生きよ 堕ちよ

高校留年~プータロー~文系大学~再受験し医師~内視鏡に魅せられ消化器内科へ

ヒヤリ・ハット

正月明けから食べまくっていたこともあり、体重計から足が遠のいていたが、思い切って数日前に乗ってみたら、80.1㎏と80㎏をオーバーしていた。これはやばいと節制を開始した。

当科ではチーム制が採用されていて、チームで一緒に昼食を食べるという風習?がある。これまでの病院では空いた時間にぱっと一人で食べることが多かったので、この風習にはまだ違和感がある。

近くの喫茶店で食べることが多く(大学病院の近くなのにタバコが吸えるので、喫煙者のDr.には人気がある)、美味しいのだが如何せん高カロリーなメニューが多い。そのせいか、じわじわと体重が増えてきていた。

緊急事態宣言のおかげで売店で買って医局で食べるようになったため、セーブしやすくなった。本当はプロテインとおにぎり一個くらいにしたいが、チームで食べることは変わらないので自重している(笑。

 

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ここで取り上げたマスク拒否おっさんが逮捕されたということを先日取り上げたが、このおっさん(といっても僕より若いけど)、普段はマスクしていたらしい。

‥ほんとだっせえやつ。

 

先日の内視鏡のバイトでインシデント事案(ヒヤリ・ハット)があった。

外科の先生に大腸内視鏡を頼まれ、病変の造影もして欲しいと言われた。 外科の先生は手術で立ち会えないと思いますとのことだったが、へーいと了承した。

検査の準備ができたと呼ばれたので透視室にいくと、患者は透視台に既に横たわっていた。患者を連れてきた看護補助(と思しき人)が、私もう出ていっていいの~とナースに言っていたが、皆忙しくて返事をしないので、近くにいた僕に言ってきた。

社会人の礼儀として、こういう時は敬語か丁寧語やろ、なんでためぐちやねんとイラッとしながら、「別にいいんじゃないですか(知らんがな)。」と答えた。

台に横たわっている患者の肛門に指でゼリーを塗って、さて内視鏡を入れようとした時に放射線技師が部屋に飛び込んできて、患者の名前が違うと言った。

違う検査に来た患者であったが、どうやら看護助手が名前をもごもご言ったらしく、放射線技師もそのまま通してしまったらしい。大学病院や前病院のような大病院ではこういうことが起こらないように、自分の名前や生年月日を言わせたり、ネームバンドを用いたりしてタイムアウトをしているが、バイト先のような小さな民間病院では徹底しきれていない。

その患者も高齢で自分が受ける検査を理解していなかったし、主治医である外科Dr.がいなかったなどが重なったが、それにしても危ないところであった。大腸内視鏡するしないくらいなら後の影響は小さいが、外科の手術であれば取り返しのつかないことになっていた可能性もある。

僕自身も注意するべきであったと反省した。

 

今日の体重は79.4㎏。75㎏くらいまでは戻したい。