生きよ 堕ちよ

高校留年~プータロー~文系大学~再受験し医師~内視鏡に魅せられ消化器内科へ

低い壁ですまん

親父、僕共に勤務医で大学は異なるが似たようなレベルだ。が、中身はあまり似ていない(顔はなんとなく似てきたし、どちらもインドア)。親父は囲碁の有段者で将棋も強いが、僕は囲碁のルールを知らないし、将棋もじっくり考えられないのであまり好きではない。親父はルービックキューブも2~3分で6面揃えられたが、僕はまぐれで2面だ。

‥なんか僕がバカみたいだw 

息子が卓球部に加えて、将棋部に入り、将棋をやろうと最近うるさかった。頭使いたくないし、息子に負けるのは癪なので断っていたが、しつこいので飛車角金銀落ちならやってやると言ったら、それでも勝てると言い出したのでやったら勿論勝った。次に飛車角金落ち、飛車角落ちでやったが、さすがにそれも勝った。大人げないw

‥飛車落ちでやったら負けたwww 中学生の頃親父と何回か将棋したが、僕は一度も勝ったことがなかったのに、たやすく超えられた低い壁w すまん、息子よ。でも、もうやらない負けるとムカつくからw

‥ださっ。

 

今週は今年初のESDをした。食道の病変で門歯36㎝、38㎝にそれぞれ病変があり、一括切除するつもりだったが、今回門歯34㎝にも怪しい病変があった。全部一括で取ると潰瘍が大きくなるなと思い、二つに分ける予定としたが、マーキングしてみると意外と近くて、最終的にはつながってしまった。21分と13分で切除。前者は長径25㎜と小さかったが、小さい方が潜り込みが難しく、時間がかかった。一括で取ればよかったと反省した。潰瘍は50㎜以上あるが、細長いので狭窄は多分こない。経過良好。

 

今週は内視鏡的静脈瘤硬化療法(EIS)も行った。F3のぶっとい静脈瘤ならともかく、F2の静脈瘤だったので、久々だし入るかな?と若干不安だったが、なんとかintraに薬を入れることができた。経過良好。

 

内視鏡的静脈瘤結紮術(EVL)のほうが遥かに簡単だが、EISの方が効果が高いし、その目的で紹介されてきたので、EISをチョイスした正直、EVLでよかったと思うw。前々病院でEISはそれなりにやっていたが、大学病院では皆無だったので3年以上あいている。

大学病院では消化管と肝胆膵内科が完全に別れていたので(しかも仲悪い)、EVLを自分でしようとしただけでブーブー言われたし(肝胆膵に送らないのか?とうざい准教授に言われたので、これくらいできるわ、ぼけっと言いそうになった)、EISどころかEVLもやったことない先生も結構いた(大学病院では緊急で消化管出血をあまり受けていなかったが、EVLできない医師が多いというのが理由だった)。

EVLは医師一人でもできるが(このブーブー言われた時も未経験の若い先生に経験させた)、EISは習熟した医師が最低二人いるので、大学病院でやる気はしなかった。‥もっと仲良く色々一緒にやればいいのに。縦割りうざいわ。

 

今日の体重は80.1㎏。正月太りが解消されないw