先日、他院へ患者を転送し、QQ車に同乗したが、転送を受けてくれた医師、対応してくれた研修医、転送してくれたQQ隊、いずれも「受けてやるんだ」という態度ではなく、皆感じがよかった。
僕がQQで有名な病院に勤務していた時、ひっきりなしに転送をいわれ、疲労もあって傲慢な態度を取ったことがあった。猛省。もともと地べた這いつくばった自分を忘れてはいかん。どん底から立ち上がっただけが強みなのに。
帰りのタクシーの運転手もいい人で、男梅を2つくれたｗ 美味しかった。
前々病院在籍時までは大腸内視鏡の盲腸到達時間を測って、平均時間、中央値などを計算していた。平均4分を切ったらやめようと思っていたが、3分代になっても続けていたｗ
大学病院に移ってやらなくなったが、ふと今どれくらいなのだろう、3分切ったかな？と思い、計算してみた。まず6月、7月を計算したら、平均3分を切っていなかったので、4月～8月全て調べてみた（それより前は前バイトのデータがないので諦めた）。
4月 44件 平均3.20±1.82分 中央値2.75分
5月 43件 平均3.88±2.67分 中央値3分
6月 41件 平均3.29±1.73分 中央値3分
7月 47件 平均3.13±1.96分 中央値2.5分
8月 34件 平均3.14±1.32分 中央値2.75分
残念ながら平均3分切れず。中央値は切っているのでええか。惜しかったのは7月で一人11分でTCSした人がいたが、その人が5分程度なら3分切っていた。ただ、この人は前医でTCSできておらず、かなり難しかったので仕方ない。他院でTCSできなかった人をTCSできた時は脳になんかの汁がじゅわっと出るｗ
前々病院の最後の3か月（2019年）のデータもついでに。
1月 33件 平均4.87±2.89分 中央値3.75分
2月 24件 平均3.47±1.70分 中央値3.375分
3月 18件 平均4.02±2.15分 中央値3.375分
2019年は件数少なめだが、2018年は40～50件行っている月もあった。
実感ではここ5～6年、実力はあまり変わっていないと思っていたが、時間の観点からは上達している。まだ上達の余地はあるし、時間は一側面にしか過ぎないが。
痛い1分より、痛くない3分だと思うが、標準的な症例に15分は許容されない。いい条件で観察するためにはある程度早い挿入が必要だし、他の検査との兼ね合いもある。
今月は1分代が結構あるので期待が高まったが、先日、これまで2回トライされTCSできなかった人のCSをバイト先で頼まれた。
便失禁がかなりあり、嫌な予感しかしなかったが、大腸内も便で埋もれていた。前処置を確認したら、モビプレップ（という下剤）を200mlしか飲んでいないと（普通は1L＋水or茶を500ml飲んで綺麗にならなければさらに追加で飲む）。この量だと飲んでいないのとイコールだ。今まで働いた病院では、前処置不良であれば、追加処置を確認され、それが普通だと思ってた。ここは確認すらしていなかった。
‥これ、検査する意味ある？と思い、自分が主治医なら検査中止とするが、頼まれた以上頑張らねばということで10分かけてTCS。脳汁はでたが、平均3分切りは遠のいたｗ
10分、2分、1分、1分、1分だと平均は3分だが、中央値は1分だ。やはり中央値の方が大事かなと正当化しておくｗ
今日の体重は75.9㎏。昨日74.9㎏だったが、夜カレーを食べ過ぎて1㎏増えた。今日の夜もふるさと納税で頼んだ天下一品のこってりを食べてしまったｗ
