抜粋。
『食事制限や運動は不要。やせやすく太りにくい――。インターネット上で「やせ薬」として紹介される糖尿病の治療薬に出荷制限がかかる事態が生じている。製薬会社の供給不足が主な原因とされるが、その背景には美容目的での利用の広がりもある。糖尿病治療に影響が出るとして、医師らは「本当に必要な人に薬が行き渡らなくなる」と危機感をにじませる。』
『問題になっているのは「GLP―1受容体作動薬」。インスリンの分泌を促して血糖値を下げる働きをする。注射薬や飲み薬があり、「2型糖尿病患者」に投与される。欧米では、食欲を抑えるとして肥満症の治療でも使われている。』
『製薬会社や日本糖尿病学会、厚生労働省などの関係機関は、こうした薬について「糖尿病でない人への安全性と有効性は確認されていない」として注意喚起している。』
‥ぜったいあかんやろ。楽して痩せようとして、適応外の薬使うって正気か？
ニッチなブログだから書くが、子供らの学校のおえらいさんが、学校の集まりでインスリンを使って痩せたと自慢していたらしい。糖尿病は気がある程度で、インスリンが必要なレベルではない。
自分のことをモラルが高い人間だとは思わないが、これはあかんし、僕は絶対に処方しない。保険診療はもちろん、自費診療でもしない。
糖尿病の怖さはある程度浸透していて、高血糖が悪いとは皆わかっているだろうが、本当に怖いのは低血糖で、最悪死ぬ。繰り返すが、非糖尿病の患者にインスリンなど絶対に処方してはだめだ。病院の名前も言ってたらしいが、そこそこ有名病院だった。なにしとんねん、金の亡者か。
楽して痩せようとして下手したら命落とすって、スリルでひりひりしたいんか？ ヴァカですか？
今週は1件ESD。食道のちっこい病変だが、ちっこすぎても逆にやりにくい。20分ほどで切除。軽度の痛みが出たが、経過良好で早期退院した。治癒切除であった。
今日の体重は76.5㎏。金曜日は75㎏台なのに、土曜日は76㎏台ということが続いている。今日は息子が研修旅行でいないので、妻と次女と3人（長女はなぜか来なかった）でトルコ料理を食べに行った。
ケバブ。ごっつい美味かった。レンズ豆のスープ、フムス、ピラウ、ピデなどなどどれもこれも美味かった。世界三大料理は伊達じゃない。しかし、食べ過ぎてしまった。
