『出来ない理由を並べるのではなく、やれる可能性を探るべきではないか?』
オリンピック開催を希望する人がこのようなことを言うのを何回か聞いた。やれる可能性を探るためにはできない理由を否定しないといけないのに、それをせずにやれる可能性を探れなんて一見ポジティブに見えることを言うのは、無責任だし思考停止だ。
開催の可能性を探る必要があるのは、開催に反対しているものではない、賛成しているものだ。そして今のところ、コロナの蔓延を防ぎ、安全にできるという案は皆無だ。そりゃそうだ、緊急事態宣言を出しても解除したとたんリバウンドしているのに。なんだ、まんぼうって。ふざけてんのか?
国のトップが、人類がコロナに打ち勝った証になんてことを言っているが、どこをどう見たら打ち勝っているのだ? 世界を見ても全く収束していないではないか。キチンと現実に向き合う必要がある。また愚かな歴史を繰り返すつもりか?
火曜日に2回目のCOVID-19ワクチンを打った。
こんなものをもらったが、コピーで原本はもらえず。前日に打った同僚は翌日しんどいという者が多かった。2日酔いのような感じやとにかくだるいとのことであった。僕自身は打った直後から軽度の頭痛がみられたが、関係あるのかどうかは不明。
大学病院に来てから前病院に比べて緊急内視鏡の頻度はぐっと減ったが、注射後にICU入室中の血便患者に出張CSをしに行った。ECMO(COVID-19ではない)が回っていて、体位変換難しいかなと思ったが、側臥位にできますか?と聞いてみると、ナースがあっさりと仰臥位から側臥位にした。深部に虚血性変化を認めたが、活動性出血はなかった。
水曜日はバイト。頭痛が続くので、朝からNSAIDsを飲んだ。バイト先では熱っぽい感じがし、節々が若干痛いが、風邪を引いた時よりマシな程度だった。念のため昼にもNSAIDsを飲んだ。
内視鏡バイト後に当直に行かないといけないので、2県またいでドライブ。ドライブインで肉串を食べ、温泉につかってから当直に向かうのがルーティンだが、食欲はあったし、温泉で体温を測っても平熱であるので、そのままこなした。当直はQQ車一台受けたが、その他は穏やかだった。今日の体調は普通で、頭痛も無かった。
皆がしんどいしんどいというほどはしんどくなかったが、若い先生の多くがしんどいと言っていたので、おっさんになったら副反応も鈍いのか?と思ったけど、年上の先生もしんどいと言っていたので、たまたまなのだろう。
抗体がどれくらい持つかはっきりとしていないし、速く打ったのはいいが、数が増えるであろう今年の冬に抗体が消失していたらなんのこっちゃわからんな。