は俺が守っていると自己陶酔して当直のきつさを紛らわせていた。そうでもしないとやってられない面もある。やっぱり夜は寝るものだ。