日曜日、長女の自転車の練習に付き合うため娘二人と公園へ。僕自身、自転車に乗るのには結構苦労した記憶があり、おかんに荷台を支えてもらっていた記憶があるが、息子、娘共にさほど苦労せずに乗りこなしている。二人ともスイミングにも嫌な顔せず通っているし(僕は嫌で嫌で仕方がなかった)、僕とはちょっと違う。
自転車にはすぐに飽きて近くの公園で二人で遊び出した。うちの娘が木のつるにぶら下がって遊んでいるのを見て、近くで遊んでいた親子連れ(おかあさんと女の子)も真似しだした。
突然、長女が「かつらさん、かつらさん」と僕に向かって言いだした。何を言っているのだ、この子は?と思ったら、「だってお父さん、かつらだもん。」と言いだした。
次女も長女と一緒になって「かつら、かつら。」と言いだした。近くにいた親子連れのおかあさんは聞こえないふりをしていたが、絶対に聞こえている。
必死になって否定するとどつぼにはまるので、「なんでやねん」とだけいうと、「だって頭黒いもん。」とわけのわからないことを言いだした。最近白髪がめっきり進んできて染める頻度が増えているくらいなのに、黒いって。
しかも、僕はその時ニット帽をかぶっていた。休日だから、かつらつけずに帽子でごまかしていると思われているかも、いやそもそもヅラちゃうねんけどと被害妄想が暴走し始めた。
しかし二人ともしつこい。いい加減イライラしてきたが、そんなことで怒るわけにもいかず、無視してフェードするのを待つしかなかった。
その後、ブランコに移って遊んでいるとその親子連れが帰る際にうちの子にバイバイと言ってきた。長女と次女の間くらいの身長の女の子でてっきり幼稚園の年中か年長くらいかなと思っていたら、長女が同じクラスの子だよ~と言い出した。
えっ、同級生? そうやった、うちの娘は1月生まれのくせにでかいんやった。しかし、全くしゃべっていなかったのでまさか同級生とは思わなかった。
クラスであの子のお父さんはヅラって広まったらどうしよう。でも悪いのは長女だけど。
学校で何も言われていないか聞いてみたが、隠しているから大丈夫と言っていた(笑。
今月は妻、長男、長女と3人誕生日を迎えるので、ケーキをその夜食べた。居間でだらだらしていたら、専攻医から潰瘍出血が止血できないとヘルプコールあり。
9時過ぎだったので、車は空いていた。いつもの様にテンションを上げながら車を走らせた。体上部大彎後壁の水没しやすいところの潰瘍から動脈性に出血しており、若干難しかったが止血は可能であった。
一部抜粋。
「何なんですか? あの筋トレだけ言うて来る『どこを目指してるんですか?』」「早起きしてゴルフ行ってるヤツには誰も何も言わへん」「お前らこそどこ目指してんねん!」と怒りを爆発させて笑いを誘っていた。
わかるわあ。北斗琉拳のシャチのように、筋肉界の入口をちょろちょろしている僕でも、時々言われる。
「何を目指してるんですか?」「どこを目指してるんですか?」
‥他のことを一生懸命頑張っていても、何を目指している?とは言われないと思う。
べつにええやん、大きなお世話だとしか言いようがない。
そう言ってしまっては身も蓋もないので、「闘える体をキープしたいから(闘わないけれども)」「服が似合う身体にしたいから。」「また太りたくないから。」「鏡を見るのが楽しい。」などと言っている。どれもこれも真実の側面をとらえてはいるが、全貌をとらえてはいない。氷山の一角を表現しているだけだ。
楽しいからではダメなのだろうか。行為に意味を求めだすとニヒリズムに陥ってしまうので、僕は思考停止している。人に迷惑かけなければ、別にいいやんか。
ナルシシズム丸出しなんが滑稽なんか? 僕は程度の差こそあれ、ナルシシズムがないものはいないと思っている。自己嫌悪すら、ナルシシズムの産物だ。
興奮して血圧上がりそうだし、きりがないのでよそう。
今日の体重は78.2㎏。肩と上腕筋のトレーニングをした。