生きよ 堕ちよ

高校留年~プータロー~文系大学~再受験し医師~内視鏡に魅せられ消化器内科へ

息子が試験に合格し、僕は試験監督をした

息子が私立中学に合格した。本命の中学ではなく、他県の中学であるが、近くで試験をしてくれることもあり、この近辺の子も試験慣れとして受けることが多い。息子の実力からすれば滑り止めとは言えず、ガチンコ勝負だったが、なんとか受かることができた。

返ってきた点数を見ると、国語は平均点以上だったが、算数と理科が平均以下だった。あまり本を読む方ではないのに、国語は結構いい点を取ってくる。最も国語は勉強量と実力が相関しにくい科目だ。僕自身も国語はあまり勉強しなかったが、それなりの点が取れていたし、センターも9割を越えた。

算数に一番力を入れるように言っているが、出来はいまいちだ。理科は暗記の要素が強いが、本腰入れて暗記していない。覚えるためには何度も反復する必要があるが、こればかりは本人がその気にならないとどうしようもない。個人的には社会などの暗記科目にのめりこみすぎるのはあまりいいとは思わない(日本史や世界史だけ得意で受験の結果が思わしくないものを複数見てきた)が、それでもある程度やる必要はある。

塾から帰ってきた息子におめでとうといい、好物の刺身を買ってやった(笑。

 

試験と言えば、大学で進級試験の試験監督をした。医師が2人で、職員が4人だったが、なぜか試験監督責任者にさせられていて、思わず二度見した。まるっきり初めてなのにいきなりかい。責任者はいろいろアナウンスをしないといけないので若干めんどくさい。

‥ていうか、全員職員じゃあかんのかね?

たかが進級試験とあなどるなかれ、ものすごく厳しくて僕がこれまで受けたどの試験より厳格だった。カバンや携帯持ち込み禁止で、基本的に持ち込んでいいのは筆記用具と学生証のみで筆箱もダメだった。目薬やティッシュ、マスクなどは事前申請すれば持ち込み可能だった。

遅刻した学生は基本的に試験を受けさせないとされているし(一人遅刻したものは教学課に行った後受験を許されていた)、トイレに行く際は金属探知機で体をチェックされ、帰ってきた後は一番前に座らされるし、席は出席番号順じゃなくてランダムに決められているし、間隔をあけて座らせるために教室を2つ使って学生を二分しているなど、進級試験でここまでやるかとカルチャーショックだった。

試験は1時間×2で間に20分休みと長丁場だった。試験中は座ることも許されず(もう一人の医師はこっそり座ってたけど。途中変わって後半から来たくせに、わしずっとたちっぱやぞ)、うろうろするように言われ、内職も禁止だった。

1人怪しい動きをしている奴がいたが、ガチで捕まえる気はしなかったので(恨まれてもやだし)、見て見ぬふりをした。カンニングするんなら、ばれずに上手にやれっつうの。

カンニングと言えば、大学の同級生♀が4回生の時の試験の際に、足に書いてカンニングしたのがばれて連れ出されたことがあった。カンニングがばれれば全科目0点で留年するはずだったが、その学生は留年しなかった。どういうからくりを使ったのだろう? 留年したものもいたが納得できなかっただろうな。

余りに暇なので、女性男性比率を数えたり(ぴったり女:男=1:2だった)、左利きのものを数えたり、かわいい子を探したりしていた。学生も早々にあきらめて寝るものやボーっとしている者もいた。

後輩が一度試験監督をやってみたかったなどと言っていたが(一応助教以上しかできない)、僕は全くやりたいと思わなかったし、今後もやりたいとは思わない。でもまた回ってくるんだろうな。どっと疲れた。

 

今日の体重は78.8㎏。最近結構食べている。正月明けから本腰入れて減量だ。