生きよ 堕ちよ

高校留年~プータロー~文系大学~再受験し医師~内視鏡に魅せられ消化器内科へ

神奈川県医師会、よく言ってくれた

今日も回診で病院にいる。ICU入室患者もいるが、そこまで手がかかることもなかった。

www.asahi.com

 

一部抜粋。

『県によると、PCR検査には行政検査と民間機関検査の2種類がある。医療機関が公的保険適用で検査する場合は、事前に県と事務契約を結ぶ必要があるが、金大とは契約がない。「内部でやっても法的に問題はないが、もし陽性だったらどうしたのか。しっくりこないものがある」として、国に手続き面などの確認を取っているという。』

‥事務契約とかお役所的なこと言うてるから検査がいつまでたっても増えないんやろ。大学で調べて何が悪いのかわからん。検査難民があふれかえって、病院ショッピングして感染が拡大する可能性についてはどう考えんねん。家にいろて言ったってそれができるものばかりやないやろ。

 

 

https://kanagawa-med.or.jp/images/04-%E3%81%94%E3%81%BE%E3%81%8B%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A7%E3%80%81%E9%96%93%E9%81%95%E3%81%A3%E3%81%9F%E6%83%85%E5%A0%B1%E3%81%AB.pdf

埋め込みで貼れないのでURLのみ。神奈川県医師会のHPより。

以下引用。

『ごまかされないで、間違った情報に
この新しい未知のウイルスに、本当の専門家がいません。本当は誰もわからないのです。過去の類似のウイルスの経験のみですべてを語ろうとする危うさがあります。そして専門家でもないコメンテーターが、まるでエンターテインメントのように同じような主張を繰り返しているテレビ報道があります。視聴者の不安に寄り添うコメンテーターは、聞いていても視聴者の心情に心地よく響くものです。不安や苛立ちかが多い時こそ、慎重に考えてください。
実際の診療現場の実情に即した意見かどうかがとても重要です。正しい考えが、市民や県民に反映されないと不安だけが広まってしまいます。危機感だけあおり、感情的に的外れのお話を展開しているその時に、国籍を持たず、国境を持たないウイルスは密やかに感染を拡大しているのです。
第一線で活躍している医師は、現場対応に追われてテレビに出ている時間はありません。出演している医療関係者も長時間メディアに出てくる時間があれば、出来るだけ早く第一線の医療現場に戻ってきて、今現場で戦っている医療従事者と一緒に奮闘すべきだろうと思います。

太字は僕。すべて大事なところなので全部強調してもいいくらいだ。よく言ってくれた。本当にその通りだ。他の医療もあり、全ての医師が新型コロナ対応をするのは非現実的だし、そうせざるを得なくなると完全に医療崩壊だ。しかし、新型コロナの専門家面してテレビでコメントをいうくらいなら専門家らしい仕事をするべきだというのは至極最もだ。

今週末もだが、来週末も仕事があるし、さっさと帰ろう。