生きよ 堕ちよ

高校留年~プータロー~文系大学~再受験し医師~内視鏡に魅せられ消化器内科へ

美味しいお肉と腹筋が攣ったことで再確認した加齢

先日入院していた患者さんから高級牛肉(A5!)が我々のチーム全員に送られてきたので本日食べた。霜降りのいいお肉過ぎてちょっと食べる分には美味しかったが、たくさんあったので胸焼けしてしまった。今もまだもたれている。

‥若いころは全く平気だったのに年だなあ。油こいものを食べた後はタバコがおいしい(気がする)ので今すったらおいしいんだろうな。

 

今週は十二指腸粘膜下腫瘍の切開生検(球部内で反転して行った。ザクザク腫瘍に切り込むように鬼軍曹に言われ、穴空かないかな?こえーと思いつつ言われるとおりにザクザクいった。幸い偶発症なく、退院していった)や難しい大腸ESDのヘルプなどまあまあ濃い一週間だった。

反面、内視鏡バイトは暇でEGD1件のみであった。9時半には終わってしまい、ついてくれたナースに終わりですよね?というと、「遠いところから来ていただいたのにすいません。」と言われた。こちらこそ、こんなのでお給料を頂いてしまってすいませんと謝っておいた。

そこのバイトはペイが大変良く(准教授の内視鏡バイトと同じ額)、EGD1件ではかなりの赤字だと思うので心苦しくなる。最近はどこの病院も収益が悪化しており(特に検診は壊滅的)、僕のバイトもいつなくなるかと不安で仕方がない(2県またいでいるし)。

そういう中、給付金の申請書が来たのはちょっと嬉しかった。5人家族なのでかなりの大金だ。アベノマスクはまだ届かないけど‥。正直いらないし、今からでもやーめたっていえば誰も文句は言わないだろう(ネット記事で、作っている人さえ赤字だって言ってたし。その分補償に回した方がよっぽどいい)。必要書類をそろえてすぐに送った。

 

バイト中に内視鏡が終わってぼーっとしていたら、下腹部に激痛が走った、これまで経験したことがない痛みで、思わず押さえるとその部位がカチカチになっていた。痛みに耐えながら、え、穿孔した?と焦った。冷静に考えれば局所的に硬くなるわけがないのだが、その時はそれどころではなかった。しばらく耐えていると、痛みは自然に軽快し、硬かった腹部も柔らかくなっていた。

おそらくは腹筋が攣ったのだろう。最近はならないけど、何年か前はこむら返りに年数回なり、夜中に飛び起きることがあった。その時の痛みに似ていた気もするが、その時は何の痛みかわからず耐えるしかなかった。

‥いよいよ、ポンコツに磨きがかかってきているな。

 

明日は日当直バイトだ。そこの病院の平日のバイトに行っている先生曰く、大学派遣以外のバイトは切られているらしい。検診で稼いでいる病院ゆえ、厳しい状況なのだろう。