生きよ 堕ちよ

高校留年~プータロー~文系大学~再受験し医師~内視鏡に魅せられ消化器内科へ

働き方改革は遠い

今日は小学校の参観日だった。小学校2年の娘は図工で絵をかいており、末娘と見ていたらお兄ちゃんの方に行ってと言って追い出された。

小5の息子は、小3の子にリコーダーの指導をしていた。意外と真面目に指導しており、小3の子がディープスロート張りに笛を加えているのを注意して、浅く加えるように指導していた。その子が笛を吹く拍子に立派な青洟が出たり入ったりしていて、遠くで見ている僕は笑いをこらえるのに必死だったが、息子はくすりともせずに指導を続けていた。

 

今週はかなり忙しかった。午前、午後をそれぞれ1コマとすると、僕は午前に胃カメラ2コマ、午後に大腸内視鏡3コマ入れられている(この時点でスタッフとしては最多だ)。その他、外来が2コマあり、残りの3コマは治療内視鏡や小腸内視鏡であるが、今週は外来以外の3コマもすべて内視鏡のヘルプに呼ばれ、合計8コマルーチンの内視鏡をする羽目になった。他にやりたいこともあり、専攻医でもないのに、こんなに内視鏡ばかりしたくないのが本音だ。

しかもESDの指導が4件(3件は手を出した)、自分でやったのが1件あり、そのうち4件が大腸だった。火曜日はESDが2件あり、2件目が終わったのは22時近かった。緊急でない治療内視鏡がこの時間に終わるのは問題だと思う。しかし、ルーチンの内視鏡はヘルプを呼ばないと回らない量になっているので(数至上主義のトップのせいだ)、治療内視鏡を早く始めるなんてのは最近では夢物語となっている。

働き方改革? なにそれ? 残業を減らせ減らせというが、実際具体的には何もしていない。残業が月80時間越えたら、メンタルヘルスケアを受けることができますよ(強制でなく、あくまで自主的に)という紙が毎月配られるが、そんなもの屁にもならないと思っているので、受けたことはない。

水曜日に自分でやった大腸ESDはS状結腸の管腔を埋め尽くすくらいの隆起型のポリープで筋層牽引所見か線維化かよくわからない所見があり、かなり難渋した。3時間かかったが、何とか偶発症をおこさず切除できた。とってみると3㎝強と思ったより小さく、家族に見せた時も「これがあの大きかったポリープですか?」と言われた。火曜日ほどではないが、終わったら20時を回っていた。

 

火曜日は帰宅が日をまたぎそうだったので、途中で妻に、食事はなんか買って帰るとメールした。帰宅途中にセブンイレブンによって夕食を見繕ったが、時間が遅いせいか品揃えがあまりよくない。最近はサラダとサラダチキンが多いが、さすがに疲れていてジャンクなものを食べたかったので、金の味噌ラーメンを選んだ。

レジに持っていくと、サッカー日本代表のユニフォームを着た店員が、「これめちゃくちゃうまいっすよ。」と言ってきた。自分の店の商品を褒めるのもどうかと思いますけど、でも本当に美味しいとも言っていた。彼曰く、セブンイレブンはみそとハンバーグとカレーにこだわっているらしい。確かに金のハンバーグや金のカレーは美味しかった。楽しみです、早く食べたいですと答えておいた。

家で作ってみたら、確かにうまかった。腹が空いていたせいもあるだろうが、かなりレベルが高く、店員さんが言うだけのことはあった。僕はラーメン屋に行くとほぼ味噌ラーメンしか頼まないが(一度王将で味噌ラーメンが品切れと言われた時はしばしボー然としてしまったことがある)、味噌ラーメンにうるさい(?)僕も満足できた。

 

今日の体重は76.5kg。今日は参観後に家族でネパール人がやってるカレー屋に行き、たくさん食べた。チーズナンを頼み過ぎて余ったので、妻が持ち帰るので包んでくれというと嫌な顔を一つせず、包んでくれた。ネパール人はいい人が多く、末娘はラッシーをサービスしてもらっていた。いつかはカトマンドゥに行ってみたいなと思っている。