先日バイト先で緊急ERCPを頼まれた。大学病院に移ってから術後胃のERCPは1回やったけど(不成功に終わった)、通常のERCPはやっていない。
この記事によると2019年3月25日が最終なので2年弱ぶりだ。ERCPは結構好きな手技でテンションは上がったが、2年近くやってないので大丈夫かな?という不安もあった。
EGD6件、CS2件を午前中に片づけて午後からERCPへ。ERBDチューブの交換で、これまで幾度となくERCPをされているが、乳頭到達が難しいと所見には書かれていた。
何とかなるやろと思い開始したが確かに難しい。球部には入るが、下行部へどうしても入らない。試行錯誤し、左側臥位で何とか下行部へ挿入できた。乳頭到達後はスコープも安定し、ERBDチューブを抜去してこれまで同様2本留置した。うまくいってよかった。
その検査の前に術後胃(Roux-Y再建)の黄疸にPTCD(この病院にはバルーン内視鏡がない)も言われていたが、結局外科の先生がやることになった。 PTCDに至っては5年以上やっていない気がする。
抜粋。
『批判覚悟で切なる思いを訴えた内村選手。その理由を「もしこの状況で五輪がなくなってしまったら、大げさに言ったら死ぬかもしれない。それくらい喪失感が大きい。それだけ命かけてこの舞台に出るために僕だけじゃなく東京オリンピックを目指すアスリートはやってきている」と、東京五輪への強い思いを明かしました。』
僕だって五輪で日本人がメダルを取るのを見て、スポーツの時くらいしか出てこない単純なナショナリズムにひたりたい。才能もない、努力もしない人間がテレビの前で夢を見るのがスポーツなんてどこかの大学教授が言っているが、それのどこが悪い? 傲慢な人間やで。
しかし、五輪のために入国してきた外人が感染源となり、そのせいで命を落とす人が出てくる可能性がある。大げさに言わなくてもそうだ。またCOVID-19のせいで生活が成り立たなくなってきている人もいる。仕事を失った人もいる。
今はまだCOVID-19との闘いの真っただ中だ。今回の五輪が最後のチャンスでピークを逃してしまう選手は気の毒だが、五輪を強行することでもっと不幸な事態になりかねない。
今日の体重は78.7㎏。